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2025年1月29日水曜日

『田舎のタクシードライバーは、そんなに稼げませんよ(笑)』

 お客様;『今、タクシードライバーは、4~50万円/月稼げるでしょ。

どこからそんな数字が出てくるのか。
何とも驚きの金額。
私;『田舎のタクシー会社では、無理ですよ(笑)。

昔も、そんな事を言われた記憶がある。
お客様;『歩合率:50%ならば、私もやりたいが
私;『そんなに無いですよ(笑)。でも、それだけになれば、タクシードライバーは、増えるでしょうね。

そんな今日のお客様へは、
私;『その金額の半分も有れば良い方ですよ。

2022年2月28日月曜日

2022年2月28日(月)

私;『え~???。発車前の行き先の確認で「そうです」と言ったのになあ?。

今日の初っ端の利用者は、トンデモナイ婆さん。
私;『行き先の確認で復唱したのになあ。
目的地に到着すると、
客;『え?。
周辺をキョロキョロと見渡して、
客;『私は、”XXX医院”ですが。
全く逆方向の行き先に、
私;<え!。発車する前に確認したでしょ!。>
更に、
私;<途中でマスク越しで小さな声で言われても、新型コロナ感染予防で窓を開けているから分からないヨ
そうは言っても、やむなくコールセンターと交渉して、後に入っている予約の利用者をキャンセルしての希望の医院へ急行。
私;<疲れるなあ。>

こんな日中に又もやトンデモナイ利用者。
現着しても誰も現れないのでコールセンターに催促。
予約時間を遅れて漸く現れた利用者の手には、
私;<おいおい!。乗り合いタクシーは予約時間の有る場合はNGとうたっているでしょ。>
なんと新型コロナワクチン接種の診察券が入った袋を持っている。
私;<ますます疲れるなあ。>

つくづく此の制度の不具合な面が見えてきた。
私;『利用者は、タダに近い金額を喜ぶに決まっている。その反対に泣くのが歩合制のドライバーだよ。
そんな思いでの帰庫。
 
本日の売上;ノルマのーー%

2021年12月10日金曜日

2021年12月10日(金)

 私;『昨日の結果は、”~が疑われる”との診断だしね。まず心身の健康に留意してハンドルを握ろう。

だが、1本終えれば、
私;『あの配車担当は、いつも早く出させるからな

次のお客様は、ビジネスホテルからのビジネスマン。
私;『ナビを入れさせていただきます。
と、ご案内。
その道中も営業マンらしく会話も楽しく進行。
通過してしまったJR駅にUターンそして、無事にご案内を終えての料金が本日の最高額となり約¥3.6K円。
私;『ありがとうございました。

ところが此の後は、惨憺たる状況にて三桁ばかり。
更に、午後になると更に世間は静かになり、
私;『今日も駄目だね。
また、今日の営業回数の約半分がお医者さんへのご案内。

私;『新型コロナ禍で出掛ける事も無くなり、また、人とのコミュニケーションが無くなり、昨年から今年に掛けて病気の人が多くなった様ですね。
最近は、こんな会話ばかり。
そんな我が身も心身共に不調気味。
今日の売上も不調にて帰庫。
私;『あ~ア。

 本日の売上;ノルマの90%

2021年12月7日火曜日

2021年12月6日(月)

私;『また今日も歩合がマイナスか。

こんな月曜日の吞み屋街に人の気配なぞ無し。
故に、
私;『今夜は、ヒット狙いで、JR駅に最終電車まで着けるか。
帰路の都度に、近辺のJR駅の様子を観察。
そんな時に、
私;『あれ。スーツケースを持った男性二人。よっしゃー!。
と、通過してしまったJR駅にUターン。
すると、
私;<ビンゴ!。
料金としては千円余だったが、
私;『こんな暇な夜にとっては、有り難いお客様。小さな仕事が大事。

この後も、他社のタクシーが其の駅に居れば通過して別のJR駅に着ける様にしていた時に、
私;『あれ?。あの女性は、乗ってくるのかな?。
更に様子を伺っていると、
私;<ビンゴ!。
と、そのお客様のご自宅にご案内。
そのご自宅の場所は、
私;<おやおや。嬉しいね。
そのお客様は、
お客様;『私は、久しぶりに隣り町迄吞み会に行って来たのですが、昔の街の面影は無い程に寂しい状況でした。
と、約¥3K円にて完結。

