2015年6月5日金曜日

2015年6月4日(木)

2015年6月4日(木) 乗務

  (途中で、現任教育:15:00~16:30) 

私;<業務前の長時間の座学で、シンドイな。昔のIT業界では、この様な時間は給与対象時間外だったが、今日のはどうなるのかな。
と、本日は、早目の出社。

現任教育の中で、
タク特法の改正されて、平成27年10月より運転者の登録制度が全国に拡大
  〇タクシー運転者の労働条件の悪化の防止、改善・向上
  〇タクシーサービスの活性化
されるとの話しがあったが。
私;<そうなるとは思えないが。>

それが済み始業。
客待ちしていると、お得意様の会社の社長様が乗ってこられた。
私;『ご自宅ですね。』と目的地を確認して発車。
お客様;『いつもタクシーチケットで乗っているが、わざわざ集金に来て貰うのは申し訳ないが、運転手さんはどう思いますか?。
私;<そんな事を聞かれても困るが。>
ふと昔の業界で千万単位の集金をしていた事を思い出した。
私;<最初は、集金する額の多さに驚いたが、その内に慣れて来た。そして、会社の業績等も解って来たりするし、新たな仕事の情報が入ったりした。>
そんな事を思い出し、
私;『集金にお伺いして、お客様とお話しさせて頂く事も大事かと思います。』
と返事をすると、
お客様;『ありがとう。』
と、タクシーチケットを差し出して、笑顔で降りて行かれました。

まもなく乗務終了近くで客待ちしていると、比較的に若い男性がお乗りになって来られた。
目的地をお聞きすると、
私;<今日の暇な時に、少し売上が伸びる地域だな。>
と、笑顔で発車。すると、
お客様;『この仕事は、長いのですか。』
と良く聞かれる質問が、発して来られた。 
私;『いえ、タクシー運転手になって間もないです。』
お客様;『どうしてこの業界に入ったのですか。』
あまり話したく無い、暗くなる話題ですのでなるべく避けたいテーマでしたが、
私;『リーマンショックの影響で仕事が無くなり、最終的にタクシー運転手になりました。』
話しをして行くと、このお客様は、リーマンショックもましてやバブルの時代も知らない様だが。 
私;『でも、この業界は、自分で自分の動きを工夫して行けば売上が伸びるし、ノルマはありますが、勤務時間が終われば帰宅出来ます。良い仕事です。』

しかし、私の同期入社の生存率約4割。
現実には、厳しい世界です。 

            本日の売上;ノルマの85%

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