長い新型コロナ禍明けの乗務。
同僚;『長い休みと此の暑さで、体調がおかしいよ。』
そんな状況下での出庫。
そして、本日の一本目は、
私;<この狭い路地からのワンメか。>
幸先の芳しくない無い船出。
次のお客様は、ビジネスホテルへ2台口の配車。
その私のお客様の行き先は、
私;<あれ?。その小学校は、何処だったかな?。>
長い休みで物件情報も頭から消えつつある。
私;<確か。あそこだったよね。>
と、発車。
その後には無事に到着して締めて約¥2K余円也。
ところがこの後にトンデモナイ配車が来た。
私;『え!?。こんな朝に呑み屋への配車?。』
新型コロナ感染不安が増大しての現着。
すると、出て来たのは此のお店のマスター。
お客様;『店仕舞いして帰ろうかと思っていたら客が入って来てこんな時間になってしまった。』
新型コロナ感染警戒レベルアップしたので余計に不安になる。
用心しつつご自宅にご案内。
その後、午前10時頃に配車。
私;『他のドライバーが嫌がるお客様は、私への配車が多い感あり。』
私もトラブルは嫌なので細心の注意を払いワンメにてご自宅にご案内。
そんな午前11時頃に配車。
しかし、
私;『あれ?。配車メッセージと現地の家の状況が違うぞ。』
と暫し探した挙句に漸く発見。
私;『配車のシステムを刷新してくれないかな。もう、このシステムは古いよ。とは言え、配車システムが無い会社に比べればマシか。』
このお客様の行き先は、
私;<おやおや、ちょっと工夫の必要なルートになるぞ。>
そして、予定のルートで間もなく現着と言う時にT字路に差し掛かると、
お客様;『何だ此の車は、早く行けば良いのに。』
我がタクシーの曲がろうとする道路から出て来たおばさん軽自動車が交差点に顔を出して停止してしまった。
このおばさん車の対向路から来た車も停止したまま。
私;<叶わんな。もう直ぐメーターが上がってしまうよ。>
暫し様子を見ていると、漸くおばさん車が下がってくれた。
その下がった横に我がタクシーも停止してワンメにて完結。
すると、此処へロングのお客様を引き寄せる事になる配車に遭遇。
私;『ここは、近い場所だ。』
と、お迎えに行き医院へお声掛けして出て来られたお客様は、かなり久しぶりにお会いするお客様。
大まかな場所とお客様のお名前からお客様のご自宅は、判明。
私;『分かります。大丈夫ですよ。』
とそして、無事にご自宅に到着。
清算しているところへ配車。
清算を終えて配車の内容を見ると、
私;『登山口へのお迎えか。しかし、時間予約か。何かしらの公共交通機関への接続があるぞ。』
向かう道中で復路の接続する公共交通機関を推測してルートを策定。
今回は、距離優先ではなく時間優先のルートに決定。
お客様に遭遇して行先を伺いルート決定。
すると、
お客様A;『時間ありますか?。汗を落としたいのですが。』
私;『ハイ。所要時間は約45分となります。まだ時間の余裕があります。』
この後に、ギリギリ迄お待ちしての発車。
そして、ルートも
私;『時間優先で行きますが、宜しいでしょうか。』
了承を得て走行。
無事に発車時間の10分前に到着。
締めてほぼ万収にて清算。
すると、
お客様A;『これを取っといて。』
と、千円札を差し出されて来た。
私は、素直にお礼を述べて完結。
この完結後にJR駅前で待機していると、珍しくJR駅前でお客様を拾う事三連荘。
私;『珍しい事もあるものだな。』
そして、午後3時直ぐに開業医への配車。
現着してみると、
私;『ご自宅、分かりますよ。』
ルートを確認して発車。
無事にご自宅に到着すると、
お客様;『XXXの未収で。』
珍しい未収先の清算にて不審に思いつつ再確認。
再度確認して降車。
それでも念の為に会社に確認すると、
会社;『そのお客様でそんな未収は無いよ。』
やむなくお客様の元に戻り現金決済を願いに行くと、この原因が判明。
お客様;『あ!。いつも他社のタクシーを利用していたから未収処理だったの。今日は、開業医で呼んでくれたのがいつもとは違ったからですね。』
私;<おいおい。>
結局、我が社のお客様が他社に流れている事も判明。
そんなこんなで、間もなく本日の乗務が終わろうとする頃に配車。
私;『おや。このお客様は、いつもの話し好きの方だ。』
勿論、行き先もご自宅と分かっているのでルートも決定済み。
お迎えで現着して行き先を念の為に確認。
すると、
お客様;『今日は、勝手を言わせて貰い、ちょっと立ち寄りたいところがあるの。』
その行き先は、
お客様;『丸亀製麵。このうどん、美味しいの。』
との事で、究極ルート変更。
この事から食事の話題に繋がり、車内も明るく進行。
そして、無事にうどんのテイクアウトを終えて、一路ご自宅へ。
ご自宅に着き清算を終えると、
お客様;『ハイ。これ。運転手さんに。』
何と丸亀製麵のうどんを頂戴した。
私;『ありがとうございます。』
我が人生初の丸亀製麵のうどんを頂戴して帰路へ。
ところがこの後にトンデモナイ4台口の配車に遭遇。
私;『え!。この時期に団体での食事会!。この団体は、以前も新型コロナ感染者を出しているのに。』
遠い所からの4台目で到着。
暫し待機しての3名様の行き先は、
私;<え!。目と鼻の先じゃん。>
お客様A;『おい!。近くだから二千円でも出せば。』
お客様B、C;『・・・。』
さしてメーターの針も上がらずに現着。
その後に情報を収集すると、4台口の中には万収のお客様もいたとの事。
これにて、本日もお仕舞い。
私;『今日は、色々な事が起きたな。それでも無事故での帰庫が一番だ。』
本日の売上;ノルマの153%
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