この後にも約¥3K円弱にも遭遇して、
私;『しかし、深夜3時に床に就いて、睡眠時間が不十分ではなく明けての当直乗務ではシンドイね。
と、本日もお仕舞い。

 本日の売上;ノルマの93%

2021年12月2日木曜日

2021年12月1日(水)

女房;『売上よりも無事故でね。

との声を背に受けて出社。
私;『高齢者には、キツイ乗務だよ。
如何せん予想通りの夜の吞み屋街の様子。

配車でご自宅にお迎えに行くと、
お客様;『バスターミナルへ。
私;<え?。この時間帯に、女性が一人で吞み会へ行くのかな?。
私;『この時間でしたら、高速バスへの接続ではないですね?。
素朴な疑問をお聞きすると、、
お客様;『そうです。東京行きです。
私;<え!。ならば、ルートは遅延しない事を前提として組み立てだね。
そのおかげで
私;『無事に高速バスに間に合わいました。ありがとうございました。
なく静かな夕方の暗い吞み屋街へ船出締めて約¥1.5K円也。

こんな夜は、30分~60分毎に仕事に有り付くのみ。
しかも、三桁やショートの繋がりのみ。
私;『ならば、どうせ暇だからJR駅前で休憩としよう。無理してハンドルを握っていても逆効果だ。
深夜0時頃には、完璧に吞み屋街は真っ暗。
深夜1時半過ぎには人の気配の完璧に途絶えた場所に移動。
深夜2時に配車で起こされての三桁での完結。
同僚;『このまま待機したまま終わりそうだね。
朝をJR駅前で迎えてタクシーに乗る人の気配が全くないままで迎えた。
すると、
私;『このお客様さんをこんな場所へお迎え!?。何故に、自宅から遠く離れた場所へのお迎え?。
嫌な予感が沸々と湧くが、
私;『これで、本日はお仕舞いだからな。
と現着。
そして、目的地のJR駅へ発進。
私;『此処までどうやって来られたのですか?。
と、深入りしたくない事を敢えて聞いてみると、
私;『え!。ご自宅から歩いて来られたのですか?。かなり遠いですよ。
そんなお客様を、案の定、三桁での完結。
そして、清算を始めると、
私;<え?。千円札を一旦だして、引っ込めて五千円札を出す?。
やはり、最後まで面倒なお客様を送り届けてEND。

私;『今日は、運に見放されているね。

同僚;『仕事する度に(歩合)マイナスが膨らんでいくね。
私;『張り合いが無くなりますね。
当直乗務でも充分な休憩を取ったので普段よりも疲れを感ぜずに帰宅。

 本日の売上;ノルマの49%

2021年11月23日火曜日

2021年11月23日(火)

 私;『何だろう?。

私を良く指名していただいているお客様から郵便物が届いた。
私;『何が書いてあるのかな。
その内容は、
私;『いよいよ、今まで努めていた会社の役員を退任したのか。
その方の凄さは、常々に見聞きしていたので、
私;『お疲れ様でした。
そんな気持ちが込み上げて来た。
私;『我が身も、そんな人生を送っているのかな。
ふと、我に返った。

そんな今日は、午前中に出庫して夜20時までの乗務。
私;『今日の祭日は、暇だろうな。
と思いつつも実際は予想を超えた激・暇な状況で沈黙。

暇なままで、
私;『休みの日には絶対に入らないが、一旦入ってから様子をみて判断しよう。
と、JR駅に着けて待機。
私;『もう直ぐに電車が来るから、もし客が居なければ、昼休憩にしよう。
電車の到着の様子を見ていると、
私;『おや。あの方は、乗って来るな。
と、後部ドアをオープン。
すると、その行き先は、
お客様;『一か所に寄ってからXXX中学校にお願いします。
私;<お!。ラッキー!。
まず経由地は、難無く到着。
さて、これからが至難の業。
私;『お客様は、狭い道は大丈夫でしょうか。
交通事故経験者等の人によっては、狭い路地を嫌がるので確認。
お客様;『大丈夫です。
確認を取り走行。
お客様;『本当に狭いですね。
私;『いえいえ。此処はまだ広い方です。
お客様;『え!。此処よりも狭いのですか。対向車が来るとアウトですが。
今日が祭日のおかげもあり、無事に最終目的地のご自宅に到着。
こんな暇な日には有り難い約¥3K円の売上となった。

