リーマンショック起因によりIT業界を廃業。 その後は、失業、バイト生活を繰り返して、人生最悪の日々を過ごす。 そして、2013年春に50歳代後半で転職を決意。 しかも、50代後半での、我が人生初の客商売となるタクシードライバーへの転職。 その後、様々な出来事に直面する日々を悩みながら今日もハンドルを握る。
2014年12月31日水曜日
2014年12月30日(火)
私;『今日は、暇だろうな。』
と思って業務開始。ところが、今日は運が私に向いている一日となった。
会社の配車でパチンコ屋さんへお迎え。お店から中年の女性が出て来られた。
お客様;『黒沢。解ります?』
私;『昔の仕事で行った事がありますので大丈夫です。』
後で会社で聞くと、
会社;『いつもは、最寄りの駅からバスで帰るお客様。』
との事。
私;<乗車料金、だいぶ良い金額になるぞ(☺)>
と、笑顔でお客様をお乗せして向かった。
ところが、幹線道路が一部凍結。タクシーは少しケツを振っている。
私;<路面はブラックだが、凍っているな。>
更に、脇道に入ると、
私;<狭いな。しかも、急な坂だな。しかも、一部、雪が残っている。>
と、一段と慎重に運転。
お客様;『この先、凍っているのよ。』
何と、一段と道が狭くなり、家が迫っている上に、坂が急な上りの箇所が、凍結路。
私;<家にぶつけたら、大変な事になる。>
と、何とか目的地近くに到着。
お客様;『家まで行かなくて良いので、ここで結構ですよ。』
有難いお言葉にそのまま受け入れて、
私;『有難う御座いました。』
と、帰路に着く。が、帰りは尚更慎重に急な狭い下り坂を降りて、無事に帰還。
暫くした後に、客待ちしていると三人組の男性客。
目的地をお聞きすると、何と先程の場所よりも先の地域。
私;<更に乗車料金が多くなるぞ(☺) 凍結路に注意すれば良いだけだ。>
と、やはり幹線道路でも凍結路状態。
私;<幹線道路だから何が有っても大丈夫だ。>
安心して走行。
ところが、今度は、道路の真ん中に鹿の群れ。
お客様;『この先には、もっと沢山いますよ。知り合いの人は、車を2台駄目にしています。』
私;『こんな鹿にぶつかったら、人間が怪我をする可能性がありますね。』
帰路、車を道路の真ん中に止めて写真を撮影しようとしたら、
私;<あっと言う間に、山の中に消えてしまった。残念(泣)。>
この後も順調に売上を上げて、笑顔で業務終了。
本日の売上;ノルマの219%。
2014年12月30日火曜日
2014年12月29日(月)
今日は、空港午後便担当。その前は、通常のタクシー業務。
ところが、天候は、昨夜からの降雪により積雪約15cm。
こんな日は、地区の雪かきがある。
当然、今朝も、水分をタップリと含んで重たくなった約250mの道を我が家含めて2軒で除雪。
私;『仕事の前に、非常に疲れた。この状態で、帰宅が深夜だ!』
今日のタクシー業務は、2時間程しか乗らないが、自己報告書を書いたばかりなので、早目に家を出てタイヤチェーンを装着。
私;<やはり、スタッドレスタイヤ+タイヤ・チェーンだと、走行に安心感がある。> しかし、LPG残約10リットルしか無いので、注意して走行。
今日のタクシー乗務の最後のお客様をお迎えに行くと、
お客様;『雪降りでいつもの道は危ないと思うから、遠回りしても良いですが。』
私;『タイヤチェーンを装着していますから大丈夫ですよ。』
と、急で狭く左側が崖で落ちたら車は全損になりそうな道も安心感一杯で走行。
この後の空港便も気が楽になり、ジャンボタクシーに乗り換え。
ターミナルビル入口の門松(高さ約3〜4m)) |
しかし、お迎えに行く途中の坂は凍結していて、4WDのジャンボタクシーでもケツを振る。
私;<往路で事故したら、自己報告書だけでは済まないぞ。> と、慎重に運転。
更に追い打ちを掛ける様に、朝の雪かきで眠気が襲って来た。
私;<ヤバイ。帰路は、もっと眠いぞ!>
と慎重に運転。
何とか無事故で到着。
そして、帰路の確認。すると、
私;<運行指示書に記載してある出発時間の飛行機が、時刻表に無いが?>
いつ来るか不明のお客様を待つのは辛い。
待つ事約2時間半、漸くお客様が来られた。
当然、眠気対策の「メガシャキ」は購入済で、準備万端。
もう帰路は、早く帰りたいだけ。
その道中、【凍結注意】 の表示があり塩カルを激しく散布している高速道路を、大型バイクが100km/hで走行している自車を追い越して行った。
私;『あのバイク、無事故で帰宅出来れば良いが〜。』
他人事では無い。
雪道は、油断していると危険!
本日の売上;ノルマの125%。
2014年12月28日日曜日
2014年12月28日(日)
私;<今日は、もう暇だろうな。>
と、始業点検実施。ところが、
私;<LPGが、半分以下だ。お客様をお乗せする前に注意が必要だが、今日は大丈夫そう。>
案の定、今日一日の業務には十分足りて残約10リットルで業務終了。
そんな時に、会社の配車で高齢の女性をお迎え。
お客様にルートの確認をすると、
お客様;『幼稚園の看板よりも手前の道を右折して下さい。』
私;<大回りとなると思うがな>
と疑いつつお客様の言われたルートで向かい、指定の道を進入して行くと、
お客様;『そこを左折して。』
しかし、その左折方向の道を見ると、その右側は家のブロック塀、左側は側溝。
明らかにこのT字路の左折は、無理。
私;<左折方向の道は車幅ぎりぎりで、しかも、T字路のコーナーは余裕なし。目一杯にハンドルを切らないと、脱輪するぞ! また、自己報告書だ。>
慎重に進む。何とか曲がったものの道幅が無い。
私;『元には戻れないぞ。万が一、道が違う時は、ヤバイ。』
と前進。嫌な予感的中。
私;『お客様、この先は道が狭くなり、もうこれ以上進めません。』
お客様;『道は、続いているけど。』
私;『いえ、道が狭くてダメです。』
お客様;『あそ〜オ?』
私;<どうやって戻る? この苦労した分の乗車料金は、負けずにしっかり貰うぞ! 私が最初に聞いた通りの道を行けば、スムーズだったのにな。やはり、私の指摘した道で良かったのに。>
その後は、もう必死に元の道に復帰。
おかげで、自己報告書は、書かずに済んだ。
本日の売上;ノルマの161%。
2014年12月26日金曜日
2014年12月25日(木)
お客様;『運転手さんにも、クリスマス・プレゼント。』
プレゼント |
夜明け頃にお迎えに行ったお店の方をお送した際に、降りられた時にプレゼントをいただきました。
私;<タクシー運転手にまでプレゼントを差し上げる心配りをするママさんの店、やはり繁盛するはずだな。>
ところで、
私;『クリスマス・プレゼントを貰ったのはいつだったかな。』
クリスマスの夜は、客待ちで待機するタクシー車が多い程に暇。
そんな状況での嬉しい出来事だった。
しかし、年末は危険な歩行者や運転手が出てくる。
今夜も自分が路地を走行中に危険な場面に遭遇した。
私;『続けて事故を起こしたら、大変な事になる。』
脇道から出てきたオバサン運転の軽自動車が、私のタクシーを視認して一旦停止。
私はテッキリ相手の車が止まるかと思っていたところが、その車が何と私のタクシーが近づくと目前に出てきた。
<慌ててクラクション!>
こんな場面でもオバサンの特徴をしっかり出して、オバサン車がそのまま出てきた。
<急ブレーキ!>
私;『こんな暇な日に事故などご免だ!』
そんな場面もくぐり抜けて、客待ちしていると中年の男性がお乗りになって来た。
お客様;『景気は、どう?』
私;『消費税8%になった影響もあり、売上は若干落ち込んでいます。今度、消費税10%になったらどうなるのか危惧しています。』
お客様;『アベミクス効果が出てくれば良いのだね。』
私;『そうですね。』
お客様の言われる通りに、ネガティブ思考でなくポジティブな思考で行けば見通しが明るくなるなと、思わず反省してしまった。
本日の乗車料金の最高額;¥5,000、その他の売上は、惨憺たる結果。
疲れが溜まり、イライラも募って来て、嫌な気持ちの夜明け。
何とかノルマをクリア出来たのが、せめてもの救い。
本日の売上;ノルマの118%。
2014年12月25日木曜日
2014年12月24日(水)
2014年12月24日(水) 乗務
今日の一本目の配車は、お得意さんのお迎え。
私;『いつものショッピングセンターかな?』
とお迎えに伺うと
お客様;『市立病院へ』
私;〈どなたか入院かな? しかし、逆方向だな。〉
と思っても余計な事は聞けません。更に、目的地の方向と今のタクシーの向きは逆方向しかも狭い路地の為に、瞬時にルートと方向転換する方法を判断しなければいけません。
私;〈信号や遠回りを避けるには、狭い路地を通る必要があるな。〉
と、対向する車が来ない事を祈りつつ無事に到着。
その後は、暇で近場のお客様を対応して、夜にお客様が来る確率の少ない駅で客待ちしていると、会社より配車。
私;『おや? 先程のお得意さん?』
とお迎えに行くと、案の定、先程の市立病院へ送り届けたお客様。
私;『お見舞い、早いお帰りですね。』
お客様;『祖母が入院しているのですが、「もう帰っていいよ。」と言われてしまったの。同室に同世代がいるし、自宅よりも快適で良いみたい。』
私;『安心して病院にお委せできますね。』
と落ち着いた気持ちで、先程とは逆ルートで無事にお送り。
すると今度は、料亭へお迎えの配車。
私;『このお店、以前に1時間40分程待った経験があるし、今度も近場で待つ事を覚悟した方が良いな。』
と、暫くお待ちしていると4人の男性の方が来られた。
すると、1人の男性が頭を低く下げて3人の方をお見送り。
私;『お! このお客様、超VIP!?』
とお客様の会話を聞いていると、やはり超VIP!!
