2023年12月26日火曜日

『メリークリスマス』

私;『これは、多いですが。

JR駅からご自宅までを良くご利用いただくお客様。
お客様;『自宅まで、お願いね
いつも決まりのルートを走行して、ワンメ完結。
ところがこの日、精算でトレイに出された料金は、ワンメの3倍弱のお金。
当然、
私;『多すぎますが
とお話しをすると、
お客様;『私の母国のクリスマスでは、家族で過ごすの。仕事とは、大変ですね。
私;『ありがとうございます。いつも、すみません。』
このお客様は、いつもチップをいただくが、流石に、この金額では恐縮してしまう。
私;『お客様も、良きクリスマスをお過ごしください。』
田舎にも此の様な方がおられる。

2023年12月13日水曜日

煽り運転、それは犯罪です!

お客様;『後ろの車、ハイビームで眩しいね。

赤信号で停止していると、接近していた後続車がハイビームのまま。
しかも、フォグライトを眩しく点灯している。
私;『この地域では、あの様な煽り運転の車が多いですよ。
私;『愉快犯ですよ。
お客様;『私の車、ドライブレコーダーが前方だけですが、後方にも付けた方が良いですかね
私;『それは、付けた方が良いですよ。』
更に付け加えて、
私;『ドライブレコーダーは、安いのではなく、ちゃんとした物を付けた方が良いですよ。』
加えて、自分の教訓としてご説明。
そうこうする内に、我がタクシーは、交差点に差し掛かり、右折レーンへ車線変更。
そして、後続の煽り運転車は、直進へ。
ところが、その直進する車の車種&車のナンバーを確認すると、
私;『あ!。あの煽り運転の車は、煽り運転の愉快犯ですよ。』
お客様;『嫌だね。いつまでも自分で車の運転はね
私;<その内に、煽り運転の車のドライバーは、痛い目に遭うね。>
私;<変な車を煽ると、貴方の身が、・・・。>

2023年12月9日土曜日

田舎のタクシーで、行燈が”赤の点滅”していても、世間の反応なし!?

私;『ウワ!。私のタクシーの行燈が”赤の点滅”している!!!。

その日、通常通りに始業前点検を終えて出庫。
その二番目のお客様をお迎えに現着して、予約時間まで暫し待機。
ところが、お迎え場所の周囲の窓ガラスに”赤く点滅”が映し出されていた。

私;『?。
私;『!。
私;『もしや、このタクシーの行燈が”赤く点滅”しているのか?
下車して確認すると、驚愕の事象に遭遇。
私;『しかし、此処までの道中で、多くの人や車に遭遇したが、何のトラブルも無く着いたのだが。』
所詮、ここが田舎。
私;『だが、これが本当に起きた場合が、何の助けも来ないことを示しているから、怖いね。』

2023年11月29日水曜日

乗り合いタクシー、デマンドタクシー

同僚;『その制度は、会社の経営にとっては、如何なものかな。

私;『私は、乗り合いタクシーの担当をして、走りっぱなし&座りっ放し&真面な休憩無しの乗務で腰痛持ちとなり、毎週リハビリしつつの乗務。あんな制度は、無い方が良い。』
すると、現在も其の乗務をしているドライバーが、
同僚;『そう。休憩も取れないよ。
更に、
同僚;『最近では、利用者が増えてきて、もう散々だ。
私;『そりゃあ。タダ同然の利用料金だからね。』
故に、ここで話題が変わり、
同僚;『あんなにも1日の走行距離が多いから、この燃料高騰のご時世では、コスト面での経営への悪影響を及ぼすのではないかと思う
私;『確かにね。行政からの請負金額は、変わらないからね。』
現在の二種免許系の人手不足との絡みで、
同僚;『この乗り合いタクシー乗務は、忙しいだけ。タクシードライバーの売上に貢献していかないと、更に、人手不足になるぞ。』
私;『動いた分に各自の月収入が伸びていかなければ、此の業界に未来は暗いね。』
同僚;『もっとも、現在も田舎のタクシー会社は、高齢化が顕著。こんな業界に、都市部は兎も角として、若い人は来ないよ。』
私;<私も、この会社は長く勤めるつもりでは入社していないしね(笑)。>

