2016年3月30日水曜日

2016年3月29日(火)

勤務時間:18:30~08:30

と始業点呼の為に事務所へ行くと、
  3月30日 賞与支給日
の張り紙が目に入った。
私;『私は、今年の7月で定年。その後は、嘱託待遇となり、時給30円Down、歩合率Down。まともに貰える最後の賞与となるかな。
意気消沈での始業。

そんな時に、会社よりの配車で割烹料理屋へのお迎え。
私;『ここでは、遠くのお客様に遭遇する事は、珍しい。
そんな事を思いながらお迎えに行くと、若い男女二人連れのお客様がお乗りになって来られた。
私;『どちらまででしょうか。
案の定、近場。
お客様;『セブンイレブン〇〇〇店へ。
しかし、ここへは厄介なルートとなる。 
私;<最短ルートは、狭いカーブの多い道。一方、比較的広い道は、少し遠回り。どうするか。ここのお店に来られて、しかも、若いお客様だから、狭い道は止めておこう。>
と思案して、少し遠回りでも広い道を進行。
最後の交差点に差し掛かると、
お客様;『すみません。行き先を変更しても良いですか。ここを右折して、ローソンへお願いします。 
私;『かまいませんが、右へ曲がりますと、最初の目的地からは遠くなりますが。
お客様;『ありがとうございます。それは、かまいません。
私;『かしこまりました。
その後は、無事に現着。 
私;<やはり、最短ルートがベストな選択とは限らない場合もあるね。>
こんな事は、お客様に聞けば良い事だが、プロのドライバーとしての提案も必要かな。

その後は、暇な当直。
すると、何とも珍しいタクシー代行二連荘を経験。
しかし、近場であった為に、然程の売上とはならずに、無事故で終業。

           本日の売上;ノルマの111%

2016年3月29日火曜日

2016年3月28日(月)

勤務時間:17:00~03:00

私;『今日は、暇な月曜日の夜の乗務。ノルマ・クリアは、至難の業だ。』
と考えて、
私;『今日は、暇であろうJR駅を避けて、忙しいかもしれないJR駅で客待ちをメインにしよう。
と、客待ちしていると、私の車が最後尾であるのにも関わらずドアを叩く音。
見ると、少し強面の中年男性のお客様。
私;『申し訳ありませんでした。気がつきませんでした。
すると、
お客様;『近いけど良い。
暇にしていてもしょうがないので、
私;『どうぞ。
と、目的地を確認して発車。
暫く世間話しをしながら走行していると、
お客様;『お宅の会社に〇〇〇と言う運転手いるね。
私;『はい、おります。何かありましたでしょうか。
お客様;『そいつ、この前に短いと終始機嫌が悪そうに嫌な態度を取られた。
私;『申し訳ありませんでした。
私;『これに懲りずにまた次回も宜しくお願い致します。
その後は、無事に現着。
私;<乗車料金は、お客様の言われる通りに、ワンメーターで完結。>

このドライバーへの苦情は、他のお客様からもお聞きした。そのお客様は、その後も利用していただいている気配は全くない。
この業界は、サービス業の側面も持つ。
何も言わない”物”を運んでいるわけではない。
悪い評判の広がるのは早い。
従って、一人々のお客様を大事にしていかないと、明日の私達の稼ぎを自分達で絶やす事になってしまう。
改めて日々の乗務でのお客様への対応を注意すべき事を認識。

何とか、トラブルにもならずに、ノルマ・クリアして乗務終了。 

           本日の売上;ノルマの112%

2016年3月28日月曜日

2016年3月26日(土)~27日(日)

2016年3月26日(土)

勤務時間:09:00~01:00

朝の早い時間帯に、会社からの配車でインターネット喫茶へのお迎え。
私;『厄介なルートが多いんだよね。此処のこの時間帯は。
 と、お迎えに行くと、かなり若いアベックが出て来た。
目的地を確認すると、
私;<あれ。この女性は、最近お乗せした時には高校生だったが、卒業したのかな。>
と、余計な事を思いつつも、ルートが思い浮かばない。
無難な箇所まで走行して、この先のルートを確認。
私;<最短ルートが有ったが、思い浮かばないから。>
私;『ココスの交差点経由で宜しいですか
と、聞くと、
お客様;『はい。いつも、その道です。
私;<あれ?。このルートは、少し大回りだが。ラッキー。>
途中に女性のお客様を降ろした後に、無事に男性のお客様を降ろして完結。

その後、JR駅前で4台目で客待ちしていると、私のタクシーに二人連れの此方もかなり若い女性が後部ドアの所に立っていた。
私;『気付くのが遅くなり申し訳ありませんでした。どちらまででしょうか。』
この年代層が行く場所は、限られて来るとのでロングは確実に無い。
お客様;『ショッピングセンターまで。
道中、私が気になっていた事をお聞きすると、
私;『私もツマラナイ事が気になりますので教えていただきたいのですが、同じ会社のタクシーが前に何台も止まっていて、何故に私のタクシーにお乗りになったのでしょうか。
すると、以外な回答。
お客様;『タクシーが始めてなので、優しそうな運転手さんを選んだのです。
私;『ありがとうございます。