しかも、外は雪が舞い、タイヤはヘボいTAXI用スタッドレス・タイヤ。
私;〈気を使いシンドイな!〉
と後ろに渋滞が出来ているが速度厳守で進行。
無事に送り届けて、本日2番目の売上で¥4,480円となる。
最もトップの売上とは二千円とは違わない。
暇な一日でも、何とかノルマをクリア。
本日の売上;ノルマの105%。
2014年12月24日水曜日
2014年12月23日(火)
2014年12月23日(火) 乗務
私;『今日は、連休最終日。暇だぞ。』
と思いつつ、始業点検。
私;『車、汚ねえな。シートカバーは汚れ、マットは泥だらけ。車体も泥が着いている。』
初っぱなから余計な仕事が増えてしまった。
始業間も無く配車。
私;『このお宅は、前に一度、夜に行ったが、狭い路地の坂の途中の家だ。この冬に行きたくない場所だな。』
と、向かう。案の定、路面は氷の山。
私;『またぶつけると今度は大変な事になる。冒険は、決してしない!。』
お客様をお乗せした後に、狭い氷った路地で切り返し。ガードレールのギリギリで何とか方向転換。
これだけ苦労しても料金伸びず。
私;『しかし、無事故で終われば良し。』
この後は、三桁が7連荘。
こんな状況で会社より配車でお迎えに行くとお姉さんがお乗りになってきた。
お客様;『レオパレス。急いで。道は、お委せ。』
私;『一番混むルートですね。混雑状況で、道を考えますね。』
と進むと、意外と道路は空いていて順調に到着。
私;『足元、氷っていますので、お気をつけ下さい。』
と案内しつつ、精算して直ぐに私;『私にお捕まり下さい。
』
とお姉さんに私の手を差し出す。
私;〈若い女性と腕を組むのは、久しぶりだな。〉
と、つい昔を思い出してしまった。
しかし、これで年末の忘年会シーズンは、終了。後は、地元企業の仕事納めで本年のタクシー業務のピークが終了。年明けは、暫く暇だ。
本日の売上;ノルマの92%。
2014年12月22日月曜日
2014年12月22日(月)
私;『今朝は、車のフロントガラスが凍っていない。暖かいのか。』
一安心して出勤。
すると、明るく小さく明るい物が対向してくる。
私;『なんだろう?』
と自家用車を減速すると
私;『なんだ狐か。今日、2匹目だな。我が家の周りにもいるのだね。』
その後、ジャンボタクシーに乗り換えて始業。
ところが、今日は、お客様をお迎えに行くと直ぐにお客様が現れて、順調そのもの。
途中、雪による速度規制があったものの定刻より早めに到着。
帰路は、お客様がいない為に、空車。
私;『早く帰ろう。しかし、物足りない仕事だな。でも、事故を起こすよりも良い。』
2014年12月20日土曜日
2014年12月19日(金)
2014年12月19日(金) 乗務
事故の翌日、気持ちはドン底。
私;『こんな天気も良くない日に仕事、嫌だね。また事故を起こしたら、今度は大変な事になる。』
こんな日に限って変な車が多い。
お客様を飲み屋にお送りして行くとその大変な現場に遭遇。
その店は狭い路地の途中にある。
今日は忘年会等で幹線道路が大渋滞の為に、この路地が抜け道となって、この狭い路地に入り対向して来る。
そして軽自動車の後に、
私;『トヨタの幅広の高級車、すれ違いは絶対無理。』
お客様;『でも、向かって来るよ。』
私;『此方が動いていてぶつかると厄介な事になりますから、このまま止まっています。』
~
私;『わア~。擦る、擦る~。案の定、ドアミラー、ぶつけた。 』
と此方が相手の車の動きを注視していると、相手の幅広車は去って行った。
お客様;『大丈夫だった? 申し訳なかったね。釣りは、要らないから。有り難う。』
私;『また事故報告書。かつ、揉め事の発生を危惧したが、良かった。』
更に、アホ車に遭遇。
脇道から幹線道路に出ようと一時停止。
私;『左右、OK。でも、左方向に、変な動く様な感触がある。・・・、ありゃ!! こんな深夜に無灯火の車が来た。』
お客様;『出ていたら衝突していたね。』
私;『あれで良く運転出来るなと感心します。』
【今夜は、守られた(感謝々)。】
今夜は、最後の忘年会のピークの日。
いつもは縁の無い遠距離のお客様に何組も当たる。
私;『いつもの日にもこんなに当たれば売上も上がるのだが。』
今日の最高乗車料金;¥11,250
しかし、今日の売上は今一つだが、無事故で業務終了。
本日の売上;ノルマの197%。
2014年12月19日金曜日
2014年12月18日(木)
2014年12月18日(木) 乗務
今日は、私にとって初めての大きな事故を起こしてしまった。
お客様をお迎えに行く途中にT字路を曲がり切ってアクセルを踏んだ瞬間に後輪が滑り、駐車中の車2台にぶつけてしまった。
連日の降雪に油断していた。
自分のタクシーの被害は軽微。ワックスを掛けたら解らなくなった。
相手との交渉は、年越し。嫌な年末年始だ!!