2023年11月7日火曜日

『糞婆あ、それは、俺の所有権のある金だ。』

客(糞婆あ);『それ、私が、支払ったお金。

タクシー料金の支払いに、手取りながらも漸くに彼方此方から紙幣と五百円硬貨を出してきたので、
私;<さっさと清算を終えねば、いつになったら完結するか分からない。>
と、紙幣と硬貨を取り敢えずに助手席の上に置くと、
客(糞婆あ);『ちょっと、その五百円硬貨を返して。
またもや、グダグダと言って、後席から身を乗り出して助手席の五百円硬貨を掴んできたので、我が身体で阻止しつ
私;『この硬貨の今の所有権は、私にある。』
故に、
私;『持って行ったら、窃盗だぞ。』
ところが、この糞客、
客(糞婆あ);『私が、支払ったお金でしょ。
と、ヌカシテきた。
私;『支払ったから、私の”もの”。』
グダグダと遣り取り。
私;<疲れたなあ。>
その後、車から強制退去させて、
私;<無駄な10分だよ。>
私;<こんな客は、会社は、乗車拒否にして欲しいね。タクシー売上に要した時間でのコスト面では、割に合わないぞ。>

2023年11月3日金曜日

『折角に、休出したのに、出庫2H、仕事がないね。』

私;『本当にね。

JR駅前にて多くのタクシーが待機状態。
そんな状況下で、同僚が声を掛けてきた。
同僚A;『配車担当からすれば、多くの駒を抱えていた方が、楽だからね。』
同僚B;『でもね。経営的な観点では、如何なものか。』
同僚C;『我々は、時間給だから、無関係。』
私;『これが歩合制では、即帰るね。』
同僚B;『こんな稼ぎの状態では、これからタクシードライバーになろうとする人は、いないですよ。』

ところが、予想通りに、23時を過ぎると、多くのタクシードライバーが帰宅。
配車担当;『こんな勤務体系は、無駄・無理・アホ。』
私;『僅かに残るタクシーが、苦労するだけだ。』
と、サービス残業。


2023年11月2日木曜日

タクシードライバーへの転職

私;『あれ。タクシードライバーへの転職したのが、私と同じ年齢だ。

動画を検索していると、ふとかつてのわが身を思い出させる動画にヒット。
私;『この小松さん、これまでキツイ日々を送っていたのだろうな。』
そんな思いが蘇った。
私;『それにしても、良く東京のタクシードライバーになろうと決意したなあ。』
私も、東京にお誘いを受けたが、
私;『私には、無理無理。』
と、固辞。

地元のタクシー会社に就職。
それでも、私にとっては初めての客商売。
故に、心の余裕が出来るまでには2年半を要した。
お客様に教えられました。
周りの人から言われる言葉、自分ではそうは思っていないが。
友人曰く「あなたは、辛抱強い」

しかし、そのおかげで、夜も昼もご指名のお客様に巡り合うことができた。


2023年10月31日火曜日

『もうねえ。月曜日は、休業日でも良いよね』

配車担当;『本当に、この街の月曜日の夜は、電話が極めて少ないねえ

私;『本当に、”死んだ街”ですね。』
配車担当;『ハハハ。”死んだ街”ですか。
終業までの何時間かを稼働台数1台だったが、充分に時間を持て余してしまった。
私;『営業時間短縮よりも、夜のタクシーの営業停止ではないですかね。』
そこれからの忘年会シーズンに向けて、余り期待の薄い町。

2023年10月26日木曜日

『3台口です。』

私;『え?。あの先頭車は、このまま進行して、2、3台目のタクシーのことをどう考えているのかな。

案の定、2台目以降のタクシーが着けるのが逆向きになってしまった。
私;『この狭い路地。しょうがないね。一旦、通り過ぎて、此の先で転回してくるか。』
何とか苦心してお客様のお迎えの体制になった。
その後に、暫し待機ての発車。

