利用者(ご主人);『運転免許証返納手続き中だから、安くなるよね。』
今日の乗り合いタクシーの一本目のトンデモナイ利用者。
私;<予約が目一杯入っているから勘弁してよ。>
私;『安くなりません。運転免許証返納は公安委員会の関係です。今回は乗り合いタクシーの事です。全く別の事です。』
私は、差し出された穴が二つ空いた運転免許証を見ながら説明を実施。
利用者(奥さん);『あなた、止めてよ。』
が、
それでも高齢の旦那さんは、食い下がってきた。
利用者(ご主人);『運転免許証返納したら乗り合いタクシーの利用料は、半額になると書いてある。ちょっと待っていて。家に説明書を取りに行ってくる。』
些かに怒りを覚えてきたが、旦那さんがタクシーを降りて行かれたのでは待つしかない。
利用者(奥さん);『すみませんね。』
暫しの後に旦那さんが戻って来て、
私;<本当に勘弁してよねえ。>
私;『説明書の何処ですか?。』
利用者(ご主人);『え~と。』
その個所は、探せど見つからず。
私;『ですから登録しなおさないと乗り合いタクシーの利用料は、変わりません。』
それでも食い下がって来たので、次の予約が遅延状態なので、
私;『ちょっと待っていてください。役所の担当に電話して確認しますので。』
スマホで”スピーカーON”にして通話。
その結論は、
私;『分かりましたか。今の役所の担当者の説明の様に<乗り合いタクシーの変更手続き>を終える迄は従来通りです。』
利用者(ご主人);『・・・。』
納得できない様子だが、通常料金にて発車。
そして、目的地に着いてタクシーを降りる時に再度説明。
私;『手続きは、穴の開いた運転免許証で出来るのか、それとも、運転免許経歴証明書を待つ必要なのかは、役所の担当に聞いてください。』
私;<たまらんねえ。この予約が1分刻みで入っている時に。>
と、完結。
ところが、今日もトンデモナイ利用者ばかりに遭遇。
利用者A;『私の方を先に行って貰える?。』
私;『それは、出来ません。ルートは、決められてきます。』
利用者B;『もっとタクシーを増やして欲しいですね。』
私;『タクシーやバスのドライバーは、高齢化と共に成りて不足の現状です。増車は、難しいですね。しかも、今や国の財政が大きな赤字です。此の制度は、この国からの補助金で成り立っていますので存続自体が厳しいですね。』
そして、これが今日に最も多かったお婆さん(いつもこんな人ばかりだが)。
私;『この荷物の量は、規則違反です。お乗せ出来ません。』
利用者C;『他の運転手さんは、「足元に置けるならば良い」と言っていましたが。』
私;『駄目です。今回はお乗せしますが、次回はお気を付けください。』
それでも納得しない様子で、
利用者C;『後でコールセンターに確認してみます。』
私;『どうぞ。私からも報告をあげておきます。』
こんな対応を1日に何件も行うと、
私;<ぐったり。>
そんなラストの利用者は、
利用者D;『目的地を変更して欲しいの。』
私;『それは規則で出来ません。一般のタクシーをご利用ください。』
トンデモナイ利用者ばかりの疲れ切って走り詰めの身にはキツイ現実。
利用者D;『タクシーを呼んで貰えますか。』
タクシーの手配をしての漸くの帰庫。
帰庫後に会社の担当事務に状況を報告。
事務員さん;『会社からも役所に改善を言っているのですがね。』
こんな午後に健康診断を実施。
私;<こんな心身共に疲れ切った状況で、良い結果が出るかな。>
帰宅後に、今日あった出来事を話すと、
女房;『他に何か仕事が有れば、辞めたいものだね。』
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