2015年6月30日火曜日

2015年6月28日(日)~29日(月)

2015年6月28日(日) 公休

今月度より、日曜日に関しては稼働台数調整の為に、一部のタクシー乗務員が休日となる。
従って、本日は、私が公休の順番なり。
私;<身体は楽だが、翌日が当直の為に、身体の時間調整が難しい。>



2015年6月29日(月) 乗務

私;<休みの後が、非常に暇な月曜日か。ノルマの50%に達すれば良い方だ。>案の定、本日は、惨憺たる状況となってしまった。
   みごと撃沈!

そんな本日、久しぶりのいつもご指名をいただくお客様。
私;『いつも有り難う御座います。月曜日に珍しいですね。』 
お客様;『最近は、お客様の都合で月曜日が休みです。
私;『私は、今日は朝までの勤務ですので、いつでもご連絡をお待ちしております。 
私;<知り合いでもない方からのご指名。嬉しいですね。>

その他は、駅の周辺を動くのみで終始。
そんな朝方のAM4:20に約10KM遠くのお客様への配車。
私;『どこまで行くのかな?。朝だから、出掛ける人であろうから最低でも約¥2,000円は出るとおもうが。 
と期待して急いで行くと、 
私;『あれ?。配車指示の場所に、該当する家が無い。どこだ?。予約時間が迫ってしまった。』
すると、会社からの無線が入る。
会社の配車担当;『場所、解らなければ聞いて来なければ駄目だ!。』
私;<配車指示が間違えているからいけないのではないのか(怒)。以前に来た時は、もっと先だと思ったが。>
と、思いつつも
私;『すみません。配車指示だと、今居る場所付近だと思いますが。』
周辺を捜していると、やはり先の方で手を上げている人を発見。
私;<やはり、私の予想が当たった。>
そして、会社へ無線を入れる。
私;『解りました。配車指示の場所がズレテいます。』
怒りを込めて返信。
直ぐにお客様をお乗せして目的地をお聞きすると、 
私;<え!。もっと遠くに行くの!。ガックシ(悲)。>

今日は、こんな悲しい出来事ばかりが続く。
最高額;¥2,580(数少ない二千円台、千円台も極めて少ないが)
  人生、やはり良い事は、少ないね。

            本日の売上;ノルマの48%

2015年6月28日日曜日

2015年6月27日(土)

2015年6月27日(土) 乗務


SDカード

出社するとSDカードが届いていた。
私;<無事故・無違反の証明書を、入社時に会社に提出したが、定期的に会社に届くのか。これで、事故や違反しても、会社に解るはずだ。深夜の速度違反には、気をつけねば。>
と思いつつも、空いていて帰路を急ぎたい状況では、どうしても速度が出てしまう。

そんな日の夕方、会社からの配車で葬祭場へ向うと、高齢の女性がお乗りになって来られた。
目的地をお聞きすると、たまにしか聞かない地名。
私;<どこかな?。>
私;『どのルートを行きますか?。』
と、確認して発車。
無事に到着。
すると、
お客様;『暫く待っていて貰える?。
私;<お!。ラッキー!。>
私は、メーターを切ってしまった後なので、そのままで待機。
お客様;『今日は、主人がいないからカラオケに行きたいの。デアイ(店)へ。』
私;『〇〇地区のデアイ(店)ですね。
と、しっかり確認した後で、
私;<待機していたのだから迎車料金もいただいて良いか。>
迎車ボタンも押して発車。
ところが、目的地に到着すると、  
お客様;『ここではなく。ここより手前。』 
私;『ここが、〇〇地区のデアイ(店)ですが。 
お客様;『そこを右に曲がって行って。』 
私;<こんな方面にあったかな?。> 
お客様;『そこの右の店。』 
私;『デンエン(店)ですね。 
お客様;『そう。すみません。私が間違えました。』
喜びの出来事の後に、悲しい出来事もある。

しかし、今日は、幸運続き。
最高額;¥8,400。

最後のお客様は、何と飲み屋へお送りした若い男性集団の一人が、
お客様;『私だけ先に行くのでメーターは、そのままで良いです。』
と、お陰で、勤務延長戦、かつ、この時の乗車料金は4千台。

