配車担当;『XXX中央病院への送りですが。お迎え場所は、無線で誘導しますが。』
私;『え!?。XXX中央病院ではなく、〇〇〇中央病院ですよね。XXX中央病院と言う病院は、無いと思いますが。』
約20Km先の全国的にも有名な病院への送り。
だが、
私;『この時間だと危篤なのだね。途中の峠道が、キツイね。帰庫するのは、残業になるね。』
私;<月曜日の夜の街が、余りにも暇だったから。YouTubeで”峠道”の怪談話しを見てしまったよ。見るのではなかったよ。>
暇なので、そろそろ車庫に戻り洗車しようとして矢先の意外な依頼。
その後に誘導されて行った先は、廃ホテルの裏の狭い両隣りの民家も廃屋の如き寂しさが滲みだす木が通りに覆い被さる様な路地へ慎重に進入。
私;『以前にも此の路地に入ったが、心底に嫌な路地。しかも、行き止まりだよ。』
安すると、既に外にお待ちのお客様を発見して、乗車案内。
私;『お客様。行き先は”XXX中央病院”と伺っておりますが、〇〇〇中央病院の間違いではないでしょうか。病院に行かれている方に確認取れないでしょうか。』
と言いつつ発車。
道中、漸くに正しい行き先が確認できて、私の想定通りの行き先で確定して走行。
その道中、
私;『私は、母の死に目に逢えませんでした。いまでも、姉妹を恨んでおりますよ。』
お客様;『私も、実父の最後を看取ることが出来ませんでした。』
そんな会話をしつつ気持ちば急ぎ走行。
だが、
私;<今夜の峠道は、いつもは交通量が多いのに、今日に限って車が少ないね。車のライトに照らされた峠道は、不気味だな。あんなYouTubeを見るのでは、なかった。>
何とか無事に〇〇〇中央病院の夜間窓口にご案内。
私;『ありがとうございました。』
何とも不思議な気持ちでの完結。
ところが、この帰路の峠道は、1人での走行故に、
私;『怖~い。』
さても、クタクタにて帰庫。
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