私は、昔は若く見られるのが不利だったが、年齢を重ねて来ると、若く見られる事が有利に働く様になった。
私;<後は、身嗜みに気をつけなければいけないね。>

           本日の売上;ノルマの164%

2016年3月27日(日)

勤務時間:11:00~20:00

私;『流石に、今日は、朝から頭が痛い。シンドイから勤務も無理せずに適当にやっていこう。どうせ日曜日は、暇だ。』

なるべく身体が休める日曜日は暇なJR駅での客待ちを中心に活動。

ところが、本日は珍しくお客様がつながる。
私;『落ち着いて休めないヨ。

こんな日こそ
私;『事故には気をつけないと

その後は、何とか売上は二の次で乗務したが、ノルマ・クリア近く迄の売上となり、
私;<今日は、上出来。>
安堵の一日となった。

           本日の売上;ノルマの92%


【※】しかし、如何にブラック企業の多かったIT業界でも、この様な過酷な勤務スケジュールは、組まない。
これでは、社員ですら、
員;『こんなのは、人間のやる勤務じゃねエ。』
と言って辞めていくはずである。
ましてや、こんな事を平気で組む様な会社には、新しい社員も定着するはずも無い。

2016年3月25日金曜日

2016年3月23日(水)

勤務時間:18:00~08:30

私;『お。製薬会社からの予約だ。ロングが当たるかな。』
と、少し期待しつつも2台口でお迎えに伺うと、営業と思われる方が居られた。
お客様;『ちょっと待っていて下さい。
タクシー運転手への対応も丁寧で関心しつつも暫く待機すると2人の男性二人がお乗りになって来られた。
私;『どちら迄でしょうか
と、確認すると、
お客様;『〇〇〇総合病院へ。
そこは、私の掛かり付けの病院。しかも、場所は、二つ隣りの町。
しかし、今の時間帯は、割増となる前の時間帯故に、
私;『少し惜しいが、水曜日だからラッキー
して、無事に現着。
私;『ありがとうございました。
と、笑顔の挨拶。
当然、乗車料金;¥6千円弱の清算はチケット。

しかし、 後でもう1台の行き先を確認すると一万円超の行き先。
私;<地元が暇な時は、ロングは嬉しいが、今日の様な地元が良く動き日には、帰路が空車となるロングを避けれた事が、ラッキー。>

この後も、乗車料金;¥3~5,000円のお客様に恵まれて、安堵の日となった。

           本日の売上;ノルマの128%

2016年3月23日水曜日

2016年3月22日(火)

勤務時間:17:00~03:00

私;『今日は、昨日のマイナス分を少しでも挽回したい。
そんな夜は、
私;『週の初日だが、会社等の送別会が結構あるな。』
かなりの期待をしつつタクシーの動きも、通常だと早い時間帯には会社の客待ちの場所へ着けるが、今夜はJR駅前に遅くまで様子を見ながら客を狙う様に工夫。
すると、短いながらも回数勝負となり、しかも、会社からの配車も結構な数が貰えて、
私;<狙い通りの結果だ。>
と、JR駅前が暇になりそうな気配を察して、会社の客待ち場所へ移動。
これがまた、良い結果を生み、三~五千円程のお客様に良く遭遇。

そして、ラストが変わったお客様。
お客様;『〇〇〇ホテルへ。
と、男性が深夜に一人で行く場所かと思い、
私;『そこは、ラブホですが。
と、正直に話すと、
お客様;『どこのホテルも一杯で。中には電話に出ないホテルも有って、ここなら泊まれるかなと思って。
そこのホテルへ向かい現着して、清算ボタンを押下。
しかし、何と、
私;『ホテルは、満室の表示ですが。 
お客様;『バッグを置いて行くからちょっと待っていて。
と、ホテル内の様子を見に行かれた。
私は、その様子を見て、
私;『別のホテルへ行きそうだな。
と、再度、実車ボタンに押し直し。
すると、何処かへ電話をしている。
案の定、タクシーへ戻って来られて、
お客様;『×××ホテルが空いている様だから、そこへ。
私;<ヨッシャ。少し上乗せが出来た
良い一日の締め括りが出来た。 

           本日の売上;ノルマの155%

2016年3月22日火曜日

2016年3月21日(月)

勤務時間:10:00~01:00

同僚;『昨日の疲れが残っているな。』
私;『それは、私だけでは無いのですね。
朝から専ら昨日の苦労した話題でスタート。

私;<世間は、三連休の最終日。暇だぞ。
と、覚悟の始業。

乗務開始すると、予想以上の
私;『暇すぎて疲れる。』
そんな矢先に、危険な場面を起こしてしまった。

会社からの時間指定のお迎えでお店に向かう。
暫く待機していると、お店のスタッフの方が出て来て此方を見ている。
私;<あの人かな。>
と車をお着けるすると、
お客様;『バスターミナルへ。
ルートに悩むが近場の仕事。
私;<今日は、三桁ばかりだな。>
と、売上が低迷して気持ちも焦っているのがいけなかった。
前方の信号機が緑から黄色へと変わり右折の信号へ変わり始めた。
そして、思わずアクセルを踏んでしまった。
ところが何と、右折信号も出ていない内に対向車が回り始めた。
私;<。アブネエ
何とか衝突は回避出来たが。
私;<やはり、気持ちが焦るとロクな事はない。気をつけよう。>