ところが、順調に進行していくと、
して、出てこられた男性のお客様が、
お客様A;『そこを左に曲がって
私;『え?。ここをですか。』
あまりの狭さに確認。
お客様A;『そう
私;『そうですか。ですが、”通り抜けできない”看板が立っていますよ。』
お客様B;『ここではなく、此の先では?
私;『ちょっと行ってみますね。』
と、段々に狭くなり、
私;『この突き当たりのT字路は、右には曲がれません。』
両側の植木がドアミラーに当たってきたので、
私;『これを戻りますね。』
お客様C;『え!。この狭いところをバック!?。
お客様D;『プロだから、大丈夫
私;<道端の水路が気になるなあ。>
なんやかんやで、無事に脱出。

私;『大変な日だなあ。』

2023年10月24日火曜日

『俺ん家、分かる?』

私;『この店で、この時間での依頼ならば、あのお客かな

夜遅くの電話に、そんな予想をして御依頼の店に。
お店に到着して、店内へ声掛け。
そして、出てこられた男性のお客様が、
お客様A;『俺ん家、分かる?
私;『XXX信号を曲がって行った先ですね。』
と返事をすると、
お客様A;『お。運転手さんとは、良く遭うね。
私;『ありがとうございます。』
そんなこんなの車内の会話をしつつも無事に現着。
私;『ありがとうございました。』
と、完結。
私;<こんなお客様ばかりだと、助かるのだがねえ。>

『私が、奥様の降車のことばかりに注視していたのが、いけなかったかな』

お客様(ご主人様);『痛たた

私;『え!?。どうされましたか。
右後部に乗られたご主人様のドアサービスを行い、次に、
私;『奥様、お待ちくださいね。』
と、左後部座席にお乗りの足が悪くされている奥様に気を向けていたところ。
私;『?。』
タクシー後部からの叫び声。
私;『どうされましたか。』
転倒されているご主人様に近寄ると、
私;<しかし、何故に、こんな倒れ方をする?。>
何と右側のお顔付近からの出血。
私;『救急病院へ行かれますか?。』
お客様(奥様);『また、転んだの
お客様(ご主人様);『大丈夫
とは言うものの
私;『いえ。かなりの出血ですよ。』
私;『申し訳ございません。』
お客様(奥様);『いえ。運転手さんの責任ではありませんから、お気を使わないでください。
私;<そうは言ってくださるが、本日の一本目から此の有様では、嫌なスタートだ。>

その後、
泥酔状態の客2名も遭遇。
私;<嫌な一日だ。>

2023年10月21日土曜日

『タクシーの夜やるドライバー、いない?。』

配車担当;『この会社、このままでは危ういヨ

私;『このご時世、この時間給では、無理ですよ。
始業前点呼の時、厳しき現状を皆が認識するところ。
私;『老後を、稼ぎよりも、ノンビリと過ごしたいドライバーがいれば良いですがね。』
配車担当;『社長は、そんなことを真剣に考えていないからなあ。』
私;『東京では無人タクシーの実験が開始されますから、これからの田舎の此の業界は厳しいですね。』

でもね。
私;『タクシーは、物を運んでいる分けではない。』
更に、
田舎では無人タクシーなど無理。

2023年10月17日火曜日

『もう、この田舎町の夜のタクシーの必要性を感じないね』

 代行社のスタッフさん;『我々が、彼方此方と動き回っている間、駅前のタクシーは、停まったままだね(笑)

私;『流石に、長時間も停まったままでは、疲れますね(笑)。

情けない会話に、
私;『そろそろ、近場でも良いから動きたいね。』
私;『しかし、一週間で一番に暇な月曜日に、こんなにタクシーは不要だね。』
私;『それよりも、日曜日の稼働台数を2台だけでなく、3台にして欲しいね。』
同僚;『俺は、応援で、今日、呼び出されたが、必要なかったでしょう(笑)。』
私;『ハハハ。そうですね。』
同僚;『このまま、ほとんど仕事せずに、終わりそう。』
そんな同僚は、約束の終業時間となったので、早速に帰庫。
残ったタクシーは、
私;『いつもの週末のラスト・ドライバーの高齢者コンビか。』
<もう、今日も暇なまま終わりだね>
終わりの段取りをいていると、
私;『夜の休憩を挟んでの6時間ぶりの仕事だ。』
暫し様子見そんなことを代行社のドライバーに話すと、
代行社のスタッフさん;『ハハハ