【油断大敵。雪道は、慎重に!!】
本日の売上;ノルマの191%。
2014年12月18日木曜日
2014年12月17日(水)
毎朝、NHK-TVのデータ放送の天気予報&道路情報は、チェック。
私;『今日の雪は夜には止む予報。よし昨日履いたタイヤチェーンを外そう。』
と決意して早めに家を出る。
ところが、タイヤチェーンを外していると、
会社より電話;『車が足りないから早めに来てくれない。』
私;『足りないところを遣り繰りするのが配車係りの仕事だろう!(弱・怒)。』
しかし、渋々早めに出庫。
この時には、この日が大変な一日になるとは思ってもいなかった。
更に、天気予報は外れ、深夜になってから止むかと思っていた雪は一段と強くなってきた。
私;『タイヤ・チェーン、外したのは間違いだったかな。』
夜、右カーブの上り坂跨線橋の上、道路テカテカだねと思った瞬間。
車の後輪が滑った。
私;<対向車がいたら大事故になっていたな。>
私;『申し訳ありません。お客様、大丈夫でしたか?』
「もう疲れて来ると、注意散漫になって来たので、再度気を引き締めて運転。」
ところが、目的地の近くになったら何と、
お客様;『この坂、道路凍結していてツルツルなんですよ。坂の上には、大きな道路があります。』
私;『勢い良く行くと、危ないですね。』
ここが腕の見せ所、勢い良く坂を上り、上りきった所で寸止め。
私;『凄い坂ですね。』
お客様;『帰路、気をつけて。』
しかし、こんな日にも良い事は起きます。
会社の配車で私には始めてのお見せにお迎え。
お店の方;『少し待って。』
間も無くすると、女性が乗って来られた。
お客様;『すみません。近くても宜しいです。』
私;『有り難うございます。近くてもご遠慮なくどうぞ。』
お客様;『某タクシー会社(当地区には二社しかありません)に予約を入れても「いつになるか解りません。」と言われてしまったの。お店の方が「私の利用しているタクシー会社に聞いてみるね。」と手配してくれたの。近くてすみませんね。近いと嫌な顔する運転手が居るんですよ。』
私;『確かにその様な運転手がおります。すみません。これからは、近くてもご遠慮なくご利用下さい。』
その後は、和やかに目的地に到着。
私;『有り難うございました。』
お客様;『近くてすみませんでした。運転手さんのお名前は、〇〇〇さんですね。』
私;『当社の名刺の此方の電話番号にお電話いただければお迎えに参ります。』
こんな繋がりが増えていけば、自分達の給料も増えていく。
私;『しかし、今日は、疲れた。途中で、動くのが嫌になってしまった。』
私;『年が明ければ、非常に暇だぞ。』
本日の売上;ノルマの205%。
2014年12月16日火曜日
2014年12月16日(火)
朝起きると、一面の雪景色。
まだ雪が降っている。
私;『あれ? 天気予報は、日中は雨のハズ? その内に雨に変わるだろう。』
出社して始業点検。
私;『あれ? LPG残が少ない。昨日、給油されていない。こんな日は、ロングが出る可能性があるから、早目の給油が必要だ。』
しかし、そのままで始業。
こんな日は、普段乗らない人達が、自分で運転する人がタクシーを利用するケースが多い。
従って、短い距離のお客様が多い。
その為に、始業間も無い段階で給油。
ところが、
私;『あれ? LPGタンクメーターが満タンを指さない。いよいよ壊れたな。』
仕方なく、メーター交換の為に会社へ回送。
他の車が動いている状況で車は、停止。
私;『こんな調子では、今日の売上は、ダメだな。』
もう張り合いが全く欠如してしまった。
それに追い打ちを掛ける様に、天候は雪がやまずに仕方なく午後3時頃にタイヤチェーン装着。
私;『タクシーも、早くせめてFF車にならないかな。』
日産 NV200バネット、ロンドンタクシー 仕様
【東京モーターショー13】トヨタ、次世代タクシーコンセプト
本日の売上;ノルマの180%。
2014年12月15日月曜日
休出
世間は、投票日。
私へ休出の依頼。
年末で地元の役等で忙しく対応出来ない人が多く、通常は当直明けの人への依頼は無いですが、私にも対応依頼。
おかげで睡眠不足&夜間の路面凍結への不安での始業。
しかも、この連日の雪が舞い道路凍結の状況で行き先が急坂の上の投票所。
こんな状況下、今までに無いハプニング発生。
私;『あれ? ハンコと電卓、それと、書類を入れた袋が無い。』 決して鞄から出す事が無い物なのに、更に追い打ちを掛ける出来事が発生。
私;『あれ? エンジンが掛からない。しかも、警告灯が、点灯している。』 と、慌てて隣の先輩社員を読んでみると、
先輩社員の隣りにいた女性の運転手;『ギアがドライブに入っている。アハハ〜(大笑)。』
嫌な予感を感じ、
私;『今日は、無理せずに慎重な運転だ!!!。』
時間にかなりの余裕を持ち現場の坂の下に到着。しかし、現場目前にしてもいきなりその坂を登らない。自分で歩いて坂を上り路面の状況を確認。
私;『良し。これならばタクシーは、坂を上がって行ける。』
と、"NHKラジオドラマ 日曜名作座" 「終りに見た街」ラジオを聞きながら、雪舞いの急坂を上って行き只管お客様を待つ。
私;『このラジオドラマは、来週最終回か。前回は結末を聞いて無いからスマホにスケジュールをアラーム付きで登録しておこう。』
その後は、無事に業務終了。
しかし、今日は、非常に疲れた。
本日の売上;ノルマの281%。
2014年12月14日日曜日
2014年12月13日(土)
出社して我が愛車の点検。
昨日休憩所の天井で見た蝙蝠がまだ生息するのかチェックすると、まだ居る。
でも何とか退治したい。
蝙蝠 |
そして、今日に期待して出庫。
しかし、現実は、開店休業に近い状況。
私;『今日は、どうなるのかな。暇だね。』
天候は、雪が舞って来た。
私;『こんな日は、山の上の方には、行きたくない。』
こんな日に限って予想が当たってしまう。
お客様;『山本団地。』
と言われて、直ぐに団地への進入路となる道路の急な坂道を思い起こさせた。
私;『あの坂は、大丈夫でしょうか?』
お客様;『大丈夫!』
私;<え? その確信は、何処から来るの? 運転するのは、私ですが。>
と不安と恐怖な気持ちでその現場に到着。
私;<やっぱり、道路は雪で真っ白ではないか!>
私;『行ける所まで頑張ってみます。』
私;<とは言うものの、急坂の途中で停止したら、タクシーは・・・>
私;<考えたくない。怖いね。>
と、人生最大の私の命を掛けて、急坂にチャレンジ。
私;<後輪が、滑る。我が愛車、頑張れ!>
と、頑張って何とか到着。
清算して帰路。しかし、
私;『行きは、良い良い。帰りが、怖い。』
その後も、怖い現場に遭遇しつつも一日終わってみれば、売上は、昨年同期並みの喜びの金額。
私;『これで、今月の歩合は、安全圏に入る。』
我が愛車 |
本日の売上;ノルマの213%。
2014年12月13日土曜日
2014年12月12日(金)
始業点呼。
会社の役員;『昨年の実績では、今日が一番の売上。』
と、早速に私のスマホから自分の実績データを検索。
私;『あ! 確かに売上は、多い。』
会社の配車係;『予約状況は、明日の方が多い。』
私;『今年は、選挙もあり、また、降雪予報も出ているから出足が違うのかな。』
と思い出庫。
最初は、好調につながっていたが、徐々に客待ち時間が長くなり、22時帯には完全に待ち状態。
私;『やはり、現場を把握している人が、強いね。』
深夜には漸く動き出す。
会社よりの配車でお客様をお迎えに行くと、強面の男性二人組の方がお乗りになって来られた。
お客様二人なので会話の対応もせずに運転に集中していると、
お客様;『運転手さん、今日の勤務は何時まで?』
私;『夜6時から朝5時迄です。』
お客様;『次の勤務は?』
私;『その日の夜7時です。』
お客様;『え?! 凄い勤務だね。勤務時間は、どれだけ長いの?』
私;『拘束時間の最長は、16時です。空港便担当は、別ですが。』
お客様;『長いね。』
と、確かに凄い業界です。
しかし、私のIT業界時代の経験からすると、まだマシです。
昔、酷い時は、睡眠時間2〜3時間を何ヶ月もやった事もあります。
徹夜は、当たり前の業界でした。
やはり、今日の売上は、今一つの売上で終始。
私;『明日に期待!』
本日の売上;ノルマの254%。
2014年12月12日金曜日
2014年12月11日(木)
始業早々、お客様をお乗せしている時に、珍しい運転席メーターの警告等が点灯。
私;『前にもテールライトが点灯しない時にも似たような表示だったが、今回も同じかな?』と、この段階では暢気に運転継続。
お客様が降りられた後に会社の整備担当に電話。
会社の整備担当;『直ぐ帰って来い。そのまま乗っていると、車が動かなくなる。』
ところが、その場所は、会社の整備場からは、かなり遠い場所。
驚きと共に、各種スイッチを切った。
そして、無事に帰れる事を祈り始めた。
・エアコン
・照明類
・携帯電話の充電
整備場に到着すると
会社の整備担当;『やはり、この車、駄目。他の車に、乗り換え。』