三連休は、暇すぎて疲れも一入で終業。

           本日の売上;ノルマの55%

2016年3月20日日曜日

2016年3月20日(日)

勤務時間:08:00~18:30

私;『昨夜は、嫌な夢を見てしまった。現実とならなければ良いが。
と、疲れ一入の目覚めとなってしまった。
夢の中で、珍しくロングの客に当たり初めて行った場所で、当社と似た配色の地元のタクシーと何人かの人達から勘違いされて苦労した所へ、営業圏外にも関わらず勘違いした急ぎの人が乗ってしまった。
私;<さて、困ったな。
冷や汗一杯で悩んでいる時に目が覚めた。
私;『疲れた。』

そんな今日は、市街地一帯でイベントの為に終日の交通規制が掛かり、渋滞は必至。
私;『こんな時こそ無事故で終えたいね。

しかし、こんな時には、私の決意を覆す様な配車が来てしまった。
お客様のご自宅に迎えに行くと、大勢の人と一緒に車が1台出て来た。
目的地を確認すると、
お客様;『〇神社へ。後、後ろに1台車が付いて行きますので。
何と、交通規制の掛かった反対側の場所への依頼。
私;『そこの場所は、通常の道ではいけませんので、交通規制が掛かっている神社の近くの反対側迄で宜しいでしょうか。』
そのお願いも虚しく、
お客様;神社の前に着けて欲しいのですが。
ならば止むを得ない、
私;『大きく迂回していきますが、渋滞も予測されますが。』 
お客様;『11:00迄に着けて欲しいのですが。
私;『その時間でしたら間に合うかと思いますが。』
と、渋々の発進。
その後は、予想を遥かに超える交通障害に出くわす。
私;<狭い交差点、四方向から来たら全く動けないじゃないか。>

今日一日、こんな場面ばかりで
私;『心底疲れた。来年は、有休を取ろうかな。』
何とか無事故?で終業。

           本日の売上;ノルマの124%

2016年3月18日金曜日

2016年3月17日(木)

勤務時間:19:00~09:00

私;『いよいよ過酷勤務シーズンの始まりだ。
いつもの恒例イベント。

私;『しかし、IT業界のシステム・カットオーバー直線のキツイ時期と酷似。無理しない要にして、事故だけには気をつけないといけない。』
しかし、そうは言っても、
私;『仕事の前から気が重い。

そして、仕事も予想通りに
私;<暇だな。

そんな夜にイベントの取材で数日前から来られている報道関係の方々に助けられた。
夜~早朝までに計約11,000円の売上となった。 
私;『この仕事が無ければ今日の売上は、悲惨な状況となっていた。』
 感謝々

その後は、補給して、
私;『そろそろ終業だな。もう動きたくない。
と、配車が来ないであろう場所で只管待機して、
私;『長かった勤務も、無事故で終了。』

           本日の売上;ノルマの107%

2016年3月17日木曜日

2016年3月16日(水)

勤務時間:17:00~03:00

今夜は、休みの飲み屋がある為なのか、夜の人通りは少ない。
そのおかげで、
私;『今日のノルマ・クリアは、厳しそうだ。

ところが、何と最後のお客様に救われて、
私;『感謝々。』
しかし、そのお客様にも一つのドラマが展開。 

私;『そろそろラストのお客様かな
と、客待ちしていると、
私;<気難しそうな方だな。
を思わせる若い男性の方がお乗りになって来られた。
目的地をお聞きすると、
私;<右方向から行くのか、左回りから行くのか難しい地点だ。
駄目元でルートを確認すると、
お客様;『お任せ。どちらでも良い。 
私;<ならば無難な左回りだ。
と、発進。
その後は、なるべく会話をする様に心掛ける。
すると、
お客様;『途中のコンビニへ寄って。
指定のコンビニに寄り、ジッと待機していると買い物を終えて出て来た。
と思ったら、
私;<え。外に出てタバコに火を点ける。また、メーターのクレームはご免だぞ。
更に嫌なイメージを抱きつつも再び発進。
その後も会話をする様に心掛けて、無事に現着。 
お客様;『ハイ、これで。
とお札を差し出してきた。
私;『お釣りです。
小銭を渡そうとすると、
お客様;『いさやいさや。 
私;<・・・>
私;『これ、お釣りですが。 
お客様;『いさやいさや。
私;<あ。お釣りは、チップか。>
私;『ありがとうございます。 
お客様;『また宜しくね。
私;『こちらこそまたのご利用をお待ちしております。ありがとうございました。

このお客様のお陰で、
私;『今日も、何とかノルマをクリア出来た。』
本日も、ノルマ・クリアして終業。 

           本日の売上;ノルマの114%