終業点呼の時に、
私;『もう、この町で、タクシーは不要ですね。代行社がメインの夜の街ですよ。』
と、非常に疲れを覚えての帰宅。

2023年10月5日木曜日

え!?。あのママさんが、最敬礼!?。

吞み屋さんのママさん;『通常だと、乗車拒否の客ですよね

私;『そうですね。ドライバーによっては、断るケースですね。

同僚;『もう、暇だから帰るわ。
私;『まだ、依頼がある可能性も、ありますよ。』
ラストまで2台稼働の田舎のタクシー。
いつの間にか、この相棒の先輩ドライバーが帰ってしまった。
私;『やむを得ないね。一人で、踏ん張るか。』
と、終電も遠に過ぎて、真っ暗闇のJR駅前にて独り寂しく待機。
そんな時に、配車。
私;『ギョエ。この店で、この時間に、配車か。危険な匂いが、プンプンとしてきたな(笑)。』
現着して、お店にお声がけ。
すると、店内の様子が、
私;<やはり、我が危険信号が、点滅したぞ。>
如何にも、乗車拒否対象に近い気配が充満。
それから、10分程に待機していると、お店のママさんと連れの男性に支えられた超・泥酔状態の女性が店内から出てこられた。
私;<もう直ぐにラストの時間に、車内でのゲロは御免だぞ。>
暫し様子見。
すると、
吞み屋さんのママさん;『私も付いて行くね。独りでの介助は、大変だから。
との有り難いお言葉。
行き先と最終目的地を確認して発車。
当然、ママさんをお店まで連れて来なければならない。
そして、無事に、泥酔状態の女性に到着。
私;<車内もゲロで汚されていないし。安堵。>
これからは、気楽に走行。
ルートも確認して、無事に連れの男性も降車。
この後は、ママさんのみ。
吞み屋さんのママさん;『本当に、ありがとうございました。普通ならば、断るドライバーがいるから
私;『いえ。私も、若い頃は、泥酔状態して大勢の人に迷惑を掛けて来ましたから。』
そして、お店までご案内して、無事に清算を終えて、店を後にしようとすると、
私;『え!。この店のママさんが、”拝”の姿勢でのお見送り!。』
普段の様子からは窺えない知れないことであった。

私;『今日も、無事に帰庫!。』

2023年9月26日火曜日

タクシー料金改定

同僚;『釣り銭、今までは@50円玉が多く必要だったが、今度は@100円玉が必要だね。それと、割り引き客用に@10円玉がね。

私;『私は、釣り銭@50円玉を多く持っている。これを、どうしようかな。
同僚;『割り引き客に使えるよ。もしくは、事務所で@100円玉に交換して貰えば良いかな。
色々と悩みが変わってきた。

しかし、タクシー料金改定後の、お客様の反応は、
お客様;『タクシー料金も、こんなに上がって、他の物価も高騰。これから冬を迎えて、経済的に、大変。
私;『給与が、上がれば、少しは違いますがね。』
これから暫くは、タクシーのお客様も、少しタクシーの利用を控えていくのかな。

そんな昔の事を言われてもなあ

同僚;『私が此の車を担当していた時には、奇麗だったのになあ

私;<何代前の話し?。私が引き継いだのは、別のドライバーさんだったがね。
だが、私が引き継いだ時の此のタクシーの状態は、
お客様;「このタクシー、車体が曲がっていない?。車が直進しているのに、ハンドルが傾いている。
私;「お客様、車の事が詳しいですね。」
こんな会話をした記憶がある。

同僚からの嫌な気分となる指摘を受けて、
私;<こんな確かに、私が傷つけた個所をあるがね(笑)。
とは思いつつ、
私;<タクシー、こんな狭い路地を動いていれば、車体には傷が付くでしょう。

それでも、
私;『無事故が、最優先!。』

2023年9月21日木曜日

無事故で帰宅できて良かった

私;『今夜の乗務は、始めの内は2台が稼働していても、途中から私のタクシー1台のみになる。だから、具合が悪くても帰れない(泣)。

そんな日の配車担当が、あの嫌な人。
同僚;『また、あの配車担当は、携帯電話を持って飛び出しているよ。
私;『あの人が配車担当の日の乗務は、特別に疲れるのだよね。
そもそもが、
私;『私は、体の調子が芳しくないから帰りたいのだがね。