私;『他の車が動いているのに悲しい。』
その状況でも良い事がありました。
五百円程ですが、ご老齢のご夫婦からチップをいただきました。
会社よりの配車で病院へ向かいました。そこにはいつもご利用いただくご夫婦でした。
自宅も承知しておりましたので、会話をしながらご自宅までお送り。
私;『有り難う御座いました。乗車料金は、・・・です。』
と差し出されたお金は、その料金以上のお金が出でいました。
私;『金額、多いですが。』
お客様;『残りは、チップ。』
この仕事、サービス業、お客様にご満足していただけないといけないですか。
しかし、夜にはウンザリする出来事に遭遇。
飲み屋にお迎えに行って、お見せに声掛けて店の前で待つ。
しかし、幾ら待てども出てこない。
私;『キャンセルして帰ろうかな。』
私;『しかし、このまま帰ると、クレームだな。』
漸く15分程待って出てきたお客様
お客様;『店で呼んだタクシー?』
「それはないでしょう。散々待たせて」と思いつつ
私;『そうです。』
と、お乗りいただいたのが、3桁の乗車料金。
私;『今日は、散々な日だ!!!』
本日の売上;ノルマの116%。
2014年12月10日水曜日
2014年12月10日(水)
朝、自家用車のフロントガラスは、凍っていた。
私;『しまった。前夜のフロントガラスのカバーを忘れていた。』
慌てて対処して出勤。
今日は、空港午前便担当。点呼して運行指示書を見ると、前に確認した時よりも人数が増えている。
しかも、お客様は広範囲に渡ってお迎えに行く必要がある。
私;<どう見ても遅延確実。一部のタイムスケジュールが、約10Kmを5分で行く様になっている。高速道路でも、この時間では速度違反。これを書いた奴、これで運転してみろ!>
やっつけ仕事と想定される様な指示書。私も、昔の業界で自分がやっていた事を思い出した。
最初のお客様をお迎えに行く。
しかし、運行指示書には、ある会社の駐車場としか記載がない。
ところが、この会社の駐車場は、道路の反対方向に二箇所ある。
私;『どちらかな。大きなバスの方で待つか。』
との決断がミスとなり、この後の遅延に繋がってしまった。
当然の事ながら、出発予定時間になってもお客様が現れず。
私;『精神衛生上、芳しくないな。』 その時に暗がりから現れたのは、若い女性。
私;『寒い中をお待たせして申し訳ありませんでした。』
揉め事にならずに漸く発車。
その後は、急ぎ足で運行。
全てのお客様をお乗せした後は、遅延回復運転して運行指示書の通りの時間で現着。
ふと、空港で待機している現地の黒タクを見ると、
私;『多くの黒タク、スタッドレスタイヤ+アルミホイールを履いている。流石だな。』
と、感心して考えていると
私;『否、私の会社の黒タクが、オカシイのだ。』
ジャンボタクシー |
2014年12月9日火曜日
2014年12月7日(日)
出社早々に会社より
会社の配車係;『14日の投票日、人が足りないから休出、頼むね。』
との依頼。これでは嫌とは言えません。
私;<雪降りの場合は、嫌だな。>
と思っても言えません。
しかも、今日は日曜日の夜で暇、気の重い一日のスタート。お
ふとNHKラジオを聞いていると、"NHKラジオドラマ 日曜名作座" 「終りに見た街」が始まっていた。
このドラマは、前の選挙の時にも聞きながらタクシー業務をやっていた事を思い出した。
あの時にも、全体を聞いてなくて、最後がどうなったのか解らず終い。
私;『今回もダメだだろうな。』
すると会社の配車。お客様をお迎えに行くと、少し訛のある男性がお乗りになってきた。
お客様;『ティーダ・アパートまで。この資料。』 しかし、その資料にはアパートの地図が無い。私の覚書の資料を見ても、そんなアパートは無い。
私;『どちらの場所にありますか?』
お客様;『私は、来たばかりで解らない。今日乗った他の運転手は、解ったヨ。』
私;<新しく出来た? また新たに資料に追記しておく必要があるかな?>
私;『会社に場所を確認しますのでお待ち下さい。』
会社の配車係;『それは、ラ・ティーダの間違いでは?』
そのアパートならば、私の覚書にある。
私;『アパート名は、ラ・ティーダではないですか。場所は、〜ではないですか。』
お客様;『そこ。』
私;『今後の為に、お客様の資料を直しておきますが?』
お客様;『ありがとう。』
しかし、そのアパートへのルートは、私の覚書には逆方向からの進入ルートの記載が無いから。当然遠回りして現着。
目的地を見失ってトラブルになるよりはマシ。
何か言われたら、何か対応を考えるのみ。
しかし、何事も無く終了で一安心。
その後にまた会社よりの配車で飲み屋にお迎えに行くと、何とこの暇で乗車料金が3桁ばかりの時に3桁ではないお客様。
ところが、乗車まもなくからお客様との会話が弾む。
私;<こんな調子より時は、入社早々の嫌な経験が甦るな。>
と、何事も無く祈りつつ目的地近くに接近。
私;『どちらになりますでしょうか。』
お客様;『そこの看板の少し先。』
私;<看板の先の家に止めればよいかな。>
と思って徐行していると、メーターが赤の点滅で上がりそうな気配。
お客様;『あ。 ここで良いヨ。 え! 乗車料金上がってしまった!』
メーターは、点滅が消えて乗車料金が上がってしまった。
後方からは、嫌なムードが漂って来た。
私;<やはり、予想は、的中か。僅かな金額でトラブルになりたくない。>
と、言ってはいけない事を口走っていた。
私;『上がった分は、値引き致します。』
ところが、値引き分で精算してお釣りを渡して直ぐにその場を離れた。
そこで、大変な事に気がついた。
私;『お釣り、¥100多く渡してしまった!』
今日は、全てが散々な日だった。
本日の売上;ノルマの70%。
2014年12月7日日曜日
2014年12月6日(金)
昨日の売上に期待を持ち始業。
会社より配車でお客様をお迎えに行くと、これから夜のお店に出勤するであろう比較的若い女性のお客様がお乗りになって来られた。
お客様;『景気は、どうですか。』
私;『夜の早目は、動きが無いです。遅くなってからの人が帰える頃に忙しくなります。』
お客様;『若い人は、お金を使わない。』
私;『最近、年配の方々が夜は出てこないですから。』
お客様;『若い人は、居酒屋から居酒屋へ呑みに行く。何これ。』
この年末でもそれ程忙しくない店があるのか。タクシーも他人事ではないですね。
タクシーが忙しいのは、一日の内でもほんの一時の事。その時間帯を過ぎれば、お客様の待ち時間が長い。
私;<消費税10%になったらどうなるのであろうか。>
再び会社よりの配車でお客様をお迎えに行き暫くお待ちしていると、若い男性がタクシーに来られた。
お客様;『〇〇〇(地名)まで幾ら? 女性を送っていて欲しい。』
私;『場所にも依りますが』
お客様;『これで足りる? 足りない場合は、何とかして。』
と、一万円を差し出して来ました。
私;『おつりが出た場合は、どう致しましょう。数千円程が出る場所もありますが。』
お客様;『とっといて。』
私;<・・・>
お客様;『運転手さんにチップ。』
私;<ラッキー! それでは、ノンビリと行こう!>
こんな事は滅多に無い。
気楽に女性のお客様と会話しながら、目的地まで送り届けて清算。
お客様;『お金は?』
私;『お連れ様からいただいております。』
お客様;『有り難う御座いました。』
私;『有り難う御座いました。足元にお気をつけ下さい。』
と、お客様をお見送り。
結局、チップは¥4千円弱となった。
私;<今夜の稼ぎが少なくても良いかな。>
しかし、こんな良い事ばかりでは無い。
客待ちしていてお乗りになられて無事に目的地到着。
ところが、お客様は、財布の中をジャラジャラしているのみでなかなかお金が出てこない。
私;『お金は、細かい方が助かります。』
お客様;『細かくなりますが。』
と、差し出されたお金を見ると、本当に細かい。
一円玉と五円玉、締めて四十円。
私;<幾ら細かいとは言え、こんなに細かいと清算器に入らない。>
しかも、自分の小銭入れが途端に重たくなった。
私;『どこかで十円玉にしたいな。』
本日の売上;ノルマの231%。
2014年12月5日金曜日
2014年12月5日(木)
朝、TVで嫌なニュースを報じていた。
年末になるとタクシー強盗が増える。
鈍る消費、タクシー直撃 している現状で、こんな被害に遭遇しては堪らない。
その気持ちでスタートした今日は、午前は通常のタクシー業務。
午後は、空港便担当。空港便の運行指示書を見ると、帰路のお客様がキャンセルになっている。
私;<帰りは、速やかに帰って来よう。>
ところが、一発目のお客様。
配車でお迎えに行き暫く待っていると漸く出て来られました。
しかし、何と再度家に戻ろうとしている。
お客様;『30分してから又来てくれる?。』
「今日は、運がないな」と思いつつ
私;『30分後で手配致しておきます。』
と回答して、速やかに次のお客様を探しに出発。
この後は、驚きの配車が繋がる。