 人生、悪い事ばかりではない。

            本日の売上;ノルマの201%

2015年6月26日金曜日

2015年6月26日(金)

2015年6月26日(金) 乗務


会社の配車担当;『今日は、往復各1名。帰路のヘルシンキからの飛行機は遅れる事が少ないから順調に帰って来れると思う。』
私;『それでは早く帰れるかな。』
期待して空港便午前便に出発。

往路は、余裕で空港に到着。
そして、空港のタクシー降車場に向けて走行していると、
私;『お!。ボーイング787初号機が駐機している。近くに行って見てみたいな。』
  ボーイング787初号機
と、ジャンボ・タクシーを、いつもとは別ルートに向けて発進。
私;『でも、この状況は、ドライブレコーダーに全て記録されているな。後で、会社から注意されるかな。でも、良いか。』
そんな事は気にせずにじっくりと観察した後に、帰路のお客様の到着待ちする為にタクシー乗り場へ着ける。
ところが、待てどもお客様が来ない。
私;『あれ!?。到着時間を遥かに超過しているのに、連絡不可だ。飛行機に乗っていないのかな。どうしようかな。』
と、空港でお客様の呼び出し依頼すると共に自社へお客様からの連絡有無の確認するが、
会社の配車担当;『何も連絡ない。』
私;『空港で呼び出ししても音沙汰なし。もう少し待ってみます。 
空港のタクシー乗り場警備員;『此処の長時間駐車は、駄目です。承知しておりましたか。』
私;『すみません。出発時間を大部過ぎているのですが、お客様がお見えにならないので、今後、気をつけます。
と、彼方此方と探し回っていると、漸くお客様が現れた。
お客様;『他のお客様は、お待ちですか?。空港の麻薬探知犬に捕まってしまって。
私;『他にお客様が居られましたら、既に出発しておりますが、本日はお一人様だけですので、運が良かったです。』
定刻より25分遅れで出発。 
私;<しかし、運転前に、色々と気を使い過ぎて疲れたな。>
 眠気との闘いに無事勝利して帰還。

            本日の売上;ノルマの128%

2015年6月24日水曜日

2015年6月23日(火)

2015年6月23日(火) 乗務


会社の課長;『昨日領収した福祉券は、昨年度の物で無効だから、集金して来て。』
私;『え?。』
私;<素直に貰えるとは思えないし、気が重いな。> 
会社の配車担当;『(地図を印刷して)福祉券に記載してある氏名と下車された場所から推測すると、自宅は此処だと思う。』
私;『集金が無理な時は、自己負担ですね。』
会社の課長;『この時期は、故意に出す人が多いから気をつけて。』

気持ちが落ち込んだ状態の1本目。
会社よりの配車で診療の終わって玄関が閉まっている病院へお迎え。
すると、裏口より出てこられた高齢の女性が乗って来られた。 
お客様;『〇〇眼科医院へ。 
私;『この時間も診療をやっているのですか?。』
お客様;『いえ、自宅がその近くで、車が自宅まで入っていけないの
と、タクシーを進めて行くと、
お客様;『え?。方向が違いますけど。
私;『・・・。』
お客様;『〇〇眼科医院ですが。
私;『!。』
私;『申し訳ありません。✕✕眼科医院と勘違いしておりました。


やはり、本日は、始業前の落ち込んだ気持ちが尾を引いて、
 売上は、見事に撃沈! 
私;<それでも、集金できただけでも良いか。>

            本日の売上;ノルマの79%

2015年6月23日火曜日

2015年6月22日(月)

2015年6月22日(月) 乗務


会社の同僚;『最近、退職者が続いているから、一人一人の売上が伸びているね。会社としての売上は、落ちている様だから。』
私;『あ!。そうですね。私は、テッキリ人の動きが増えているかと思っていました。』
我が社の人員は、適性台数に近づいているのかもしれない。
しかし、
会社の同僚;『新入社員が入る様だ。どうも若い様だ。』
私;『何歳ですか?。』
会社の同僚;『この業界では、若手の40歳台。いつまでもつかな。』
社員間の本音は、
<この売上が落ちている時に、人を増やすのか(怒)。>
ではないかな。