ところが、同僚が帰ってから、
私;『こんな日に限って、ミドル級のお客様に遭遇するのかなア(泣)。
案の定、道中の運転が、
私;<やはり、いつもと違うね。慎重に!。
完結してからも、急ぐことなく、
私;『無事故が、最優先!。』
そんなこんなで、
私;『無事に、帰庫!。』
帰りの運転も、慎重に、
私;『無事、帰宅。あ~ア、シンドイ。』


2023年9月19日火曜日

【続編】我が社の途轍もなく古いタクシーメーター

2023年タクシー料金改定に合わせて我が社のタクシーメーターを交換するとの噂の結果。

私;『ギョエ!。タクシーメーターを交換しないの!。
私;『私も経験したなア。脱糞トラブル。
てっきり、当初の噂では、タクシー料金改定に合わせて我が社のタクシーメーターを交換予定が、
社長;「費用の面で、現状維持。
とのこと。
同僚;『社長のポケットマネーで、ポンと払えるのにね(笑)。
私;『せめて、未収分の入金も出来ることを願うのだがね。
同僚;『電子決済も取り込んで欲しいね。
私;『地方の今後が危ぶまれる零細タクシー会社では、厳しい状況ですね。

2023年9月9日土曜日

懐かしい記憶を思い起こさせる事件を目にしました。

 タクシーで便を漏らす クリーニング代めぐり口論に 運転手にかみついた疑い 会社員の女逮捕 神戸(ABCニュース) - Yahoo!ニュース

私;『私も経験したなア。脱糞トラブル。
私;『あの時は、結局、後席シートが乾くまでに1週間、我がタクシーを使えなかった。嫌な記憶だ。』
この時、発車して然程にしない内に、
私;『嫌な臭いが充満してきたよな。今でも思い出すよ。』
途中には多くのコンビニエンスストアがあったのだから、
私;『若い女の子ではないのだから、何故に声を掛けてこなかったのかな。』
しかし、後で冷静になり考えれると、
私;『営業補償として、かなりの金額を請求できたね。』

2023年9月1日金曜日

我が社の途轍もなく古いタクシーメーター

私;<これの領収書は、このメーター表示の金額では、出せないでしょ

我が社のタクシーメーターでは、未収入金分を入力できない。
”領収書 発行”ボタンを押下すると、メーター表示金額で印刷される。
同僚;『俺は、そのまま渡している。面倒だからね。
私;『それは、マズイでしょ。
それは、当然のこと。
自分で支払いをしていないお金を他から貰うことは、違法ではないか!。
私;『それは、マズイでしょ。

2023年タクシー料金改定に合わせて我が社のタクシーメーターを交換するとの噂。
私;『ならば、クレジットカード対応。ETC連動。未収分入力、等を対応して欲しいね。

新型コロナ陽性者の乗車

 私;『え!?。乗車をお断りすると、”乗車拒否”にあたるのか。

始業前点呼を終えて事務所の掲示物を確認すると、驚きの内容を確認。
配車担当ドライバー;『新型コロナ 5類に移行したからね
私;『これからもタクシードライバーは、気を抜けないね。
今後も、
・マスク
・手洗い
・うがい
  等
は、大事。

2023年8月15日火曜日

『おいおい!。』

 私;『稼働台数、2台しかいないのだから、3台口など受けるなよ!。』

稼働台数2台のみ。
更には、その内の1台が何処かに行ってしまった状況下で来たのが、
私;『2台口か。もう1台は、直ぐに戻るのかな。お店へのお声掛けは、もう1台が来てからにするか。
と、周囲の状況を確認していると、
私;『おう。もう1台がトンデモナイ方向の会社方向から来るな。変だなあ。
注視していると、
私;『また、この配車担当は、自分でハンドルを握って来たか。(止めてくれないかなあ。それをやられると、現場のドライバーが仕事をせかされている様で、疲れるのだよね。
その人が着いて
配車担当ドライバー;『3台口
私;『え!?。(この人は、配車担当には不向き)
そんな会話をしていると、もう1台が着いて、お店にお声掛け。
暫くすると、お店のママさんが現れて
ママさん;『すみません。2台、キャンセル
配車担当ドライバー;『2台キャンセルですか
私;<そらみろ!!!。