そして最後のタクシーでのお客様が、他社の空港便(帰路)で降りられた方。
お客様;『こちらは、寒いですね。私は、東南アジアに居たので、寒いです。来る途中は、雪でしたヨ。』
私;『私は、これから空港行きの運転なんです。』
雪の高速道路を、FRのジャンボタクシーで行く事に少し不安が募りつつ、空港便へ切り換え。
会社で道路情報を検索すると、雪による速度規制が出ていた。
私;<お客様の出発飛行機の時間には余裕があるから、慌てずに行こう!>お乗せしてお客様に、その旨をお伝えして出発。
私;<路面も凍っていそうだ。>
これから嫌なシーズンの到来。
無事故で終わりたい。
2014年12月2日火曜日
2014年12月1日(月)
始めの内は、仕事が行く先々で繋がり
私;『こんな調子で今日の業務が終われば、売上ノルマは楽にクリア出来るが。』
世の中、そうは甘く無かった。
それ以降の暇な事
私;『やはり、月曜日は、駄目だ。』
会社より配車で指定されたお店に向うと、中高年男性二人組みのお客様がお乗りになってきた。
お客様;『〇〇〇(店名)へ。』
私;<え? その店、何処だったかな?>
自分の作成した資料を見る時間が無さそうだったので、
私;『すみません。入社したばかりで、教えていただけますでしょうか。』
しかし、この言葉は、これが通じるお客様と怒り出すお客様がおられますので、一つの賭けです。
お客様;『そこを左折~そして、次を右折~』
ここまでは、一安心。しかし、最後迄、気が抜けない今回のお客様。
すると、踏切があり、タクシーを「一時停止」して通過。
すると、後部座席のお客様が
お客様;『一時停止は、車を完全に停止しなけらば、止まった事にならない。』
私;<一時停止の違反で捕まった時の警察官と同じ事を言うな。ひょっとして、お客様は其方の関係者?>
私;『確かにその通りです。』
お客様;『そこ右折ね。』
と言われて、思わずハンドルを右に切ったのは良いが、この場所は、普段は決して曲がらない程の狭いT字路。
気がついた時には既に遅し、車は右に向いてしまった。
私;<ぶつけたら事故報告書&お小言&修理代自己負担だ!>
お客様;『お! 上手いね。』
私;<この野郎、人を弄んでいるな。>
お客様;『帰りに指名するね。』
私;<そう言って指名された事が無い!>
とは思っても
私;『ありがとうございます。』
こんな苦労しても、メーターが表示している乗車料金は、三桁。
その内に、雪が降ってきた。
少し高台に行けば、しっかり降っている。
私;『自分のタクシーのタイヤは、タクシー用ノーマル・タイヤだ。不安。』
気になっても無情にも未明にかけて、雪降りが多くなってきた。
私;『無事故で、本日の業務終了を祈るのみ。』
そんな事を気にしていると、道を間違えてしまった。
今日は、ロクな事が無い。
本日の売上;ノルマの102%。
2014年12月1日月曜日
2014年11月30日(日)
昨日の勤務がAM4時に終了して、今日が同じ様な勤務。
私;『シンドイな~。今日は、暇だぞ!』
しかし、始めの配車でお客様をお迎えに行き送り先を伺う。
私;<さて? どのルートで行くか?>
ところが、選択したルートは、対向から大変な車の数が来る。
しかも、狭い道だから他の車にぶつけない事を祈りつつ進行。
私;『行き先の施設で、何かイベントが有った様ですね。』
お客様;『公演があったのですよ。』
私;<詳しいな関係者かな?>
と思いつつ、無事故で現着。
私;『こんな所は、早く離れたい!』
そんな所へ、無線。
会社の配車係;『ちょっと待ってて』
その場で、他のお客様をお待ちする事になる。
私;『ラッキー! 今日は、こんな調子で仕事が続けば良いな。』
しかし、世の中、そんなに甘くなかった。
その後のつながりは、今までに無くタイミングが悪く、2~3時間程お客様に巡り合わず。
私;『やはり、日曜日だ。日当分を稼げる事を祈るのみだ!』
漸く、客待ちで泥酔者の男性がお乗りになって来た。
お客様;『〇〇〇まで。』
私;<寝てしまいそうだし、気難しそうな人。慎重な対応だ。>
何とか車内をゲロで汚されるずに、お客様が寝てしまう事も無く無事にお客様をお送りして一安心。
私;『そろそろ業務終了だから、暇な内に車の清掃しようと。』
車の外で汚れた所を綺麗にしていると、
先輩社員;『タクシー代行だから行くヨ。』
私;『え! 私がお客様の車を運転ですか。』
気にしながらお客様をお迎えに行くと、何とデカイ1BOX車。
私;<大丈夫かな。>
目的地をお伺いすると、色々と経由して行く様だ。
私;<ぶつけない事を祈るのみ>
表面的には平然と、内心ではドキドキしながら車を進めると、
お客様;『運転、上手いですね。』
私;『私は、空港便の担当をしていて、大きい車に慣れていますので。』
気を良くして車庫にバックで駐車して無事故で終了。
私;『でも、代行の運転手は、苦手だ。最近の車は、最初のエンジンの掛け方が解らない。』
最後に売上を押し上げたのが、4人組み男性グループ。
お乗りになられたお客様を一人一人を送り届けたので、本日のノルマを何とかクリア。
私;『焦らずに地道が、一番だ。』
本日の売上;ノルマの116%。
2014年11月30日日曜日
2014年11月29日(土)
忘年会シーズンの土曜日、かなり期待して始業。
始業直後は、期待と裏腹に、客待ち時間が長い。
私;『今日は、駄目かな?』
そんな時に、女性二人組みのお客様。
お客様A;『課長、言葉がキツイよね。』
お客様B;『私は、その事を部長に言いました。』
私;<今日は、会社の忘年会かな? 仕事の話しか。>
と、酒を飲んだ後の会社の話題にあまり興味が湧かずに、ひたすら運転に集中。それでも、少し聞き耳を立てる。
私;<昔、私も、課長や人の遣り繰りに苦労したな。若かったから出来たな。>
思わず昔の事を思い出してしまった。
その後は、今度は、配車で若い女性3人組のお客様をお迎え。
今度は、転勤とか仕事の内容が話題。
私;<年齢を重ねて来ると、話題も違って来るな。>
こちらも、聞き耳を立てて、お客様を送り届けてお仕舞い。
その後、客待ちしていると、比較的若い男性がお乗りになって来た。
お客様;『〇〇〇まで。』
私;『〇〇〇のどちらでしょうか?』
お客様の目的地は、広い地域である為に、ルート確認をしないとトラブルの元。
おかげで、無事に目的地に到着。
清算していると、
お客様;『私は、呼ぶのは△△△タクシー会社(競合他社)なんだよ。』
私;『何か過去にトラブルがあったのでしょうか。』
お客様;『△△△タクシーの社員は、対応が良いから。』
私;『今後は、弊社をよろしくお願い致します。』
と、名刺をお渡ししました。が、
私;<かなり酔っているから、今後も、難しいかな?>
私;『日頃の対応は、重要だな。』
と、今後の仕事の有り方を見直してしまった。
本日の売上;ノルマの210%。
2014年11月28日金曜日
2014年11月28日(金)
今日は、空港便午前の担当。
朝、家を出る時は、フロント・ガラスは、真っ白。
私;『これからは、更に寒さが厳しくなるな。寒いのは、苦手だ。』
寒さを克服して無事に会社に到着。
お客様の人数が、最後に確認した時にはお迎えだけだったのに、何と運行指示書を見ると追加されて送り&迎えとなっていた。
私;『ラッキー! これで日当が増える。』
片道だけなのと往復では、やる気も違ってくる。
気を良くして出発。
ところが、出発直後、逆Y字路で信号待ち。そして、青・信号になったので車を進めると、突然自車の後ろに大型トラックが接近している。
私;『あれ? 信号待ちでは、後ろには車が無かったのに?』
しかし、大型トラックは、接近して追走して来る。
私;『大型トラックと衝突しなくて良かった!』
後ろのトラックを気にしつつお客様をお迎えして無事に往路につく。
その後は、外の寒さと関係なく順調に空港に到着。
ところが、帰路のお客様。既に飛行機が到着しているのに、50分経過しても出てこない。
私;『お客様が来られ次第に、出発出来ますが?』
とお客様に電話をすると、
お客様;『荷物がまだ出てこないので、もう少し待って下さい。』
私;<え? >
色々なトラブルが発生します。
漸く、飛行機到着から丁度1時間たった時に、出発。
平日の高速は、順調そのもの。
私;<これで昼すぎには会社に到着するから、車を洗って、本日の業務終了だ!>
2014年11月26日水曜日
2014年11月25日(火)
お客様;『今日は、世間では給料日。人出は、どうでした?』
今、そんな事を聞かれる迄、余りの暇ですっかり忘れておりました。
私;『今日は、人が少なく、タクシーは暇です。今度の金曜日が、忘年会で忙しくなるかと思います。』
と返事をすると共に、今週末での売上に期待をしよう!と本日の売上を諦めムードで充満。
こんな日に、ふと狭い道路脇を見ると、黒い小さな動く物を発見。スピードを落として良く見ると、何と狸。
私;『暇な時に、家族持ち?の狸を轢きたくないな。』
祈りつつ狸の横を静かに通過。何のショックも無く、無事に通過する事が出来た。