そんな今日、お得意様のある会社の重役様をお乗せして狭い見通しの悪い交差点に差し掛かった時に、大変に危険な場面に遭遇。
狭い見通しの悪い交差点だから、
私;<一時停止して左右を確認。OKの様だから、発進。>
そして、ゆっくりと前進して行くと、
私;<あれ?。右方向が明るくなった?。>
と、突然に車のライトが迫って来た。
私;<この狭い路地を、高速道路並みのスピードで走って来やがった。>
慌ててアクセルを踏み、危険回避。
お客様;『ここは、事故が多いところなんだよ。しかし、あの速度は、異常だ。万が一、事故になったら、後部座席の私が被害を受けた所だったヨ。』
私;『何事も無くて良かったです。でも、あの速度では、人が歩いていた場合は、轢いていますね。』 
私;<こんなヒヤリハットの連続が、大きな事故に繋がるから、気をつけよう。>
    ハインリッヒの法則
暫く書いていない事故報告書ですので、絶対に避けたい。
<無事故・ノークレーム>

            本日の売上;ノルマの98%

2015年6月22日月曜日

2015年6月21日(日)

2015年6月21日(日) 乗務


会社の配車担当;『昼間、消防団の大会があったから、夜も動きがあるまかもしれない。』私;<通常の日曜日の夜は暇だが、今日は期待出来るかな。>
と、一日終わってみれば、奇跡のノルマのクリア。

そんな日のまだ明るい時間帯に出会った酔っ払いのお客様。
会社からの配車でお迎えに行くと、
私;<あれ?。誰も居ない。> 
と、周辺を探し回ると、
私;<あの酔っ払いかな?。>
と、自車に戻り来るのを待っていると、 
私;<やっぱり、あの酔っ払いか。>
危惧しながら乗車していただき目的地をお聞きすると、比較的近く。
しかし、次の言葉に驚き、
お客様;『狭い道が嫌いだから広い道を行って。』
その目的地に行く道は全て狭い道ばかり。
私;<どうやって行くのか?。>

この様なお客様は、居られるのだが酔ったお客様には余計に気を使わなければいけない。
しっかりとルートを確認して発車。
私;<この先を曲がれば宜しいですね。>
途中のチェックポイントも充分にお客様に確認。
お陰で無事にクレーム無く到着。

他は、ほとんどが消防団の方々。
ルートは、充分に確認しての乗務。
私;<え?。この道を行くの?。>
と思って、余程の大回りで無い限り、提示されたルートで走行。
私;<クレームは、避けたいです。>

            本日の売上;ノルマの139%

2015年6月21日日曜日

2015年6月20日(土)

2015年6月20日(土) 乗務


私;『今日も、空港便朝からの担当。しかも、一日担当。更に、帰庫は深夜になりそうな予約状況。』
空港にAM到着してPM出発までに、約15時間の待機。

往路では、途中に2回事故直前の場面に遭遇。
1回目)
片側3車線の高速道路を走行中。私が中央車線を走行。ところが、左の車線を走行していたワゴン車が、突然に車線変更を掛けてきた。
当然、自車は、急ブレーキ。
私;<危ねえな。でも、事故にならずに良かった。> 
2回目)
今度は、バイクと危険な場面に遭遇。
相手のバイクは、ETCを搭載しているらしく、2箇所連続する料金所の内、最初の料金所では通常に走行。
ところが、2番目の料金所での場面で、その出来事が発生。
私;<あれ?。バイクの運転手が、余所を見ているし、速度も落ちて来たな。>
と、思っていると、突然に停止。
私は、ETCゲート直前でバイクと急接近していたので、
私;<あ!。危ない!。>
当然、自車は、急ブレーキ&ハンドル操作で回避行動。

私;<帰りも、気をつけよう!。>

空港近くの漁港(1)
空港近くの漁港(2)

そしていつもの休憩場所へ。
しかも、今日は土曜日だから休日で人出は多い。
こんな時には、余計に、
私;『何故、私は、こんな無駄な時間を費やしているのか?。自分の人生、これで良いかな?。』 と、考えさせられてします。 
私;『しかし、空港便は、一日の歩合はマイナスにならないから、辛抱々だ。』

