配車担当;『1時間早出だから、今夜は1時間早く上がるね。』
前日に帰宅する時に、
配車担当;『お客様のたっての願いで、明日早く出庫だから。』
そんなお客様の行き先は、
私;『本年最後に私のタクシー利用したいのかな。さてと、近くのJR駅かな。』
効率的には良くない仕事だが、個人的には嬉しい指名の仕事。
今日の行き先は、
私;<さて、上から回り込むルートにするか、もしくは、下から行くルートにするか?。>
至極悩むルートでの病院へご案内。
結局、私の選択は下から攻めるルートに決定して走行。
その道中に、先日頂いた”干し柿”のお礼を言いつつ病院に到着。
締めて約¥3.4K円也。
私;『本年の締めには、お世話になった指名されているお客様からの指名とは有り難いね。』
今日の我が班の出庫台数は、昨日に早退したドライバーが本日も休み。
ところが、その後に一緒に昼休憩を取ったドライバーも体調不良で早退した模様。
私;『若くないドライバーには過酷な乗務体系だよ。』
そんな我が身も疲れ一入。
そんな12:30頃に、暇なJR駅で待機していると、
私;『え!?。この昼間に?。』
何と、駅近くの吞み屋への配車。
私;『行きたくねえ。』
やむなくご自宅までご案内。
その他は、ワンメやショートばかり。
私;『駄目だね。今日も。』
その夜も、
私;『夜もワンメやショートばかりでは歩合プラスなんて望み薄いね。』
ところが、
私;『あれ?。タクシー乗り場に着けているのは極僅か。他のタクシーは、何処へ行った。』
いよいよラストだと思えるお客様をタクシー乗り場でお乗せして走行。
私;<途中で眠るのかと不安だと思っていたが、何とかご自宅迄もちそうだな。>
道案内を頂きつつも無事にご自宅近く迄ご案内。
すると、
私;『直ぐ目の前にデカイ狐?がいますよ。』
お客様;『え?。あ!。本当だ!。』
清算を終えて、
私;『お気を付けください。』
見送る先は、今キツネが居た方向に歩いて行かれるお客様。
暫しタクシーのヘッドライトを照射。
何事も起きない事を確認して現場を離脱。
その帰路に、
配車担当;<お疲れ様でした。>
と帰庫の指示。
私;『あ~。今日も駄目だったなあ。私は、引きが弱い。運が無いね。』
そんな事を考えつつ会社へ向かっていると、
配車担当;<もう一本、お願しても良い?。スナックXXX。>
私;<このお店のママさん、タクシー・ドライバーへの拘りが強いからね。>
気持ちを切り替えて
私;『(このお店の事ならば喜んで)良いですよ。』
承諾して急行。
お店に現着してお店の様子を見ると、
私;『やはり、ママさん、帰り支度だ。』
店内にお声掛け。
私;<ビンゴ。>
このお客様は、定額便なのでノンビリとご自宅に向けて走行。
そんな車中の会話は、私を指名していただいたお客様が乗車拒否になった事。
スナックのママさん;『あの方(乗車拒否になった人)は、新人ドライバーに教えようとしていただけだと思いますよ。』
私;『私もそう思います。』
私;<私の新人の時にもドライバーの有り方を𠮟ってくれたママさん達がいたな。>
私;『私は、張り合いがなくなってたので夜勤を止めてと思っています。』
スナックのママさん;『そんな事を言わずに夜勤もやって。』
更に続けて、私が普段から感じていた事を指摘された。
スナックのママさん;『私も安心して乗っていける貴男の会社でドライバーが限られてきましたね。』
そんな率直な意見をお聞きした2年ぶりにに乗せたしたお客様を無事にご案内を終えての帰庫。
本日の売上;ノルマの111%
0 件のコメント:
コメントを投稿