配置替えになり五日目。
本日の乗務に向けて我が家を出ようとすると、
女房:『何か忘れ物ない。』
と声を掛けてきた。
私:『あ!。ヤル気が何処かへ!。それと、気力も、』
すると、
女房:『馬鹿言ってないで、頑張って来な!。色々と有ったとしてもね。』
私:『オウ。』
歩合給ドライバーのサポートをするのが、我が役目。
明日からの”2026シルバーウィーク”を前にした金曜日の夜、会社として良き売上になるべく我れ奮闘するのみ。
リーマンショック起因によりIT業界を廃業。 その後は、失業、バイト生活を繰り返して、人生最悪の日々を過ごす。 そして、2013年春に50歳代後半で転職を決意。 しかも、50代後半での、我が人生初の客商売となるタクシードライバーへの転職。 その後、様々な出来事に直面する日々を悩みながら今日もハンドルを握る。
配置替えになり五日目。
本日の乗務に向けて我が家を出ようとすると、
女房:『何か忘れ物ない。』
と声を掛けてきた。
私:『あ!。ヤル気が何処かへ!。それと、気力も、』
すると、
女房:『馬鹿言ってないで、頑張って来な!。色々と有ったとしてもね。』
私:『オウ。』
歩合給ドライバーのサポートをするのが、我が役目。
明日からの”2026シルバーウィーク”を前にした金曜日の夜、会社として良き売上になるべく我れ奮闘するのみ。
配置替えになり四日目。
係長N:『おサボりに、行ってきます(笑)。』
始業前点呼を終えて、私が本日乗務するタクシーに向かっていると、今夜にグループ会社の営業エリアで乗務する同僚に遭遇。
その時に、声を掛けすると、何とも複雑な返しをしてきた。
私:<え?。俺が、今迄のグループ会社の乗務は、間接部門の輩では、こんな事を言っていたのか。>
一瞬、「ム」と。
これを翌日に女房に話しをすると、
女房:「馬鹿にしているね。」
と、怒り心頭。
私:『私は、このグループ会社のタクシー需要が消えて来てしまったから、何とか挽回しようと奮闘してきた。が、私のこれまでの時間は、何だったのか。』
そんな配置替えの初日の、グループ会社の乗務員と私の、同一時間帯での売上は、
私:『あれれ?。一般的にグループ会社の月曜日の売上は低迷したいたのが、今日は、私よりも上だ。』
そして、配置替えの二日目は、
私:『これまでもグループ会社の火曜日の売上は、まずまずの結果になった。今夜も、私よりも上だったか。』
更に、帰庫して本日乗務した同僚が、
係長Y:『常連のS様が「あれ?。いつものドライバーさんは?。いつも帰りの車中では楽しく会話をしていたのだが。ツマラナイネ」と言っていたよ。』
と言って来た。
私:『嬉しいことです。』
配置替えの三日目は、
私:『え!?。いつも然程ではない水曜日も、私よりも上だったのか。』
そんな様子を見聞きすると、
私:『なんだかなあ。』
係長S:『点呼を終えたら、ちょっと話があるのだが。』
始業前点呼の為に、事務所に行くと、係長が声を掛けて来た。
私:<あまり、良い話ではないな。私は、不要な存在になるのかな。>
そんな事を思いつつ、点呼を終えると、役員が声を掛けて来た。
役員K:『グループ会社の営業エリアの件だが。』
私:<此処は、赤字の垂れ流しだからねえ。>
続けて、
役員K:『此処は、営業赤字が続いている。それ故に、貴方は地元の営業エリアでの乗務に変更したい。如何ですか?。』
末端の時間給ドライバーからすれば、些か、遅い決断に感じる。
私:『毎日、売上が赤字の日報を眺めていると、いつかは判断されるとは思っておりました。』
話しは、こじれる事も無く決着。
だが、
事務所を後に、本日に乗務する車に来て思うのは、
私:『私は、そのグループ会社の営業エリアを乗務する事を念頭に、此の会社に出戻り。それが無くなれば、敢えて此のタクシー会社に居る意味が無い。』
とは言え、
私:『後何年、この仕事が出来るのかが疑問。』
故に、
私:『この会社で、ボチボチと無理せずに、頑張るかね。』
しかし、ここで感じるのは、
私:『私の代わりに、月給制ドライバーが行くにしても、コストは発生する。もっと、会社として全面的なリストラをすべきではないか。』
例えば、
夜間営業での常駐タクシーを無くす代わりに、スマホでタクシーを呼べるシステム構築。
そうすれば、JR駅でタクシーに乗りたいお客様も、列車内等で事前にタクシーを手配で出来る。
私:『会社の役員等は、10年後の此の会社像を如何に画いているのか。』