この後、昼休憩が明けると状況は更に深刻化。
私;『暇じゃのう。
そんな時に、JR駅で電車を降りて女性がタクシーに乗って来られた。
お客様;『XXX区の〇〇〇さんの家は、分かりますか?。△△建設会社の下になるのですが。
との依頼。
私;『その方ならば、分かります。(お客様だ、珍しい苗字だから直ぐに分かる)。
と向かって到着。
私;『こちらの家になりますが。
と、その家の表札を指して案内。
すると、
お客様;『此処じゃない
私;『え!?。住所を教えていただけますか?。
依頼すると、驚きの発言。
お客様;『住所を知らないの。
私;『え!?。
こんなショートのお客様で散々な思い。
私;『何たることか。

その後は、ルートを間違えたり、散発的なお客様等で惨憺たる状況にて
私;『本日も歩合がマイナスだなあ。
と、帰庫。

 本日の売上;ノルマの63%

2021年9月27日月曜日

2021年9月26日(日)

私;『え?。LPG残が65?。いくら暇な日曜日の夜の当直乗務とは言え、これでは不安でしょ!。

この事を始業前点呼で申告しても、
班長;『大丈夫。大丈夫。
業これが文字通りの<他人事>。
私;<勘弁だよ。

こんな出庫の一本目は、散々に待ってのグループ会社のエリアへ飛ばされた。
配車担当;『当直乗務の1台が遠くへ行ってしまったので。
とのこと。
私;『何故に、初っ端からクレームを貰いそうな仕事に配車!。
案の定、急ぎ現着すると、
お客様;『もう、散々に待っていたの。今、催促の電話をしたところ。
もう、謝罪するのみ。
私;『申し訳ありません。こちらのタクシーが遠くへ行ってしまいましたので、私が応援で来ました。
それで、行き先を伺う、
私;『すみませんが、こちらの地区に詳しくありませんので、教えていただけますでしょうか。
すると、
お客様;『あなた、入ったばかり?。
私;<応援で来て、何故にこんな嫌味を言われなければならない。
辛抱しつつも無事に目的地にご案内。
そんな苦労をしても締めて約¥2K円弱。
私;<なんだかなぁ。

その後、1時間程待機後に来た配車も、冴えないまま完結。
私;<厳しいなあ。

ところが、この後の配車でお迎えに行った男性と女性のお二人様のお客様。
お客様(男性);『この子、タクシーが初めてなの。
私;『あ、そうですか。これをご縁に今後とも宜しくお願い致します。
普段よりも尚一層な運転に注意しつつご案内。
ルートについても、
私;『この先、ちょっと遠回りになりますが左折して直ぐに右折して行きますね。
お客様(男性);『はい。この子になるべくタクシーに乗せてあげたい。
と、
お客様(男性);『私も運転の仕事をしています。
その結果は予想通りの30分弱は仕事が待ちの状態へ。
私;『あ、そうなんですか。
お客様(男性);『この時期は、厳しいですけれどもね。
そして、タクシー料金の¥千円余を請求すると、五千円札を差し出されて、
お客様(男性);『これで、三千円を貰えれば良いです。
私;『いえいえ、これは頂き過ぎです。
一旦に固辞するものの有り難く頂戴しての完結。

そして、この後の配車でお迎えに行った場所のお客様は、高速道路のPAへご案内。
お客様;『流石プロですね。地理に詳しいですね。
私;『いえ、感と度胸です。
お客様;『ハハハ。
私;『此の先もお気をつけて。
お見送りしての完結。

そんなこんなの深夜零時頃に配車されて行った家で出て来た小さくて汚いを抱えた外国人女性。
私;<この女は、あのクレーム女だ。
過去に犬を抱えて乗り込もうとした客。
私;<あの時も”ゲージ”の件で揉めたな。あの時は、配車NGにして貰ったがなあ。
同じ災難は御免なので、今回は静かに進行。
勿論、この方の自宅は把握済みなので、無言での現着。
当然、完結後は、プロ用除菌剤にて入念に除菌。
まだまだ臭い匂いが残ってはいるが諦め。
もう、直ぐに会社に戻り、
私;『今の客、私への配車はNGにしてください。私は、犬猫が嫌いですから。
こんな嫌な経験をしても三桁の売上にガックシ。

ところが、この後にタクシー乗り場から乗り込みのお客様。
ご自宅へご案内の途中で、
お客様;『私は、トラック運転手をしています。運転手さんの様な丁寧な運転をすべきですね。
とのお褒めの言葉。
私;『ありがとうございます。この時間帯は、酔っておられるお客様ばかりですから、慎重な運転に心掛けています。
こんな嬉しい会話をしつつ締めて約¥千円余にて完結。