私;『こんな調子に今日もトラブルを回避して行きたいね。』
会社よりの配車。
お客様をお迎えに行くと、泥酔者と介助する男性二人組の方が階段を下りてきた。
私;『お電話をいただいたお客様でしょうか。』
とお声掛けすると、まさにそのお客様方でした。
しかし、その泥酔者の方は、見覚えのある過去の嫌な記憶が甦ってきそうな雰囲気が溢れて来た。
案の定、タクシーに乗って来られた方は、泥酔者の方だけでした。
しかし、幸いな事に行き先は、極めて近い所。
私;<近くで助かったな。>
と、ひたすらノートラブルで降りられる事を祈りつつ、目的地に到着。
私;『\〇〇〇(三桁)になります。』
お客様;『ちょっと待ってて。』
私;<なんだ着払いか。>
だが、泥酔しているから再びお金を持って来るのを諦めつつ待っていると、奥様がお金を持って来られた。
奥様;『すみません。大きいのしか無くて。』
と差し出されたのが万札。
私;<お! 端数は、チップと言うかな!>
と期待して清算すると、端数まで受け取って行かれました。
私;『ノートラブルで終わった事で良しとしないと!』
と自分に言い聞かせて、次のお客様を捜しに発車。
運転している時間よりも、お客様を捜す時間の方が長い一日だった。
本日の売上;ノルマの58%。
2014年11月25日火曜日
2014年11月24日(月)
退職していく先輩社員;『あくせくして仕事する年齢ではないから、月給制の会社に入りたい。』
今日の稼ぎから計算すると、県の最低賃金にも満たない稼業。
私;『三連休の最終日だからしょうがないか。』
ひたすら勤務が終わるのを待つだけの今日一日。
そんな時に、会社よりの配車指示で、お客様をお迎えに行くと、体がガッシリした男性二人のお客様。
私;<うわ! 凄い人達だ!>『お待たせしました。』
お客様;『〇〇〇(店名)まで。私達、プロレスラーなんですよ。普段は、マスクをしていないから解らないよね。』
私;<なんだ、ビックリしたな。>『良くTVでは拝見しております。』
とは言え、ひたすら対応に気をつけて、お客様を無事に目的地にお送りして安堵。
しかし、車で動いている時間よりも待機時間が長い一日だった。
私;『退職していく人の気持ち理解出来るな。』
本日の売上;ノルマの72%。
2014年11月24日月曜日
2014年11月23日(日)
始業直後、仕事を始めようとタクシーの準備していると、突然の無線。
会社の配車係;『ちょっと事務所へ。』
私;『また、何か失敗したかな?』
と、お小言の準備をして事務所へ戻ると、
会社の配車係;
『他のタクシー会社が対応出来なくなったから、我が社に依頼が来た。松本の結婚式場へお客様を送って行って。その住所は、これ。場所は、そのPCで調べて。しかし、11時必着だから。』
私;<え! それは、お客様をお迎えに反対方向に行ってからでは、それは無理な時間じゃない! 他にベテラン社員がいるのに何故私? 何かのペナルティー?>
と思いつつ
私;『了解しました。』
とは言ったものの松本ICは、料金所を出てから市街地に入るまでが渋滞する。
指定時間内に到着するには、ルートを変更するか、松本IC迄の道中で時間を稼ぐ方法しかない。
私は、前者を選択。が、案の定、高速道路を出ると、大渋滞。
私;<11時がどんどん近づくが、間に合うかな?>
私自身が不安になるが、後席の方も、静かになって来た。
しかし、手元の地図では、徐々に目的地に近づいているはず。
私;<あの信号を左折すれば、まもなく到着だ。>
と、信号を左折すると、なんと幸運な事に目印となる様に観光バスが停まっていた。
私;『お疲れ様でございました。』
と、お客様にご案内して無事に指定時間前に到着。
お客様;『有り難う御座いました。』
帰路は、のんびりと運転。
私;『この後の今日の稼ぎは、無事故・ノートラブルで、稼げれば良いか。』
と、余裕を持ち、ジャンボータクシーに補給してから、自車に乗り換えて本来のタクシー業務開始。
ところが、その後も、待ち時間が度々あったものの、本日の売上が予想以上となる。
そして、最後の追い込みは、深夜の介護タクシー。
私;『え? こんな深夜に車イスのお客様?』
ラッキーと思う前に不安が過ぎりましたが、お客様をお迎えしてみると、明るいお客様。
私;『良い一日の締めだった!』
本日の売上;ノルマの231%。
2014年11月22日土曜日
2014年11月22日(土)
そろそろ世間では今週末頃から忘年会が始まると予想。
従って、昼間は、そこそこ忙しかった。
そんな時に、無駄な時間を費やしてしまった。
お客様をお迎えに行くと、耳が少し遠く、かつ、視力が若干悪い高齢のお客様。
お客様;『〇〇〇(会社)へ。』
ところが私は、似た社名の会社と勘違いをして、逆方向へ向ってしまった。
お客様;『□□□(地名)の方向ですが。』
私;<あれ? この会社では無いのか?>
私は、即Uターン。お客様が穏やかな方で助かり、トラブル無く終了。
その後は、何ヶ月ぶりのお客様へ会社より配車指示。
ところが、この時間は逆行でタクシー正面が眩しい。しかも、この道は、左カーブで、両側に側溝があり、おまけに、道幅が車幅一杯。
私;『こんな日に、こんな所で脱輪したくないな。』
と慎重にタクシーを進める。
私;『入社したては、良く脱輪したな。』
嫌な記憶を思い起こしてしまった。
何とか無事にお客様をお迎え。
しかし、
私;『これから雪道の季節となるから気をつけねば。』
本日の売上は、予想には今一つ。
私;『事故等を起こせば、その売上も消えてしまう。これから充分注意せねば。』
本日の売上;ノルマの178%。
2014年11月20日木曜日
2014年11月19日(水)
昨日の様な幸運に恵まれる事は、無い。
と解っていても、どうしても期待してします。
そんな時に、花を持った男性のお客様がお乗りになってきた。
私;『綺麗な花ですね。生花ですか?』
お客様;『そう生花。女房へのプレゼント。普段やらないから。』
私;『金額ではなく、普段からの心掛けが大事ですね。』
てっきり、私は、その花が送別会での贈り物かと思い、会話に注意しなければいけないと勘違いしていました。
お客様;『この先右折、交差点を左折して、行き止まりの所へ 。』
私;<あれ? 何故、遠回りするのかな?>
と思いつつも指示されるままに目的地に到着。
お客様;『帰りは、ここを左折していけば、元の道路に出れます。』
私;『ありがとうございます。』
花をお持ちになったお客様は、心も優しい。
感謝の気持ちで業務継続。
しかし、深夜零時過ぎから途轍もなく暇なまま夜明け。
勤務明けは、同じ班の人達とインフルエン予防接種して帰路へ。
本日の売上;ノルマの73%。
2014年11月19日水曜日
2014年11月18日(火)
今日は、お客様が比較的に良く繋がり売上は予想以上になる。
しかし、その切っ掛けの一つが、食事ボタンの押し忘れか。
開始より数時間は、お客様の気配すらなく待機するのみ。
動いてから夕食したいが、
私;『今日は、惨憺たる結果になりそうだな。』
と思う程に動きが無い。ようやく近場のお客様にお乗りいただき食事にした時に、食事ボタンを押し忘れて、無駄に長い食事時間となってしまった。
私;『どうせ暇だ。影響は無いだろう。』
その後が驚きの配車のつながり。
私;『こんな事は、二度とないかな。』
客待ちしていると男性2人組みのお客様。
お客様;『〇〇〇まで。』
私;<ラッキー! 暇な時は遠いところは、嬉しい>
無事にお届けしての帰路。
私;『暇だから流れを変えないといけない。』
通常は、深夜の場合には行く事の無い客待ち場所へ車を向ける。
結果的にこれが功を奏した。
すると、その方向に配車が入る。
会社;『〇〇〇(店)。4台口の4番目へ。』
私は、そこへ向うと3番目に到着。順番を4番目に入れ替える事なくそのまま待機。
これが、良い結果となった。
後で解ったのであるが先頭2台は、近場のお客様だった。
私のお客様は、遠い場所となった。
私;<ダブルでラッキー!>
ここから帰って客待ちしていると、何とまた比較的遠くのお客様にお乗りいただく。
私;『怖い程についているな。』
と思いつつ本日の業務終了。
本日の売上;ノルマの131%。
2014年11月18日火曜日
2014年11月17日(月)
出社早々に
会社の空港予約担当;『昨日の会社予約で乗らなかった方々、会社のキャンセル忘れだった。事前に判っていれば、昨日は一日の担当になったのに残念だったね。』
私;『今日の午後便の帰りのお客様は、飛行機到着時間がバラバラで苦労しそう。』
この影響で、今日は、午前に通常のタクシー業務。その後に空港便午後便の乗務。
これが結構シンドイ、居眠り運転には気をつけねばいけない。、
タクシー乗務して駅で客待ちしていると、老婦人二人組みのお客様。
お客様;『〇〇〇斎場まで。』
私;『〇〇〇斎場は複数個所ありますが。△△△(地名)の〇〇〇斎場☐☐で宜しいですか。』
お客様;『そこです。前に乗った時に新人の運転手さんで、私達も解らないし、彼方此方と捜してしまった。』