そして、帰路。
帰りのお客様は、17:55~21:00到着とバラバラで
私;<こんな時は、お客様は、大きな荷物を持っての何時間もの待機をどうするのかと、気を使うね。>
その後は、何とか帰路に着くが、
会社の配車担当;『此方は、土砂降りだから気をつけて。』
私;<往路の事もあるし、気をつけよう。>
何とか無事に帰庫。

            本日の売上;ノルマの125%

2015年6月18日木曜日

2015年6月17日(水)

2015年6月17日(水) 乗務


深夜0時過ぎに、客待ちしているとキャリーバックを持ったビジネスマン風の男性がお乗りになって来られた。
そこで、目的地をお聞きすると
お客様;『スキー場へ。』 
私;<え!。こんな深夜にスキー場へ行くの?。新手のタクシー強盗?。>
と、内心ドキドキしながら進んで行き、
私;<いよいよこの交差点を右折すると、寂しい山の中へ入って行くぞ。>
しかも条件の悪い事に、天候は、雨降り、更に、霧が出て視界が極度に悪い。、
私;<街頭が無く暗くて道の識別できない。>
私;『こんな夜にスキー場へ来るのは初めてです。』 
お客様;『あそうですか。でも、夜になると、アベックが来るのですよ。下界の夜景を見るのも一つの目的ですが、本当の目的は〇〇ですが。
私;『昔は、別の場所でしたが、時代が変わったのですね。』
そんな私には関係の無くなった話題をしながらスキー場に到着。 
お客様;『裏の事務所へ。』
私;<スキー場の裏の暗がりの事務所に連れ込んでタクシー強盗かな?。>
と、心臓バクバクしながら更に狭く暗い事務所へご案内。 
お客様;『そこの事務所前で。』
私;<真っ暗闇の中、無事に強盗でもなく、到着。>
私;『有り難う御座いました。』
帰路は、独り寂しく、下山。  
私;<本当に暗い所は、嫌いだ。>

その他は、お客様を降ろした後に客待ちをする場所を近くのお客様の居そうな場所へ着ける様にしたり、また、運にも恵まれたおかげで、
  乗車料金
   ¥6千円台・・・1回
   ¥4千円台・・・2回
   ¥3千円台・・・1回
   ¥2千円台・・・2回
   その他
の成果を上げて、
私;『本日も、何とかノルマをクリア。』

            本日の売上;ノルマの108%

2015年6月17日水曜日

2015年6月16日(火)

2015年6月16日(火) 乗務


私;『乗車料金;¥1,000円以下が十二連荘。今日は、駄目かな(悲)。』
そんな中での数少ない乗車料金;¥1,000円超のお客様で驚きのお客様に遭遇。
お客様;『いつも上る坂の先の坂を上って、・・・。』 
私;<ここは、同じ様な坂が多いから間違えやすい。注意しないと。>
対向車のライトにげん惑されつつ行くと、
私;<イケねえ。間違えた。>
私;『すみません。坂を通り過ぎました。』 
お客様;『一つ先の坂を上って戻れば同じに道に出る。』
私;<遠回りして、乗車料金をどうしよう。>
そんな事を考えつつ行き漸く到着。
そして、乗車料金の精算。 
私;<乗車料金を少しお返ししよう。>
と小銭を用意していると、
お客様;『これでコーヒーでも買って。』
と、¥100円玉ばかりで千円程を差し出された。 
私;<え?。立場が逆なのだが?。>
しかし、遠慮なく、 
私;『申し訳ありませんでした。ありがとうございます。今後共宜しくお願い致します。』

乗車料金;¥4,980円のお客様にも恵まれて、まさに奇跡の売上。

            本日の売上;ノルマの123%

2015年6月16日火曜日

2015年6月15日(月)

2015年6月15日(月) 乗務


お客様;『この先のコンビニに寄ってもらえます?。その間の待ち時間の料金は、そうなるの?。』 
私;<え~と。この前の現任教育で再度徹底させられたが、急に聞かれると即答出来ないな。そうだ!。>
私;『1分45秒で¥100円上がります。』

お客様;『それでは急いで買い物をして戻ってきます。』
私の乗務とは関係しない分野の事も、お客様に聞かれる場合も想定して、先輩社員や自社のホームページから、一応情報入手。 
私;『今後、何があっても大丈夫かな。』

