出庫早々に事故に遭う寸前となった。
交差点の角の道路脇から出ようと信号機が赤になるのをジッと待機。
私;『よし、赤信号になって、車の流れも大丈夫そう。』
それでも、遠くからかなりのスピードで突っ込んでくるハイエースを注視。
すると、何と
私;『交差する道路が青信号なのに、交差点に突入する!。』
念の為に踏みとどまった我が身に救われた。
私;『事故だけは、ご免だよ。』
こんな場面に出庫早々に出くわすと、その後の運転も慎重になる。
そんな一本目は、介護タクシーからとなった。
ところが、このお客様のご自宅は、
私;『ギョエ。進入路は、本線から右下へ降りる狭い路地を行った先だよ(泣)。』
ところが、この路地は、タクシーの車幅一杯よりも少し狭い。
しかも、車体に生垣が
ギリギリ
と擦る音がする。
更に、本線から右下へ降りる時に、右側が崖。
曲がる時にハンドルの切り方を間違えると、道下に転落の危険。
私;『故に、バックで降りよう。』
一瞬悩んだ挙句に、しかし、これがまた怖い。
少し間違えば道下に転落。
と、車体を擦る被害を最小限に抑えて何とかお迎え完了。
その後も、用心して坂を登坂。
そして、無事に目的地に到着。
更に、チップまでいただいて完結。
その後は、ショートばかり。
何とか自分の意思を強く維持しつつ乗務。
そんな15時前に総合病院への配車。
私;『そっちの方面に誰かいない?。』
訝しみつつ現着。
すると、
お客様;『15:04の電車に乗りたいのですが。』
私;<おい!。配車係よ、そんなの配車のメッセージに入れて置けよ(怒)。>
どう見ても3分では到着しない。
お客様;『会社に電話した時も「難しい」と言われましたが。』
私;<この会社、自分の責任を放置して、全て現場に押し付ける(怒)。>私;『ちょっと頑張りますが。』
と、突然の急ぎの仕事。
しかし、所詮間に合わずに、目の前で電車が出て行った。
私;『もう、少しででしたが。』私;<この会社が、その旨を伝えてあれば、間に合ったかもしれないね。僅か1分の差だよ。>
この後もパットせずに、
私;『本日もお仕舞い。何とかギリギリでノルマ・クリアだよ。』
もう、サッサと帰宅。
本日の売上;ノルマの110%