私;『すみませんでした。私共の会社の運転手でしょうか。』
お客様;『他の会社。』
私;『この名刺にお電話していただければ、24H対応でお迎えにお伺い致しますので、宜しくお願い致します。』
何当然の如く、帰路のお迎えの依頼が有りました。
私の仕事にならなくても、会社として顧客が増えれば、個人の仕事も増える。
その後、自社車を洗車してジャンボタクシーに乗り換えて空港へ出発。
往路は、工事を各所でやっていたが渋滞もなく順調に空港に到着。
ところが、復路の早い便で到着されたお客様。
お客様;『疲れているの。だから早く帰りたい!』
私;<私も早く帰りたいヨ!>
と思っても、そんな事は言えません。
私;『申し訳ございません。遅くに到着する飛行機のお客様がおられますので、定刻通りの出発になりますので其れまでお待ちいただきたいのですが。』
その後も色々と遣り取りしたので、
「ジャンボタクシー出発時に一悶着あるのかな?」
と危惧していると、その方は出発時間には何と
お客様;『3時間待った。疲れた。』
と言いながら亜笑顔で現れた。
安堵しつつ無事に空港出発。
無事故&ノートラブルでの業務終了が一番。
2014年11月16日日曜日
2014年11月16日(日)
私;『飛行機に乗っていなかったら電話よこせ!』
と叫びたいほどの一日だった。
今日は、空港便午前往復便。
しかし、前の夜は、何故か何回か目覚めて熟睡出来なかった。
これが今日の一日を予感していたのかもしれない。
行きは、順調に余裕を持ち到着。
そして、帰りの為に、コンビニで朝飯を購入してゆっくりと休憩。
ところが、ここから大変な出来事の幕開けとなる。
ジャンボタクシーをタクシー乗り場に着けて、お客様の到着待ち。
飛行機の到着時間を確認すると、早めに到着している。
私;『ヨッシャ! 今日は、早く帰れる<(^_^.)>。』
と思っていた矢先に、お客様を待ってども現れずに会社の指示を仰ぐ。
会社;『もう30分待って。』
仕方なく出発予定時間を30分超過して待った。
私;『この時間、只働き? 私の日当も、片道分のみ?』
と気持ちは、どん底モードで帰路。
そこに追い討ちを掛けた一言が、帰庫して待っていた。
自社の新入社員;『もう終わりですか? 今日は、忙しいですよ。』
と更に傷口に塩を塗り込まれた。
会社;『明日、午後の空港担当が行けなくなったから、明日の午後も担当。』
2014年11月14日金曜日
2014年11月13日(木)
今日は、売上に期待を持てないまま業務開始。
そんな矢先に、介護タクシーの指示。
私は昼間の勤務が少ない為に、この担当になったのは何ヶ月ぶりかの仕事。
私;『若干、不安。まあ、ゆっくりと手順を確認すれば大丈夫だ。』
と、自分自身に言い聞かせて出発。
しかし、
私;『今夜は、一段と凍みる日。車椅子でジッとしているお客様の寒さ対策には充分配慮が必要。』
そして、無事にお客様をお送りして帰社して、自分のタクシーに乗り換えて業務継続。
その内に自分自身に悪寒がしてきた。
私;『仕事を休んだら稼ぎがなくなってしまう。』
と、少し不安になってきた。
この時に、道路脇にある温度計を見ると何と「ー1℃」を表示している。
私;『寒いはずだ。』
若い時とは違い、無理せず
本日の売上;ノルマの109%。
2014年11月13日木曜日
2014年11月12日(水)
始業前から意欲低下気味。
昨年同時期も暇でしたが、今年も連日暇状態。
こんな時に新人が入社してきた。その反対に、古参社員が今月締日で退職していく様です。
そんな状況で乗務開始間もなくに、会社から配車でお迎えに行くと男性が乗車して来た。
思い駐車場からその前の路地の道路に出ようとした瞬間に、左方から突然の車。慌てて急ブレーキ。
お客様;『○○○(地名)まで。』
すると、後席のお客様が、携帯電話で他の人と話し始めた。
お客様;『△△△(店名)に着いた? 今、タクシーの中だから間もなく到着する。』
私;『△△△(店名)ですか?』
と確認したまでは良かったのですが、私は店の所在地を勘違いしてしまった。
この時に、お客様に確認すれば良かったのですが。
後の後悔となりました。
そして、私は、最初の指示された場所にタクシーを止めて清算してしまった。
当然、お客様は怪訝な顔をされて降りて行かれました。
そんな気持ちで客待ちしていると、先日の乗車前から喧嘩されていたアベック。
今日は、機嫌が良く降りられて行った。
やはり、お客様は、笑顔で降りられて行くのが一番。
ところが、暫くすると、会社よりメッセージ
会社;『車内に忘れ物は無いですか?』
私;<降りる時に座席は、確認したのだが。>
と思いつつ後席を確認すると、何と床の前方に落ちている。
私;『面倒な事になったな。』
会社に指示を仰ぐと、
会社;『お客様が、降りられて所をお待ちしているから届けて』
私;『しょうがない。まあ、今日は暇だから良いか。』
前席がベンチ・シートのタクシーは、不便。
このタクシー車、希少生物化しつつありますが。
暇な時こそ無事故・ノートラブルで終わるのが一番!
本日の売上;ノルマの71%。
2014年11月12日水曜日
2014年11月11日(火)
私;『いざ、出庫。』
と思い駐車場からその前の路地の道路に出ようとした瞬間に、左方から突然の車。慌てて急ブレーキ。
私;『初っ端で事故を起こさなくて良かった。』
右方向は確認したが、左方向の確認不足でした。
私;『今日一日、気をつけよう!』
と、気持ちが冷めやらぬ時に、高齢の女性がお乗りになりました。
お客様;『あれ、昨日の運転手さん!』
私;『記憶力が良いですね。』
お客様;『昨日の事でしょ。』
少しお怒りモード。
これは不味い雰囲気になってきたなと思い、この雰囲気を変えるべく色々と会話を続けていくと、このお客様が猫を飼っていた事が判明。
私;『以前、私も犬や金魚がいたんです。』
お客様;『病院にも度々連れて行きました。』
私;『人間より寿命が短いですからね。私は、死ぬのが可哀想で、今は飼っておりません。』
お客様;『私も、今は猫がおりません。』
今日一日、お客様との接し方も気をつけて業務継続。
今日は、珍しい事が続く日でした。
会社からの配車でお客様をお迎えに行くと、何と2回もキャンセル。
私;『こんな事は、初めてだ。』
そして、本日の業務終了して自家用車での帰路、何と右から狸が飛び出してきた。
私;『あぶねえな!』
とハンドルを右に切ると共に、ブレーキを踏む。
おかげで、後部座席の荷物が床に散乱。
ところが、その狸、今度は後ろを見ながら右に進路変更。
私;『このバカ狸! 最後に獣を引くのは嫌だ!』
と、私は、今度はハンドルを左に切る。
すると狸は、今度は、後ろを見ながら左に進路変更。
私;『業務の開始と終了で、事故か! 嫌な一日だ!』
ハンドルを右左に切る内に、このバカ狸は、飛び出して来た右に逃げて行った。
自家用車はブレーキを踏んだが、深夜ゆえに後方の他車が無かったので事故にならずに良かった。
私;『今日は、酷い一日だった!』
本日の売上;ノルマの91%。
2014年11月10日月曜日
2014年11月10日(月)
昼間の勤務は、実に23日ぶり。
こんな日は、お祝いのご祝儀となる売上が欲しい。
私;『今日は、いつもより稼働台数が少なく、月曜日だから通院の方が多いと思うから、売上に期待が持てそうだ。』
と思い乗務開始。
ところが、予想とは裏腹に、暇。
私;『何故、暇?』
そこに追い討ちを掛ける様に、自分の携帯電話を忘れて来てしまった。
私;『携帯電話が無いと、待ち時間にする事が無い。苦痛だ。』
しかし、この経験が後で生きて来るのである。
会社より配車指示でお客様をお迎えに行くと、リクルートスーツ?に身を固めた若い女性がお乗りになって来た。
お乗りになって間もなく
お客様;『あ!』
私;『何かお忘れですか?』
お客様;『何でもないです。』
私;『お乗りになった直後に携帯電話をお忘れになった事に気づかれるお客様がいらっしゃいます。』
お客様;『もしかして。』
お客様;『あ! 携帯電話を忘れて来た。』
私;『戻りますか?』
お客様;『お願いします。』
私;『早めに気づかれて良かったですね。』
お客様;『有り難う御座います。』
これが縁で人間関係が深まるのは、TVドラマだけの話し。
現実は、
私;『有り難う御座いました。お気をつけて行ってらっしゃいませ。』
そして、お客様は、笑顔で降りて行かれました。
世の中、携帯電話は、必需品。
仕事する上でも、暇つぶしでも。
今日は、一日が長く感じた日だった。
本日の売上;ノルマの96%。
2014年11月8日土曜日
2014年11月7日(金)
今日は、立冬。
私の売上は、既に厳冬期。
こんな時は良くない事が連続する。
会社より配車のメッセージ。
「○○○コンビニ。○○○様。」
そのコンビニに直ぐに到着。
しかし、なかなか出てこない。待つ内に、一人の男性が出て来た。
お客様;『もう少し待って貰える? 近くて申し訳ないが。』
私;『どちら迄ですか?』
お客様;『○○○ホテル。』
