2014年12月31日(水) 乗務
本日は、大晦日の勤務。
昨年の大晦日勤務は、AM1:00終了で売上約一万円余。
今年の大晦日の売上は、それと同じ位が有れば良いと考えて気楽に業務開始。
今日の最初のお客様は、会社よりの配車でショッピングセンターに高齢の女性をお迎え。
私;<あれ? 見覚えのあるお客様。>
と思って行き先を確認。行き先が曖昧ではっきりと説明が理解出来ないが、私の推測する地点にタクシーをスタート。
ところが、目的地寸前で
お客様;『あれ? ここ何処? ここは違う!』
私;『この先が目的地ですが。』
お客様;『ここでは無い。向こうの道かも。』
私;『それでは、そちらに行ってみますね。』
お客様;『ここでも無い。』
私;『元の場所に戻って、先に行ってみますね。』
しかし、この道は非常に狭い
。危うくあの二の舞で車の左側を低い縁石で擦るところであった。
私;<アブねえ。>
と、慎重に狭い道で転回して、その周辺をグルグルと周回。
しかし、私もそろそろ嫌気が差して来た。
私;『お客様。この先の右に下がった所ではないですか。一度、行ってみますね。』
と、目的地に到着すると、
お客様;『ここです。』
私;『有難う御座いました。』と、漸く帰路に着く事が出来た。
私;<やはり、当初に想定していた場所ではないか。>
後から同僚から様子を聞くと、「高齢で痴呆が始まっている」様である。
私;<痴呆の人が、夜間に出掛けては危険だが。>
しかし、次回は直ぐにご自宅にお送りする事が出来るから安心だが。
だが、
私;『大晦日の初っ端が、こんな状態では、今日は完全に駄目だ。』
この時点で、完全に諦めムード。
しかし、この後に驚きのお客様に何度も遭遇。
会社の配車でコンビニにお迎えに行くと、男性客4人組のお客様。
私;<大晦日だから、カラオケかな。>
と、目的地を確認すると、何と
お客様;『諏訪大社下社。』
その地域は、全くの地理不案内。しかし、
私;『ありがとうございます。』
ところが、途中から猛吹雪で、視界が完全に無くなり、
お客様;『凄い雪だね。』
の状態。その後は、お客様にルートを確認しながら進行すると、
お客様;『タクシー車の中で新年を迎えてしまった。』
私;<出発が、午前零時近くだったからやむを得ないと思うが。>
私;『大丈夫です。まもなく到着となります。』
何とか猛吹雪の中で、無事故・ノートラブルで、到着。
私;『ありがとうございました。本年も宜しくお願い致します。』
と、精算していると、
二人組の若い男性;『タクシー、良いですか?』
私;『大丈夫ですが、私は、この地域の地理不案内ですので、ルートを指示していただけるならば、構いませんが。』
お客様;『私達も、地元の者では無いですが、ホテル迄です。』
私;『ありがとうございます。』<ラッキー!(●^o^●)>
と、無事にお送りして帰路に着く。帰路には、猛吹雪は消えて、極めて順調。
この乗車料金;¥15,220円也
この後、また遠距離のお客様。
目的地を確認すると、私がIT業界の後に転職した会社のお客様。
私;<目的地は、完璧>
私;『お急ぎですか?』
お客様;『急ぎです。』
私;『今日は、降雪に伴い道路が凍結してツルツル状態ですので、慎重に急ぎで運転していきます。』
お客様;『お願いします。』
案の定、道路はツルツル。
私;<会社から遠い場所での事故は、絶対に防がねば。>
と一路、目的に進行。
何とか目的地に進行。
私;『有難う御座いました。』
この乗車料金;¥8,640円也
この後も暇な状態で、2015年を迎えて、業務終了。
[今年は、良い年になりそうだ!]
新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
本日の売上;ノルマの120%。