同僚;『私も、こんな年齢だと他に就ける会社もないからね。辛抱しかないね。
私;『この会社も、高齢化等で、最近の退職者が多かった反面、こんな業界へ入ってくる人はいないですからね。』

しかし、今夜は、こんな様な場面にしばしば出くわすと、
私;『今夜は、いつもよりも疲労が甚だしい。クタクタだ。』
私;『明日は、有給休暇を前もって取得してあったから良かったが。いつもならば、明日も乗務。しかし、明日に疲れが残るね。

2023年7月31日月曜日

「ヤル気がないならば、帰れよ。」

私;『えエ?。JR駅前の先頭になったら、一旦下がってから、一番後につける!?。』

そんな様子を見ていたので、同僚に話すと、
同僚;『そろそろ就業時間になるから、仕事をしたくないのでしょうね
私;『この会社に来て、驚くことばかりですよ
同僚;『ワハハ
私;『仕事をせずに、(時間給制の)給料だけはチャンと貰いたいのですね
私;<だから、この会社は、こんな有り様なのだね。
しかし、
私;<今の私にとっては、気楽で良いね。>

2023年7月22日土曜日

『我が腰痛治療中の身には、拷問だよ。』

お客様;『これを積んで、自宅へ。』

某ホームセンターへの配車。
私;『買い物した物を積んで、自宅行きか
ここまでは呑気に構えての走行。
そして、現着するも、
私;『あれ?。お客様は、何処だ?。
すると、どこからともなく高齢の女性が現れて、指差した先の台車を見ると、
私;『この肥料三袋ですね
笑顔では、そう確認したものの
私;<おいおい。各20~30Kgあるよ。
しかも、
私;<土塗れの肥料三袋の此の重い物をタクシーのトランクへの揚げ降ろしかよ。車のトランクは、車体枠の上まで上げなければならないから、ツライのだよ。分かる?。この大変さ!。
お客様;『すみませんね。』
ここで気になるのは、
私;<自宅が本通りの際に有れば良いが、道路から自宅が離れていれば、こんな重い物を運ばねならないのだよ。
我が身体が心配になってきた。
私;<こんな事は、此のホームセンターに配達を頼めよ。

ところが、行き先の自宅の説明が曖昧模糊。
私;<説明する度に、場所が違うよ。この婆さん、大丈夫かな。
それでも何とか自宅を把握しての走行。
その後に、何とか道に迷う事無く到着。
お客様;『この台車に乗せてください。』
と言われた台車は、玄関内。
私;<おいおい。車から玄関内へ、肥料三袋を運ぶのかよ。
しかも、
私;<車のトランクから持ち上げて、そして、少し歩いて、それを、床の台車へ降ろすのかよ。まさに”拷問”だね。
おかげで、
私;<白手袋は、土まみれ。>
私;<制服にも、土が付着。>
私;<腰痛には、激痛。>
こんな事は、言えないが、
私;<この分の高額チップを寄こせ。>
私;<日本人は、サービスはタダだと思っている(怒)。>

本日の出だしで、我が身体がこんな具合で一日もつのか不安になってしまった。

2023年7月11日火曜日

『お。すぎぇえ。』

お客様;『今、領収書が、自動的に出るの。』

私;『いえ。必要かと思い、私が印刷しました。
夜にご自宅までお送りしたお客様の清算をして、お釣りをお渡しする時に、お釣りと一緒に領収書をお渡しすると、意外な反応が返ってきた。
私;<当然のことでやった迄のことだがね
お客様の意外な反応にドライバーの私が、ビックリしてしまった。

2023年7月6日木曜日

『運転手さん、地元の人?。』

私;『いえ。隣りのタクシー会社のエリアからの通勤です。』

私の様子が地元のタクシードライバーと違うと見えたのか、そんな問い掛けをされてきた。
お客様;『え?。そちらのタクシー会社の方が稼げるのではないですか。』
私;『稼ぐならば、そちらのタクシー会社です
お客様;『何故に、ここのタクシー会社に?。』
私;『私は、70歳を目前となりましたので、これからのタクシードライバー人生は、本来のタクシードライバーとして終えたいと思い、こちらのタクシー会社に移りました。』
お客様;『私も70歳を迎え、車の運転には注意する様になったね。』
これからは、無理せずに、無事故な日々を過ごしたいものです。