私;『かしこまりました。お待ちしております。』
(本音)「直ぐそこだから、歩いて行けよ!」
更に待てども出てこない。
私;『キャンセルして帰りたいな。』
漸く出て来られたが、何とお客様は一人だけでは無かった。
お客様と世間話しをしている内に現着。
当然、乗車料金は、ワンメーター。
私;『私の人生、なんだろうか。』
また、再びふつふつと変な思いが込み上げて来た。
その後も、会社より配車のメッセージ。
「○○○(飲み屋)。○○○様。」
しかし、その店の進入路は、本当に狭い。あまり行きたくない道路。まれにこの道に車が止まっている事があるが、そんな時は狭い道での切り返し。大型二種免許の腕の見せ所。万が一、バンパーを擦っても、会社には内緒(やってはいけない事ですが)。
嫌な時に、嫌な事故報告書を提出してお小言は御免です。
なんとか苦労してお店に到着。
私;『有り難う御座います。○○○タクシーで御座います。』
お客様;『少し待ってて。』やはり、ここでも待てども出てこない。
もう今日は諦めの境地で、ひたすら待つのみ。
漸くして出てこられたお客様をご自宅までお送りすると、
お客様;『お待たせして悪かったね。これ少ないけど取っといて。』
とチップをいただきました。これだけでも、自分の気持ちが幾らか和らぐ。
何かモチベーションUPが必要だ。
本日の売上;ノルマの120%。
2014年11月7日金曜日
2014年11月6日(木)
昨日とは様相が一変。
仕事が、比較的に良く繋がる。
食事で回送にしようとしていると、何と前方に手をあげている男性グループを発見。
こんな田舎で道で手を上げているお客様に遭遇するのは、年に数える程。
私;『食事に行くルートの選択によっては、こんな場面に遭遇しなかったな。』
今日の最終売上は、ツキもあり、若干プラスとなり、久々の笑顔。
その後、客待ちしていると、かなり酔ったお客様。
目的地をお聞きして出発。
お客様;『街中の景気は、どう?』
とお客様から聞かれ、そのお客様と暫く会話していると目的地に無事に到着。
お客様;『気持ちの良い運転手さん、次回指名するよ。』
私;『有り難う御座います。宜しくお願い致します。』
そしてお客様は、降りていかれましたが、その千鳥足から推測すると、
私;『明日の朝には、今日の事は全く覚えていないだろうな。』
と思う反面、少し期待。
その後の仕事は、深夜時間帯に入り低調になり、本日の乗務終了。
本日の売上;ノルマの123%。
2014年11月6日木曜日
2014年11月5日(水)
始業して約1時間半、何の動きも無くひたすら待機するのみ。
スマホにて撮影 |
『今夜は、171年ぶりの後の十三夜』
空には雲が無く月が綺麗に見える。
しかし、私の前にはお客様の気配全くなし。
ようやく待ちに待った会社からの配車。
1本目;ワンメーター
2本目;ワンメーター、かつ、割引
私;『今月の歩合は、確実にマイナス確定だな。』
先輩社員;『仕事がこの状態では、残り少ない人生、このままで良いのか疑問を感じる。』
私;<私も同感だが、でも、今この職場で頑張らねば、何処に行っても同じ。>
お客様;『近くて申し訳ないが~』
と言ってお乗りいただくお客様を大事にしていかないと、この田舎で売上を伸ばすのは難しいかも。
本日の売上;ノルマの82%。
2014年11月5日水曜日
2014年11月4日(火)
今日は、本来はタクシー乗務予定が相方さんの都合で、空港便一日担当。
運行指示書を見ると、往路の各お客様をお迎えする時間が不可能な程に余裕が無い。
私;<高速道路ではあるまいし。この時間では無理じゃん。>
始めから予定通りにお迎えする事は無理だと解っていたので、スタートをかなり時間に余裕を持たせて出発。
おかげで、会社の配車係の協力もあり、何のトラブルもなく全員ご乗車。
道中、空に雲が無く地平線が明るくなって来た高速道路、思わず車を止めて写真を撮りたくなりました。
帰路迄の休憩タイム。
寝ていると、車が揺れると共に車外の音に目覚める。
すると、何と物凄い風で、それまで居た釣り人もいなくなり、空を見上げるといつになく超低空で飛ぶ旅客機が多い。
私は、この場にいると車が横転すると思い車を木陰に移動。
<この強い風の為に、着陸やり直しかな?>
<こんな日に着陸させるパイロットを尊敬してしまう。>
<私の帰路迄に、風が落ち着けば良いが。>
帰路は、今日も、最後に到着するお客様の飛行機が遅れている。
やむなく始めに到着したお客様に連絡。
私;『今日の帰宅時間は、AM2時過ぎかあ~』
最終出発時間が決まっている空港便の為に、遅れていたお客様に気を揉んで待っていると何とかギリギリ間に合い漸く出発。
ここで「メガシャキ」を飲んで
<いざ! 眠気との戦いに出陣!>
<しかし、お金を貰い、高速を違反ギリギリの速度で、ロングドライブ。申し訳ないな。>
2014年11月3日月曜日
公休
2014年11月2日日曜日
2014年11月1日(土)
今日は、期待の土曜日。されど、土砂降りの為に、期待薄く始業。
予想通りに、ヒマ~!
本日の流れが、ある出来事で変わってしまった。
客待ちしていると、何と私の前と後ろに着けていたベテラン社員にお客様を取られてしまい、輪達しは更に延々と客待ちする羽目に。
私;<もうウンザリ!>
この一瞬で、気持ちが萎えてしまった。
そんな夜に限って遠くへの迎車が多い。
あるお店に行くと中年のカップルが出て来た。
お客様;『○○○(宿泊先)まで』
タクシーが出発されるやいなや何か揉め事が始まる。
奥様?;『貴男は、部下に対して○○○しなければダメ。』
ご主人?;『‥・』
私;<この会話を聞いていると、私のかつてのIT系の仕事時代を思い出すな。>
;<私も、部下との関係に悩み&苦労したな。>
と、懐かしさが込み上げてきました。
思わず
私;『奥様の言われる通りです。』
と、言いたくなりました。
そんな時に、会社より配車。
駅前に行くと、男女のグループ。
私;<このグループでは、目的地は近いな。>
と思いつつ待っていると、女性グループのみ乗って来られた。
更に、目的地をお聞きすると、少しロング。
私;<今日の売上は、若干持ち直すな。>
との喜びは、その後に瞬く間に打ち消されてしまった。
本日の最後のダメ押し。
時間指定でお迎えで行くとなかなか出てこない。
漸く出て来たと思ったらデカい荷物が有る。
朝の疲れ切った時に、この出来事が今日の売上を一気に止めてしまった。
<でも、売上が、赤にならないだけまだ吉!>
本日の売上;ノルマの136%。
【蛇足】
明日は、我が身か?
http://response.jp/article/2014/10/31/236339.html?gp=1_email_20141101
2014年11月1日土曜日
2014年10月31日(金)
始業直後1時間程は、開店休業状態。
私;『今日の売上は、どうなるのか。』しかし、一旦動き始めると、行く先々で配車があり、短時間の内にまあまあの売上になりました。
私;『この状態で行けば、今日の売上は期待が持てそうだ。』
しかし、世の中そうは甘くはありませんでした。その後の伸びが今一つでした。それでも、これだけの売上があれば充分。
そんな夜にまた失敗してしまいました。
客待ちしていると、若い男性二人組のお客様。
お客様;『○○○(店名)まで』
ここで注意が必要で、目的地には二通りのルートがあります。
当然、私は承知しておりましたので、無事に到着。ところが、ここでお一人様しか下車されません。
私;『お客様は、どちらまででしょうか?』
お客様;『そこの信号を右折して、真っ直ぐ行ったサークルKまで』
私;<え? この先にサークルKは、あったかな?>
と思いつつ出発。これが、失敗でした。
この時にお客様にお聞きすれば良かったのです。
私の記憶に間違いは無く、ずっと行ってもサークルKどころかコンビニすらありませんでした。
私;『お客様、サークルKは、まだ先ですか?』すると、
お客様;『ここは、どこら辺?』
私;<うわ! やってしまった!>
お客様が寝ていました。それに追い討ちを掛けて、お客様自身が始めから別の道と間違えて感。
私;『○○○付近ですが。』
来すぎた様です。当然、ここまでにコンビニは一切有りませんでした。
お客様;『それじゃ、そこを右折して、真っ直ぐ行って。』
お客様の地元の様でしたので、案内の通りに車を進めて何とか到着。
お客様;『支払いは、これで。』
と出されたのが、タクシーチケットでした。
私;<これが現金払いだったら、トラブル発生だったな。>
と安堵。
そして、本日の最後のお客様。
かなり酔った(深夜だから当たり前か)お客様。
私;<時間的に最後であろうお客様だ。トラブル無く終わりたい。>
しかも、目的地をお聞きすると、何とその場所は隣市の外れ。
しかし、幸いな事にその場所は、運良く前職の関係先でしたので、ルートは間違えるはずもなく、また、普段以上に気遣いをして、無事に目的地に到着。
この乗車料金が、今日の売上を一気に押し上げました。
本日の売上;ノルマの166%。