私:『あれ?。今夜、私が使用する車は?。』
そ出勤して事務所に来て見ると、いつも私が乗る車がいずれも他の高齢者ドライバー達が乗っており、駐車場には既になかった。
私:『え?。此のドライバー達の担当者は、他の車のはずだがなあ?。』
と、事務所に顔を出すと、点呼簿に記載されていたのは、
私:<え!。介護タクシー!?。>
私:<嫌だよ。そんな車種!。>
係長T:『御免。今日使用する車なんだが、・・・。』
係長N:『車庫に戻って、他の車があると思うが、・・・。』
私:『しょうがないですね。』
妥協しての出庫。
だが、
私:『シートは、固いし。足回りも、固いし。長時間の乗務には、ツライ。単発的な介護タクシーとしてならば、良いがね。』
こんな夜に限って、
私:『こんな車で、ロングは、御免だよ。』
何と、
・万収 ・・・1本
・二万収・・・1本
私:『腰痛リハビリ中の我が身には、キツイ。』
こんな夜ロングから戻り、同僚と話しをすると、同僚H:『その車、私も疲れる。』
私:『やはり、これは、私だけではなかったのか。』
これでも、何とか無事故で帰庫。
私:『「乗務する車が無いから帰る」と言えば、かつての辞めた元・課長からの「職場放棄!」と、また言われるのかな(笑)。』
私:『今夜の売上は、如何なものかな。』
そんな事を思いつつ、出庫。
ところが、
私:『あれれ?。昨日と変わらぬ動き?。』
そんな夜に、いつもの店から、いつもの方への配車。
ところが、
私:<?。今日は珍しくルートに注文をつけるね。>
いずれにせよ、
私:<良くお会いするタクシードライバーだから、そろそろ覚えていただけないかな。>
私:<それ程、私の印象が薄いかな。>
そして、いつもの如くに支払いに手間取り、完結。
こんな夜に、
私:<こんな夜遅くに、介護施設へ行かれるのか。入所者が危篤かな。>
私:<さてと、その施設は、もっと手前だったが、何処を上に曲がれば良いのかな。>
そんなこんなで、夜には遠くから目立つ介護施設を目指して、漸く現着。
清算の時には、謝罪しての¥千余円を自己負担しての完結。
私:『赤字の垂れ流し、かね。』
そんな故に、嘱託待遇の私が、こんな街の夜の担当をしている。
私:『とは言え。流石に、この売上を同年代の歩合給ドライバーに置き換えると、何とノルマの44%程の売上だよ。』
些か、呆れてしまう。
私:『いくら「時間給だから、居れば給料になるじゃん」と同僚から言われてもね。』
そんなこんなの夜を過ごす。
私:『明日は、(火)の夜だから、幾分マシか。』
私:『何だか。危なげな客だな。』
配車で居酒屋チェーン店に着けて、店に声掛けして現れたのが、かなりの泥酔状態の男性。
私:『嫌だぞ。こんな安月給で、殴られるのは。』
乗車して目的地をお伺い。
私:<住所を”字”で言われても、未だに私は把握出来ていないのだが。>
そんな事を思いつつも、発車。
ところが、発車して間も無くに、
客:『あ、そこの右側の整骨院は、まだ営業中かな?。営業中ならば、そこへ着けて。』
との突然の依頼。
直ぐに、その店の営業時間を確認して、
私:『まだ営業時間の様ですが、着けますか。(しかし、こんな泥酔客は、整骨院でも迷惑だろうな)』
客の意向を確認して、右側の店に何とか横付け。
しかし、
客:『ちょっと待っていて。聞いてくるから。』
とは言われたが、
私:『すみません。次の予約がありますので、また後でお電話をいただけますか。』
と、即完結して、速やかに離脱。
私:『やれやれ。』
それから程無くして、配車が来た。
私:『この配車のお客様は、二つ先の路地を入って行った高齢の女性の方かな。』
と、配車先の会社のタクシー乗り場に着けると、
私:『ありゃあ。予想が外れた。』
私:『先程の泥酔客。』
私:『しかも、名前が、配車で指定された名前と、実際の名前が相違する。』
私:『こんな泥酔客は、乗せないに限る。』
その後、色々と遣り取り。
この客は、以前に乗せた事のある客。
今回も”乗り合いタクシーのチケット”を利用しようとしたが、巌として拒否。
結果、乗車お断り。
やはり、私は、この客が既に乗車拒否の客だった事を、今日初めて知った。
帰庫後の終業点呼の時に経緯を報告。
そして、
私:『あのブラックリストの客は、かなり危ない人に思えますよ。』
私:『でも、事務所の皆さんのサポートのおかげで、無事故で帰庫できました。ありがとうございました。』
そんなこんなの、
私:『世の中、酔ってくると、性格が変わる人が多いからね。』