この後は完璧に仕事が無くなり、夜明けに1本とジャンボタクシーの定期便の仕事にて、
私;『夜にハンドルを握る度に歩合マイナスが膨らんで行くね。
泣きの帰庫。

 本日の売上;ノルマの43%

2021年9月12日日曜日

2021年9月12日(日)

お客様;『私、貴男の会社の電話の対応で嫌な思いをしたので、前に利用していたタクシー会社を利用する様に戻したの。

折角、私の繋がりで我が社のタクシー利用に切り換わったのに、何とも悲しい事。
最近、此の様な客が増えてきた。
私;『この会社もそろそろ危ないかな

こんな気持ちで暇と思われる日曜日の出庫。
班長;『今日は、有給休暇の消化で早退だね。
とは言うものの、世間は予想以上の激・暇。
JR駅にて待機する事何と約2時間。
私;『あれ?。いつもの日曜日だと暇なJR駅の方が、今日は動くね。
車載ディスプレイを見ていると、何と寂しい我が身の上。

そんな時に、
私;『何故に私がこんなに遠くのJR駅への配車をこなさなければならない?。このお名前では、近場だぞ。
怒りもピークで現着すると、その寂しいJR駅前に幼いお子様とお母様がお待ちの状態。
私;『お待たせ致しました。
と、行き先をお伺いすると、
お客様(母);『この駅の近くのお店で昼食をしようと電車で来たのですが、予約制で駄目でした。
との悲しいお言葉。
私;『今、新型コロナ禍で、夜のお店でも予約制のところもあります。
帰路にそんな説明をしつつ、
私;『お子様連れでも気楽に食事が出来るお店が郊外にもありますよ。
私のお気に入りのお店の何か所かをご紹介。
お客様(母);『ありがとうございます。今度、行ってみます。

暇な乗務でも明るい話題もあった本日の乗務は、流石にこんな状況下では、
私;『今月の歩合は、大幅なマイナスだ
同業者の中にも、
タクドラ;<アホの多い業界は去りました。
と言って去って行った方も居られるが、
私;『こんな張り合いが欠如して、更に、現場が営業努力しても間接部門の輩が客離れの切っ掛けとなってはね。こんな稼業は、私も去りたいね。
洗車もそこそこに帰宅。

 本日の売上;ノルマの75%

2021年7月5日月曜日

2021年7月4日(日)

私;『日曜日の当直乗務、どう暇だよ。』

案の定、三桁を終えれば、
私;『暇だから、今の内に夜休憩だ。』
と、休憩を終えてもJR駅前には人の気配が皆無。
私;『新型コロナ感染拡大中だから、出て来ないよ。ましてや、今日は日曜日ならば余計だね。』
深夜割増時間帯前までが何とかミドル級が繋がりおかげ様で時間単価が約2K円余。

ところが、こんな動きも23時頃には収束。
この深夜割増時間帯の時間単価は、約¥4K円弱。
私;『今一つ。やはり、駄目か。』

ところが、この後の時間単価が約¥千円余。
私;『人の気配が無いからしょうがないね。』
夜には寂しい呑み屋街で惨憺たる状況。
故に、安全に落ち着いて仮眠が出来る場所へ移動。

しかし、今朝に驚きの出来事に遭遇。
私;『週の始まりの月曜日のお陰かな。』
最近では有り得ない時間単価約千円余の売上。

そんなこんなで、今夜の売上も予想を上回る売上結果となり、
私;『まずまずだよね。』
と、帰宅。

 本日の売上;ノルマの62%

2021年6月14日月曜日

2021年6月13日(日)

何と、本日最初のお仕事は、出庫してから約2時間後。

私;『この待機時間の長い事で疲れてしまうな。』

走行距離;270,000Km

そんな時にふと走行距離を見ると、
私;『お。切れの良い数字だ。が、連日の暇な状況下では、走行距離は延びていないね。』

こんな時にお乗せしたお客様、
お客様;『今、状況はどうですか?。』
との声掛け。
私;『夜の吞み屋街は、営業時間短縮要請を終えても週末でさえ、閑散としています。未だにタクシーは稼働台数調整しています。』
お客様;『ワクチン接種がより拡大して行けば状況が変わるのでしょうね。』
私;『そうですね。』
この稼業は、昨年から厳しい状態が続く。

