私;『そらみろ。「今日は半日だ」と呑気に会社から道路に出ようとするから事故を起こす。』
間もなく退職するとの噂のあるドライバーが出庫して直ぐに事故。
私;『相手の女性ドライバーも勢い良く交差点を曲がって来るからね。此処の道路は。』
乗務していた車も修理工場行きで当分使用不能。
私;『その車の担当者は、気の毒。』
我が身にも降りかからない様に祈りながらの乗務。
私;『私も今日は半日だからね。』
そんな時に、今の乗り合いタクシーについて利用者に聞かれた。
それで我が個人的な見解を述べた。
私;『この制度は、国からの補助金で成り立っています。故に、今後、国からの補助金がカットされると此の制度の存続が厳しくなります。』
更に、地方のタクシー業界の現状についても説明。
私;『地方のタクシードライバーは、高齢化と成りて不足で乗り合いタクシーのドライバーが不足してきています。』
そんな説明をして漸く現在の厳しさを理解していただいた。
こんな現実の最後の営業運行の時に、今までで一番の酷い利用者に遭遇。
配車でショッピングセンターへのお迎えで乗り易い様に迂回してお店へ。
すると、
私;『あんなに沢山のカート一杯のおばあさんは、乗り合いタクシーの利用者ではないね。』
と、その人をスルーして正面玄関に着けると何と、後方で其のおばあさんが此方に手を振っているではないか。
私;『ギョエ。そんな利用者はNGだよ。』
やむなく又もや大きく迂回して其の人の居た場所に行くと、
私;『あれ?。いないよ?。何処へ行った?。』
探すと、何と、
私;『おい?。そこは今まで私が停めていた場所でしょ!。』
元の位置に移動。
と此処で利用者に説明。
私;『乗り合いタクシーの利用者は、こんなに沢山の荷物は駄目です。通常のタクシーを手配してください。』
私がこの場を去ろうとすると、
利用者;『このまま乗り合いタクシーに乗せてください。』
と、懇願してきた。
私;『あなたにこれを許すと他の利用者にも影響しますので駄目です。』
色々と遣り取りをした挙句に、我が立場は決断を下す立場ではないので役所の決済を仰ぎ暫定対応。
私;<この乗り合いタクシーの制度が通常のタクシーと同じ運用をしているからいけない。この制度を止めろよ。>
会社;『帰庫が遅かったね。』
との言葉の出迎えを受けて帰庫。
本日の売上;ノルマのーー%
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