2024年7月24日水曜日

『私は、今週で退職する』

同僚H;『この会社、TOPがどうしようもない。先行き無いね。私は、親の事もあるから、別の業種を歩むよ。

私が、この会社に入って間もない頃からの相談相手だった人。
しかし、この方の属するグループとは、トラブルを起こして、少し距離をおいていた。
そんな昨夜、2台口で行った先で、相手から話し掛けてきた。
驚きのその会社を辞めることは特に驚きの内容ではなかった。が、
私;『えらく、急な話しですね
同僚H;『このボケ社長では、この会社は駄目だね。
私;『社長は、従業員に指示を出さないですからね。
同僚H;『この会社の従業員の好き勝手し放題。

その影響で、
ボケ社長;『夜のタクシードライバー減る(?、減らす?)から、勤務体系を見直すから。
影響で以前から私が要望していたことにかこつけて、別件での話しの中で、そんな事を言ってきた。
私;<どうせ、夜は暇だから、夜の営業を縮小すれば(笑)。さすれば、私も退職するよ。

私;『段々と、ドライバーが去っていくなあ。』

2024年7月21日日曜日

『ここだけの話しだよ』

同僚U;『ドライブレコーダーを確認していたら、車内で喫煙している者がいる

始業前点検をしていると、驚きの声掛け。
同僚U;『この会社では珍しいことではないからね。他言無用だよ。
私;『やはり、そうでしたか

この担当車、二日間の休みを終えての初日、車内から違和感ある臭いが漂ってくる。
私;『この担当車の運転席の上の天井の黄ばみは、予想通りにタバコの黄ばみだったか。一生懸命に奇麗にしたが、完全に落ちない。嫌だなあ。
しかし、
私;『この黄ばみは、前からだからね。
私;『此の会社の社長自身が、自分の事しか考えない人だから、そのドライバー達も自然にそうなるよね。
故に、
私;『お客様から「この車の芳香剤、良い匂いですね」と言われるが、今後も欠かせないね。』

私;『でもなあ。タクシードライバー稼業、気持ちよく仕事をしたいよ。』

2024年7月17日水曜日

『え?。なんじゃあ~、これ~?。』

お客様;『高速PA下の駐車場までお願いします

暇な夜のJR駅前。
私;『雨の降りも中途半端で車が余計に汚れが酷くなるし、もう帰りたいね。
そんな事を思っていると、
私;<あれ?。ご夫婦かな。でもね。違う場合もあるから、言葉遣いも要注意。
そんな行き先を確認すると、
お客様;『そこに車を停めてあるので
とのこと。
途中、天候の話しをしつつも無事に到着。
私;『タクシー料金;¥900円となります。
と伝えると、
お客様;『これで
と、恐縮気味に差し出されたのが、


私;<え?。おもちゃ銀行券?。
私にとって初となる”日本銀行券”の千円札。
私;<何か、おもちゃ銀行券みたいだね。
私;『私は、初めて見ます。驚きました。
お客様;『そうですよね(笑)
私;<これ、納金せずに、取っておこうと。>
何とも不思議な気持ちで、
私;『ハイ。本日も無事にお仕舞い。

2024年7月16日火曜日

『運転手さん、珈琲飲む?。』

私;『?

暇な月曜日の夜、お店にお迎えに行き、漸く出て来られたお客様。
お客様;『お待たせしました
そして、目的地のホテルへ向かっている途中で、
お客様;『途中でコンビニに寄ってもらえますか
急遽、進路変更。
すると、コンビニの間もなく到着と言う頃に、
お客様;『珈琲は、大きい方が良い?。小さい方が良い?
との魔訶不可思議な問い掛けに、
私;<大きい方が単価が高いから、小さい方が良いか
魔訶不可思議な回答をして暫し様子を見ていると、
私;『ありゃりゃ。”小さい”珈琲とは、ドリップコーヒーの事が、余計に気を遣わせてしまったなあ。
その出来上がった珈琲と自分の買い物で両手が塞がったお客様がタクシーに戻って来られた。
お客様;『運転手さん、ハイ珈琲。
私;『すみません。ありがとうございます
大変に恐縮しての無事に目的地のホテルに到着。
私;『珈琲、ありがとうございました。こんなに手の掛かる珈琲をいただいたのは初めてです。ありがとうございました。
大変に感謝の思いで完結。