そして、JR駅前で待機していると、
私;『あれ?。あの人は!。』
懐かしい人を発見してお声がけ。
私;『お久しぶりです。珍しい所でお会いしましたね。今、会社は忙しそうですね。』
今の私は暇なので、その会社方面には良くドライブに行くので様子をいつも見ている。
知り合い;『いや。会社は、辞めた。ちょっとあってね。今は、他の仕事をしているよ。』
私;『あ、そうですか。』
知り合い;『タクシードライバーは、長いよね。』
私;『8年経ちました。』
知り合い;『凄いね。頑張って!。』
それにしても、懐かしく、暇なので昔の話題で盛り上がった。

私;<リーマンショック後の就活の時に、この人の誘いでその会社に入る寸前までいったなア。でも、結局、断ってしまったなア。>
人の人生は、分からないもの。

そんな驚きの出会いがあった日曜日の乗務は、暇な時間の方が多く。
変な疲れが酷くなり帰庫。
私;『あ~ア。明日から八連休だよ。ヤル事が無いよ。』
この悩み以上に深刻なのが、
私;『歩合が、昨年度からの繰り越しを含めて、約マイナス10万円(試算)だよ。駄目だろうね。回復は完璧に。』
悩み一入での帰宅。

 本日の売上;ノルマの51%

2021年3月9日火曜日

2021年3月9日(火)

朝の出勤途中の車のラジオから興味深いニュースが聞こえてきた。

私;『これでは、暫く駄目だな。会社での吞み会が始まらないと。』
先行き不透明感が一杯。

こんな思いをしての初っ端のお客様は、知り合いの方。
私;『いつもお世話になっています。』
との挨拶から始まった行き先は、通院。
現地に到着してみれば、
お客様;『あれ?。今日は、通院の車が少ないな。』
と、チップもいただいて完結。

この後は、ビジネスホテルへの配車。
出て来られたお客様は、3名様。
そして、その行き先は、
私;『その工場は、建築途中では行ったことがあります。が、出来上がってからは初ですね。』
と、普段はこれから仕事のビジネスマンには話し掛けないのだが、今日は何故か此の地域の観光案内。
そんな事をしつつ工場に到着。
私;『玄関は、この奥の感じですね。』
とその方向へ向かっていると、
お客様;『あ。ここで良いですよ。』
喫煙場所に着けて清算。
これも無事に完結。

しかし、今日も
私;『完結しても、遠くへ飛ばされるな。班長は、上司へ勤務体系の変更を提案しないのかな。』
稼働台数調整の悪影響が発生している。
到着してもお客様から嫌な顔をされる事が多い。

更に、午後になると配車が静かになってきた。
私;『やはり、午後の動きは少ないね。』
遠くへ配車されてのショートばかりで、
私;『今月の歩合も、厳しいなア。』
明るい話題も無く、それでもお客様の笑顔を届ける仕事を一つ一つ終えての帰庫。

 本日の売上;ノルマの113%

2020年7月19日日曜日

2020年7月18日(土)

本日は、7月度の最終日。
私;『どんなに頑張っても、歩合はマイナス確定だよ。』
そんな思いで始業前点呼の為に、事務所に顔を出すと、
配車担当;『指名があるから早く出て。』
との事で、
私;『久しぶりだな。こんな遅くに帰宅か。』
いつものおばあちゃんを出先へお迎えに急行。
お客様;『今日は、18時半から仕事と聞いていたのですが、早かったのですね。』
私;『ハイ。急いで参りました。』
お客様;『すみませんけれども、これらの荷物を積んで貰えますか。』
今日は、然程多くない荷物を積んで、イザヤ出発。
勿論、行き先は、
私;『ご自宅で宜しいですね。』
道中も、
お客様;『今夜は、途中の信号待ちも無くスムーズに行きますね。』
ふと、お客様の乗る姿勢に気になり、会話の中から
お客様;『先日、転倒して、今は整形外科医院通い。』
私;『それはツライですね。』
運転にも労わりつつ無事に到着。
お客様;『これは、気持ち。取っといて。』
と温かい心遣いをいただき完結。

そんな時に配車されて寂し気なJR駅でお乗せした若い男性のお客様。
乗るなり花をクンクンと車内の匂いを嗅ぐ様子。
私;<あれ?。車内のこの芳香剤が嫌い?。>
暫し様子を伺っていると、
お客様;『お宅のタクシー会社の芳香剤は、何を使っているのですか?。』
との問いかけに、
私;『はい?。車内の芳香剤は、ドライブにより異なります。』
お客様;『あ、そうですか。私は、この匂いが好きです。何処で購入されたのですか?。』
女性のお客様ならば、芳香剤に敏感な方が度々おられるが、
私;『男性のお客様から芳香剤を褒められたのは、珍しいです。ありがとうございます。』
此の後は、それらの話しに盛り上がり完結。

