始業前点検の為に車庫に行くと、同僚が声を掛けてきた。
同僚A;『10日支給の賞与を幾ら貰えた?。』
とんでもなく不愉快な話題をしてきた。
私;『無かったヨ。それじゃあ、私は、その少ない人達の一人だ。』
同僚A;『え?。貰えなかった人の方が少なかった様だよ。』
そんな言葉を残して、私に不愉快な思いだけを残して同僚は始業前点呼へ行った。
私;『とても不愉快な。』
すると、そこへ他の同僚が来て、又もやその賞与の話題になった。
同僚B;『私の賞与は、予想よりもかなり低い。』
同僚C;『私も、賞与なし。』
同僚D;『雇用調整助成金を受給している時に、賞与は拙いでしょ。』
出庫前から嫌な話題で盛り上がっての出庫。
当然、張り合いも無くボチボチと乗務。
故に、散々に待機しての成果は、三桁ばかり。
私;『もう、帰りたいね。有休にした方が良いね。この売上では。』
こんな状況で、
私;<え!。このお客様がチップ?。>
との驚きのチップを頂戴した。
いつものお客様への配車。
私;『いつもの通院だろうな。』
と現着してお客様の乗車案内。
その行き先は、予想通りの病院行き。
ところが、発車して直ぐに、
お客様;『途中のPOSTに郵便物を出して欲しいのですが。』
ご依頼通りに郵便物を投函して、いつもの様にワンメで到着。
すると、いつもとは違い千円札を出されて来て、
お客様;『お手数をお掛けしたので、お釣りを取っといて。』
とのこと。
私;『ありがとうございます。』
素直にチップを頂戴して完結。
だが、
私;『たいしたことは、やってないのだがな。』
と、人の気持ちとは”ふとした事”でも感謝の思いがあるのだろうかと感ぜられた。
ところが、
今度は、苦手なお客様への配車。
私;『この客は、「これを持って。そして、これも持って」と横柄な対応だからな。』
通院帰りのお迎えに現着。
やはり、予想通りに、
お客様;『これを持って、これも持てる?。』
予想通りの言葉を発してきた。
私;<あ~ア。こんな報恩感謝の思いが欠如している人だな。>
この後は、終始無言でご自宅に到着。
そして、いつもの様に割引で清算して完結。
こんな日は、終始三桁ばかりの目に付く日報を持参で、帰庫。
私;『あ~ア。』
本日の売上;ノルマの86%
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