私;『本日の乗務は、これにてお仕舞い。』

番外編
私『贅沢を言えば、私はファミマの珈琲が好みだけどな。』

2024年7月9日火曜日

またかよ

私;『日報、次のものがセットされていない。日報、ファイルがぐしゃぐしゃ。燃料が半分近くで補給されていない。

始業前点検をしてこんなを状態を発見すると、そのまま帰ってしまいたくなる。
今日も始業前点呼にてこんな状態を報告すると、予想通りの回答。
配車担当;『日曜日の昼間に乗務は、配車した記録がない。どうせ、社長だろう。
私;<タクシードライバーにとって、お客様とは、お乗りいただく方は同然のこと、次に使用するドライバーもある面では客でしょう
こんな意識しか持たない会社のTOPでは、その会社は今後自然淘汰されていくであろう。

幸先良くない日では、ろくな事が起きない。
そんな日のラスト、
私;『こんな場所に、JR駅への配車?。
と考えてみれば、
私;『そうだ。日曜日の夜の稼働台数は、無いのか。
急ぎ現着すると、
私;<あれ?。JRの最終電車は遠に過ぎたのに、外国の方?。何故に?。
そんな疑問を抱きつつも乗車案内。
すると、
お客様;『JRXXX駅まで幾らですか?
相手がカタコトの日本語なので正確な理解が今一つだが、こんな言葉を言われた。
私;『今が深夜割増時間帯なので、おそらくは¥6K円程になります。』
お客様;『え?。そんなにするのですか?。
私;『今の所持金は、幾らですか?。』
お客様;『¥3,500円しかないです
私;『それでは無理ですね。』
お客様;『¥5,000円で行けないですか?
私;『それは、駄目ですね。』
私;『クレジットカード払いも出来ますが。』
お客様;『外国人なので、クレジットカードは無いです
私;<未収にして後日の決済は、かなりの不安もあるし。>
私;『向こうに着いてから友人に支払ってもらうことが出来ないですか?。』
そんなこんなの遣り取りをJR駅前で発車せずにやっていると、
配車担当;『もう、営業時間が終わるから、早く発車して
との業務連絡。
私;<何とかなるだろう。>
諦めの境地で発車。
その後、現着して暫くすると、嬉しいことに友人?が現れての無事に完結。

私;『あ~。シンド。』

2024年7月2日火曜日

『このタクシー、良い匂いがするね』

 私;『ありがとうございます

以前に嫌な思いをしたお客様をお迎えに行くと本日はお連れ様含まて2名様のご案内。
乗車して発車しての間もなくにそんなお声掛けして来られた。
お客様A;『近所に御社のドライバーが住んでいるが、その人のタクシーの臭いが良くない
私;『タクシー車内の芳香剤の選択は、難しいですね。
更に言葉を続けて、
私;『私も芳香剤の選択に悩みますので、女房に選んでもらってますよ。
お客様;『へえ。そうなの。
最初は嫌なイメージを抱いていたお客様と意外な会話をしつつ、予想通りの目的地とは言え、
私;<そのお店への最適ルートは、いずれかな?
トラブルを避けるべくのルートにて現着。
その後、無事に完結。
私;『ありがとうございました。』
私;<このお客様は、お酒が入ると性格がかなり変わるのだなあ>
そんな思いをして回送。

2024年6月22日土曜日

社長自らがこんなではね。

私;『ウワ。何この車内の泥汚れと燃料補給されていない状態は。

始業前点検をしていると、驚きの状態を発見。
勿論、始業前点呼にて此のことを報告。
すると、
配車担当;『昼間に乗務していたのは、・・・。社長だよ。
何とも呆れた事。
同僚;『社長では、おどろく事ではないね
私;『え!?。そうなんですか

従業員を指導すべき立場の人としてあるまじき行為。
私;<こんな、自分のことしか考えていないTOPだから、退職する人が多いし、現職の人達もヤル気スイッチが入らないのだね
そんな事を思いつつ私の分の日報を記入し始めると、
私;『ギョエ!?。昼間の日報を締めてないよ。なんとまあ。呆れた。

しかし、
他人の事は放って置くとして、我が身は担当車は次の人の為にちゃんとしている。
私;『TOPがこんなだから、皆は使用して車を奇麗にして返さないのだよ。