私;『今日は、暇だと思うからタクシーの動きを工夫しないといけないな。』
と、いつもは遅い時間帯には入らない駅で客待ち。
それの効果か 
私;<今日は、駅に入ると直ぐにお客様を拾えるな。>
しかも、少し遠くのお客様ばかり、これが今日の売上を押し上げた。
しかし、深夜に入り、
私;<暇だな~。三桁ばかりだな~。この間にタクシーの汚れを落とすか。>
と、時間を有効利用して、
私;<本日の乗務終了!。しかし、ノルマをクリアだ~!。>

            本日の売上;ノルマの106%

2015年6月15日月曜日

2015年6月14日(日)

2015年6月14日(日) 乗務


孔子曰く;『仕事は知る事から始め、好きになり、楽しくなれば成功する。』
私;『本日は、空港便一日担当。この担当は、歩合が必ずプラスになるから乗務しているが、本音は辞めたいね。』
そんな思いで始業。

最初のお客様をお迎え。
私;『あれ?。田中さんですね?。』
お客様のお父さん;『え?。誰?。』
私;『区の役をやっていた時には、お世話になりました。』 
お客様のお父さん;『お!。今、タクシードライバーをやっているのですか。』
 私;『また、今後共に宜しくお願い致します。』
意外な場所で意外な方と遭遇して、その他のお客様も順調にお迎えして、一路空港へ。

いつもより早く到着。
私;『今日は、日曜日だけあって、空港の駐車場も混んでいる。更に、いつもの休憩場所も大変な人出。しかも、暑い。』
空港周辺

しかし、
私;『今日の帰りのお客様の到着が早いから、今日中に帰れるかな。』
と、空港を出ていつもの休憩場所へ。
そして、その周辺を散策。
私;<しかし、この周辺、寂しい場所だな。昔、糀谷に住んでいた頃に行っていた羽田周辺を思い出すな。あの頃も暇で良く散歩していたな。>
海で遊ぶ人達を余所に、私は、
私;<以下にしたら売上向上が出来るのか?。>
と、その一助になればと関連すると思われる読書に勤しむ。 
私;『しかし、結論は、仕事が楽しくないのが、根本原因かな。

納得して、帰路のお客様をお迎え。 
私;『帰路は、同じ飛行機で到着されるのお客様だから、楽だ。
と、順調に発車。
そして、予定通りに帰車。

            本日の売上;ノルマの125%

2015年6月12日金曜日

2015年6月11日(木)

2015年6月11日(木) 乗務


私;『最近は、始業前から諦めムードだな。今日も、売上はノルマの70%も出来れば良いかな。雨の木曜日だし。』

同僚の売上を気にしないとは思いつつ、どうしても他タクシーの動きが気になる。
会社の同僚;『何とか大台に乗った。』
と話しかけてきた。しかし、その私は、その額よりもずっと下。
私;『私は、3桁ばかりで厳しい状況です。』

そんな時に、2番手で客待ちしていると、会社からのメッセージ
会社の配車担当;『指名。』
私;『お!。先日、私が空港便の時に指名していただいたが対応が出来なかったお客様だ。』
と、急ぎお迎え。 
私;『いつもありがとうございます。先日は、折角のご指名、申し訳有りませんでした。』
お客様;『いえ、忙しければしょうがないです。』 
私;『今日、私は、翌朝までの勤務ですのでお帰りのご連絡をお待ちしております。』
そして、いつも通る道とは別のルートを選択して発車。
私;『今日は、私は今迄通っていたルートが最短かと思っておりましたが、他のお客様から「こっちの方が最短ルート」と教えられたルートを通ります。自分でも車で走ってみても、やはり距離が短かったですので。』
お客様;『私は、かなり遠回りしない限り、どのルートでも構いません。』
私;『有り難う御座います。』
と、いつもお店に無事にお送り。 
私;<やはり、このルート、僅かに乗車料金は安い。>

