お客様;『XXX住宅へお願いします。』
コンビニへの配車。
到着すると、現れたのが高齢の女性。
私;<さては、この近くのパチンコ屋で楽しんで来られたのかな。>
そんな事を思いつつ行き先をお聞きした。
が、
私;<さて?。その住宅のイメージは頭に浮かぶのだが・・・。>
私;<さてさて。どう行けば良いのかな?。>
が、さっぱりとルートが浮かんで来ない。
挙句の果てが、目指す方向を勘違いしてしまった。
私;<???。どうするべ。>
車中の会話の中で我が盆暗頭を整理しつつ走行。
すると、突然に、
お客様;『ここは右折すべき所を来過ぎた。』
私;『え?。すみません。』
謝罪しつつも何とか現着。
私;<どう見ても若干の遠回りルートだね。>
改めて謝罪しつつも清算へ。
私;『¥1,600円となります。』
そして、
私;『すみませんでした。お手数をおかけしましたので、¥100円をお返し致します。』
何か子供だまし手程度の金額でも、お客様にお返しをすると、
お客様;『タクシードライバーさんに、お金(¥100円でも)いただいたのは初めて。』
と、意外にも喜ばれて、
お客様;『夜は方向感覚がなくなるよね。』
逆にお客様に慰められてしまった。
私;<情けないね。>
お客様;『でもね。「(他の人から)辞めろ」と言われる迄(タクシードライバーを)辞めては駄目よ。』
更に、元気付けられて完結。
私;『何かミスばかりで、自身喪失だよ。』
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