2018年5月26日土曜日

2018年5月24日(木)

勤務時間:18:30~08:30

今夜、とんでもないお爺さん、及び、その親族に遭遇。

夜9時過ぎに、変わった場所へ配車。
配車担当;<信金。前に出てきます。〇〇〇様。>
との事だが、
私;『?。誰も出て来ないが。?。』
道路端で暫し待機しても誰もこない。
堪忍袋の緒が切れて、会社へ依頼者不明の連絡をしようかと思案。
その前に、駐車場の奥の方へ様子を見に行くと、
私;『あれ?。誰かいる?。
とりあえずTAXIを駐車場の奥へ転回すると、若者が手を挙げている。
私;『!。出て来るなんて嘘か!。
怒りを抑えて、お名前を確認。
その後に様子を見ていると、
お客様?(若者A):『この車椅子のお爺さん、乗る?。
私;『大丈夫です。』
私;<他の若者グループは、どうするのかな
車椅子をトランクへ格納。
そのお爺さんを後部座席へ乗車介助。
すると、
私;<あれま、他の若者グループは、乗らないのか。
そして、お爺さんに目的地をお伺いすると、
お客様(お爺さん):『車椅子で入れる呑み屋さん、無い?。
私;<あるわけないよ。一見さんの介助・要のお客様を売れ入れる店など。
しかし、そうは言っても
私;<可哀そうだから、お得意様のお店に聞いてみるか。
私;『とりあえず行ってみますね。』
ワンメで到着するお店に向かう。
到着してお店のママさんに確認。
私;『このお店に入れます。』
お客様(お爺さん):『ありがとう。
何とかお店の中へ苦労してご案内。
お店のママさん:『後で、ゴマちゃんを指名するね。

その後、やむなく、いつもは早い時間に撤退する近くのJR駅前で連絡待ち、兼、客待ち。
私;<あのお爺さん、ちゃんとしているかな。
気をもみつつも閑散としてショートばかりをこなして約1時間半後に漸く連絡が入った。
即、お店に急行。
再度、車椅子とお爺さんの乗車介助をしてイザ発車。
ところが、
お客様(お爺さん):『行くところがないから、何処かベンチの有る所へ。
私;『え!。まだまだ夜は冷え込みます。最悪は、身体を壊しますよ。』
色々と思案の末に、元の出発地点へご案内。
お客様(お爺さん):『ここで良い。』
私;『いやいや。ご自宅まで送りますよ。』
お客様(お爺さん):『帰りたくない。』
しばらくこんな遣り取りをしていたが。
私;『それでは、ここに降ろしますね。』
これまたワンメで清算。
しかし、
私;『このお爺さんが、最悪凍死したら私が犯罪者になってしまう。』
即、会社へ状況説明。
すると、意外な事実が判明。
配車担当;『介護施設からうちのタクシーで乗せて来たが、そのJR駅で降ろした。が、家族が迎えに来たのだが、帰らなかった。』
私;『そのトバッチリを私が受けたのですね。JR駅前の交番に保護の依頼をしてきます。』
災難に遭いつつも交番へ相談しに行き、その後に20分程の事情聴取。
私;<ワンメの往復と20分の無駄な時間を費やしたか。とんでもない当直になったな。>
その後、色々と情報収集すると、介護施設から乗せて来たドライバーや呑み屋のママへも警察から電話があった模様。
お店のママさんも帰り便をご指名いただき、
お店のママさん:『警察と30分も電話してしまった(怒り半分)。』
私;『申し訳ありません。トンデモナイお客様をご案内しまして。』
お店のママさん:『それよりも、そのお爺さんがどうなったのか心配。』

そんな心配も私もしつつも、トンデモナイ当直を終えた。
私;『なんだかなぁ。』

  本日の売上;ノルマの74%

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