その後、とんでもないお客様に遭遇。
客待ちしていると、見た目ビジネスマンの上司(男性)と部下(女性)が、お乗りになって来られた。
話しを聞いていると、男性が女性を送って行く様だ。
私;『最初は、どちらでしょうか。 
お客様(男性);『✕✕村、経由、〇〇地区へ。
私;<✕✕村?。大雑把だな。ここを右に行くか、左に行くか困ってしまう。 
私;『✕村は、どちらでしょうか?。
話問いかけても回答が無い。
私;『左に出て国道を行けば良いですか?。
暫くしてから
お客様(女性);『ハイ。
私;<具体的な場所は、途中で確認しよう。>
と発車。
しかし、これが大きな間違いと後で気付かされる事になってしまった。
発車すると直ぐにお二人の会話が始まった。
口を挟む余地が無い程。
それでもタイミングを見計らい。
私;『✕村は、どちらになりますか?。』 
お客様(女性);『え?。私は、(沢)ですが。 
私;『え!~!。そこは、逆方向ですが。
お客様(男性);『逆だね。Uターンしよう。
お客様(女性);『すみません。私は、ここで降りますが。
お客様(男性);『いや、家まで送って行くよ。
私;<発車する時に、(沢)と言って貰えればこんな事にはならなかったのにな。嫌な気分の悪い事になった。>
途轍もなく遠回りのお客様となり、とんでもない乗車料金となり終了。

私;『今日は、ツキに見放されているね。』
寂しい売上で終了。 

            本日の売上;ノルマの86%

2015年6月11日木曜日

2015年6月10日(水)

2015年6月10日(水) 乗務


私;『お~!。奇跡のノルマ・クリアだ!。』
今日の売上は、始業前から諦めていたのが、何とかクリア出来た。
感謝々

始業2本目。
私;<1本目の仕事は、ルート選択が難しかったが、かなりの緊張をしながらも何とか表面的なクレームも無く済ませた。次は、何処に着け様かな。>
と思案して、他社タクシーが1台有るのみの暇そうな駅に着ける。 
私;<この駅のこの時間では、かなりの時間を客待ちしなければいけないかな。>
と覚悟を決めて、先程の最適なルートは何が良かったかなと地図を眺めていると、駅前に男性一人がうろついている。
その人を注視していると、
私;<あれ?。2番手の私に手を上げている?。>
早速、タクシーをそのお客様に着けると、
お客様;『先頭に居るタクシーに手を上げても来ないから。』
と言いながらお乗りになって来られた。
私;<私も、他に熱中していたならば逃していたお客様だ。>
待ち時間が差ほど無く発車。
この乗車料金;¥2,900円也。

その後、再びに最終電車1本前の時間帯にその駅に着ける。
私;<自社の他のタクシーも、暇で多くが客待ちで待機中。ならば、私は、冒険して、暇な他社の車もいない駅に着けよう。>
と、覚悟を決めて暫く待機していると、何と驚きの電車から降りられて来たビジネスマンがタクシーにお乗りになって来られた。 
私;<ありえない出来事だ。>
目的地をお聞きすると、案の定、目的地は少し遠くのビジネスホテル。
感謝々の乗車料金;¥1,500円也。

最後のラッキーな出来事は、まもなく終業の深夜帯。
しかも、3桁のお客様をお送りした後のモヤモヤした気持ちでの帰路。
この時に、会社から変な無線が聞こえて来た。
会社の配車担当;『後数分で車が帰って来る。』
私;『あれ?。車が出払ったのかな?。ならば急ぎ帰ろう!。
急ぎ戻ると会社からのメッセージ
会社の配車担当;<先頭に着けて。中型車指定だから。>
私;<お!。ラッキー!。中型車は、嫌な事が多いが、たまには良い事にも遭遇するな。>
進行方向とは逆向きに転回して、お客様の前に着ける。
そして、目的地をお聞きすると、
私;<お!。久しぶりの五千円超えコースだ!。>
その後は、目的地が定まらないまま、お一人ゲロ寸前のお客様を乗せて進行。
最終的にビジネスホテルまでお送りして、ゲロされる事も無くの乗車料金;¥5,500円也。

今日は、大きな出来事は無かったが、小さな幸運な出来事に巡り合い。
このお陰でノルマが、クリアが出来た。
私;『他のドライバーと売上を比較してもしょうがない。日々の自分の目標をクリアを出来れば良い。』

            本日の売上;ノルマの122%