2023年7月4日火曜日

『今夜(日曜日の夜)は、忙しい?。』

私;『ハイ。忙しいです。今、私の車しかないので。』

お客様;『1台だけかえ。』
私;『もう1台は、何処か遠くに行ってしまいました
本来ならば、17時~23時までは、私の車を含めて2台の予定だったのだが。

そんなこんなの夜に、無線で会社を呼ぶも
私;『また、この配車担当は、何処かへ行ってしまったな。』
ふと、様子を見ていると、
私;<やはりね。>
と、自分の車で出掛けていた様子。
私;<ドライバーにとっては、困るね。>
私;<どうしようもない会社だ。>

2023年6月27日火曜日

『これから行ってもらえますか?。』

配車担当;『XXX中央病院への送りですが。お迎え場所は、無線で誘導しますが。』

私;『え!?。XXX中央病院ではなく、〇〇〇中央病院ですよね。XXX中央病院と言う病院は、無いと思いますが。
約20Km先の全国的にも有名な病院への送り。
だが、
私;『この時間だと危篤なのだね。途中の峠道が、キツイね。帰庫するのは、残業になるね。』
私;<月曜日の夜の街が、余りにも暇だったから。YouTubeで”峠道”の怪談話しを見てしまったよ。見るのではなかったよ。>
暇なので、そろそろ車庫に戻り洗車しようとして矢先の意外な依頼。

その後に誘導されて行った先は、廃ホテルの裏の狭い両隣りの民家も廃屋の如き寂しさが滲みだす木が通りに覆い被さる様な路地へ慎重に進入。
私;『以前にも此の路地に入ったが、心底に嫌な路地。しかも、行き止まりだよ。』
安すると、既に外にお待ちのお客様を発見して、乗車案内。
私;『お客様。行き先は”XXX中央病院”と伺っておりますが、〇〇〇中央病院の間違いではないでしょうか。病院に行かれている方に確認取れないでしょうか。』
と言いつつ発車。
道中、漸くに正しい行き先が確認できて、私の想定通りの行き先で確定して走行。
その道中、
私;『私は、母の死に目に逢えませんでした。いまでも、姉妹を恨んでおりますよ。』
お客様;『私も、実父の最後を看取ることが出来ませんでした。』
そんな会話をしつつ気持ちば急ぎ走行。
だが、
私;<今夜の峠道は、いつもは交通量が多いのに、今日に限って車が少ないね。車のライトに照らされた峠道は、不気味だな。あんなYouTubeを見るのでは、なかった。
何とか無事に〇〇〇中央病院の夜間窓口にご案内。
私;『ありがとうございました。』
何とも不思議な気持ちでの完結。

ところが、この帰路の峠道は、1人での走行故に、
私;『怖~い。』
さても、クタクタにて帰庫。

2023年6月26日月曜日

『無事に、帰還出来て良かった!。』

同僚;『あれ?。ボンネットが開いていない?。』

私;『え!?。』
高速利用でお客様をお送りして約25K円の売上を上げて、
私;『初っ端で、本日の日当クリア出来たなあ。』
と安堵の帰庫をしてから、JR駅まで待機している時に、同僚が声を掛けてきた。
同僚;『やはり、しっかりと閉まっていないよ。』
と言いつつ、ボンネットを閉めてくれた。
私;『ウワオ!。それならば、高速走行中は、ボンネットが開いていたのか。怖~!。』
同僚;『万が一、高速走行中に、ボンネットが開いたならば、大変な事になっていたよね。』
私;『そうですよ。新聞等のメディアに載ってしまいます。
その原因を分析すると、
私;『始業前点検の時に明けて、色々とやっている内に、閉め忘れたのだね。
更に、
私;『高速走行中は、常に大型トラックに追随して走行していて、加速車線はほとんど走らなかったのが幸いしたのだね。』
本日も無事故を感謝。