ところが此の後は、
私;『あれ?。昨日、比較的に若い世代の人達が出ていたから、今夜は小康状態かな。』
タクシーの動きも小康状態。
だが、単価は、三桁が一本だけで、まずまずの流れ。

そして、深夜零時頃に珍しいお客様に遭遇。
お客様2名様をお迎えに行き、途中経由してご自宅までお送りして完結。
その後、後席シートの忘れ物を確認すると、
私;『あれ?。黒い動く虫を発見。
その虫を捕獲しようと試みると、
私;『ギョエ。ゴキブリ!。』
此の生き物に超・久しぶりに遭遇。
だが、
私;『しかし、田舎のゴキブリは、頼りなさそう。東京のゴキブリの方が体格良かったぞ。昼間でも堂々と飛行していた。』
それでも、何とか車内から取り除くことに成功。
私;『今夜は、珍しい客に遭遇するよ。』

時間も深夜零時を回って来ると、帰宅の若者集団が増えて来た。
また、それらの単価も、昨日とは一遍してミドル級~ロングが増えて来た。
が、久々の連荘の乗務で、
私;『シンドイね。事故を起こさない様に、無理せずにボチボチと行きましょう。』
眠気防止で尿意をもよおすのを覚悟でコーヒーを飲用しつつ乗務。

そんなおかげもあり、ラストにミドル級にめぐり逢い、
私;『本日もめでたく無事にお仕舞いだ。』
そしかし、新型コロナウィルスの影響で賞与に影響を与える歩合は、マイナス。
私;『今年度は、諦めだね。』

 本日の売上;ノルマの169%

2020年3月9日月曜日

2020年3月8日(日)

最近の同僚の間の話題は、
同僚A;『もし、誰かが新型肺炎の保菌者だったら、会社の業務停止になるね。その場合の休業補償は、どうなるのかな。』
同僚B;『可能性は、ZEROではないね。』
同僚C;『新型肺炎の騒ぎの中で呑みに出てくる人達には、要注意だね』
そんな不安を抱えながらも、今日も暇な日曜日の飲み屋街へTAXIを繰り出した。

本日の一件目は、まずまずだったのだが、
その後のお迎えに行ったお客様がいけなかった。
私;<ギョエ!。強烈なアンモニア臭だよ!。>
当然の如くに、ショートで完結した後に、除菌剤&芳香剤を猛烈に散布。
私;<実車中の時間よりも消毒している時間の方が長いよ!。>

ところが此の後に、思いがけない行き先のお客様を配車で拾ったまでは良かったが、その後が壊滅的な有様。

配車でお迎えに行くと、
お客様;『コンビニでお金が降りなかった。クレジットカードは使える?。』
と言う変な年配の男性。
しかも、
私;<その服は、キレイ?。嫌だぞ。また汚されるのは。>
色々と気にしつつ吞み屋さんへご案内。

この後が何と三桁の三連荘。

しかも、散々に待機後にである。
私;『これじゃあ、今夜は完璧にノックアウト!。』
こんな三桁のお客様の中には、タクシー乗り場に来た家族連れ風の4人組。
その中で一番若い女の子が、一旦乗ったタクシーを降りて行き、
私;<おいおい!。そんな敷地内でゲロするなよ。その掃除を誰がすると思っているのだ!。>
他のタクシードライバーもゲロで汚している様子を白い怒りの目で注視。
ところが、汚した事を謝罪するわけでもなく、
お客様;「汚した個所の掃除は、どうすれば良いですか?。>
と聞くわけでもなく、
私;<おいおい!。親も馬鹿ならば、子供もどうしようもない馬鹿だね。>
行き先を告げてきて発車。
私;<おいおい!。「汚してすみませんでした。」とか言わない?。掃除代としてのチップを置いて行かないかね。>
どうしようもない三桁の集団を完結した後にゲロの掃除。
私;<これまた、実車時間よりも掃除の時間の方が長いね!。>

また、この三桁の中に、
私;<おいおい!。こんな短い距離を歩かないかね。>
お迎えに行っての行き先は、ワンメとなる目と鼻の先で流石に閉口。
私;<・・・>

結局、こんな夜の明け方には、人の気配は全く途絶えて、休憩をしっかりと取れての帰庫。
私;『おいおい!。我が歩合は、これではマイナス確定だよ。これでは、我が老夫婦は首くくりだね。』
もう嘆きの帰庫。

 本日の売上;ノルマの44%