2023年6月13日火曜日

『新型コロナ禍前の賑わいは、こんなではなかったがね。』

私;『私の前の会社の様子は、新型コロナ禍明けた事もあり、売上UPした様です。』

お客様;『この街は、3年の月日の間に様変わりしたね。』
私;『以前に飲みに出ておられた方々も、3年分の歳を取っておりますからね。』
お客様;『この3年、皆が家吞みに慣れてしまったこともあるからね。』
私;『この新型コロナ禍、大手のタクシー会社の経営者の中には「新型コロナ禍明けても前の状態には戻らないであろう」と分析されておられましたからね。』
お客様;『そうですか。』
私;『新たな時代の幕明けでしょうか。』

2023年6月9日金曜日

『そこを、真っ直ぐ。』

(高齢の)お客様;『右に曲がらずに、先程の所を左です(怒)。』

私;『?。(さっき「真っ直ぐですね」と確認したではないか)』
ここら辺は、新しい道が出来て、昔とは全く道路が変化してきた地域。
当然の如くに、私は右カーブを道なりに走行。
ここが今や幹線道路になっている。
私;<この人。因業な。世の中、自分中心に動いていると思っているのかな。
私;『先程の所を左折ですね。失礼いたしました。』
(高齢の)お客様;『そう。』
私;<前の会社でもあったなあ。こんな道路。昔は「真っ直ぐ」と言っていたが、今では脇道となり「曲がって」と言う道路の個所だ。>
次からは、
客;「真っ直ぐ。」
と言われたら、
私;「右に道なりで宜しいですね。」
と、確認した方が良いね。
しかし、
私;<こんな風にルートを言うのは、このお婆さんだけだよ。>
私;<面倒くさい。>

『新車の割り当て、変だよ』

同僚;『大きな事故を起こした70歳を過ぎたドライバーに新車を与えることは、何を基準として行うのか。』

私;『そう言えば、そうですね。』
夜の暇な時間帯に同僚が怒りを込めて話しかけてきた。
私;『私は、前の会社に10年ほど在籍していましたが、いつも事故車のお下がりばかりでしたよ。』
同僚;『私は、前の会社では1度だ。』
私;『新車を2回も貰えたドライバーもいますがね。』
同僚;『その基準に悪意を感じるね。』
私;『ある時、新車が入る情報があり、同僚からは「次はゴマちゃんが貰えるぞ」と言われた事もありましたがね。』
世の中、気持ち良く仕事をしたいもの。

2023年6月7日水曜日

タクシー料金、値上げへ

同僚;『タクシー料金の値上げに伴い料金タクシーを変える様だよ。』

私;『タクシー料金の値上げがあるのですね。』
一般紙を購読していない我が身にとっては、驚きのニュース。
私;『先日、お客様からタクシー料金の値上げについて聞かれましたよ。』
同僚;『具体的にいつになるのか不明だがね。』
私;『タクシー料金メーターを変更するならば、ETCとの連動を図り、クレジットカードにも対応して欲しいですね。』
同僚;『今の世の流れだからな。』
私;『そうです。特に、此の地は、ロングの出る事が多いです。また、ビジネス客は、多額の現金を持ち歩いていないことが多いです。』
同僚;『そうは言っても、カード等の手数料が地方のタクシー会社ではキツイのも事実。』
私;『難しい課題ですね。』
同僚;『今、クレジットカードやPAYPAYが使えない事によりお客様が他地域のタクシー会社に客を奪われているのも事実だからな。』

遠くから通っているね

私;『私は、タクシードライバー人生がこれから先が長く無いと思い、せめて最後は普通のタクシードライバーで終えたいと思い、この会社に移りました。』

ある日、
私;『いつもならば、暇な夜なのに、今夜は遠くに帰られるお客様が多いな。』
そんな夜にお乗せしたお客様との会話。
お客様;『運転手さんは、此の地の人ではないのですか。』
私が此の地に疎いので、行き先の案内をお願いした時の事。
私;『はい。すみません。此の会社に入ったばかりでして。二つ先の街から通っています。』
お客様;『大変だね。』
ここから標記の会話になった。
お客様;『それなら私と同じだね。』
お話しをお聞きすると、某・団体の代表を息子さんに譲られて、今はノンビリと過ごされており、用事があり帰省されているとのこと。
そして、目的地に着き降りられる時に、
お客様;『それじゃあ頑張って。』
励ましのお言葉をいただき完結。
私;『ありがとうございました。』