2015年4月4日(土) 乗務
私;『今日も、週末土曜日だが、暇だろうな・・・。』
余り元気も出ずに出社すると、
会社の配車担当;『会社の待合所にお客様がいるから、出て。』
私;<え? 早く出ても暇でしょ。今、稼動中のタクシーを廻せば良いではないか。>
と、出るのを渋っていると、、
班長;『出て!。』
私;<業務命令では、行かざるを得ないな・・・。>
早めに出車。
そのお客様をお送りして、客待ち場所につけると、
私;『やはり! 暇だろう! 今日は、ツキに見離されているな(悲)。』
もう既に、今日の売上を諦めムード一杯。
夜になり客待ちしていると、
私;『あまりお乗せしたくないな。』
と思えるオーラ充満の方が、タクシーの前を素通りした。
私;『良かった~。』
しかし、なんと、その方が戻って来られた。
私;『え~!。私の車に乗る!。』
私;『どちらまででしょうか?。』
お客様;『インター下の中華料理屋さんへ。』
お客様は日本語を話されておりますが、話し方をお聞きすると、
私;<おや。外国の方か。>
私;<しかし、この行き先の私が最適と思っているルートは、「道が違います。」と度々言われるから注意しないと。>
と、日本語での半分理解出来ない会話をしながら、無事に目的地に現着。
私;『乗車料金は、¥1,600円になります。』
お客様;『え! 高いな。』
私;『私は、このルートが最短だと思っております。』
しかし、キッパリと主張して、無事にお金を頂いて帰路へ。
そして、次の客待ちをしていると、高齢の酔った男性がお乗りになって来られた。
お客様;『〇〇〇小学校の手前。』
私;<ここへのルートは、2系統あるが?>
私;『大学方向へ進んで、手前を左折して行けば宜しいですね?』
お客様;『ブリキャンの手前を曲がって。』
私;『ブリキャンは、何処にありますか?』
お客様;『・・・。』
私;<困ったな。取りあえず発車しよう。>
そして、途中で大きな分岐路があり、ここを間違えると大変な事になる。
「ブリキャン」が解らないから、自分の想定していた進路とは逆を選択しよう。
私;『ここを直進して、その先を右折すれば宜しいですね?』
お客様;『そう。』
と、直進レーンを選択すると、
お客様;『違う(怒)。ここを右折!。〇〇〇小学校を知らねえの?』
私;<やはり、直進ではないか。>
私;『知っております。すみません。』
と慌てて右折レーンに変更。
私;<右後方から車が来なくて良かった。>
そのままタクシーを進めると、
私;<なんだ。ブリキャンとは、店の省略名だ。そんなの解らないヨ。>
お客様;『ここでいい(怒)。』
私;<乗車料金、貰えるかな。>
と、危惧していると、大きなトラブルも無くお金を頂いて、お客様が降りかけると、
私;<この男性、私の乗務員証をガン見てして行ったな。会社にクレーム来るかな。>
本日の営業回数の半分が配車。しかも、その大半が手間隙が掛かり、しかも、ワンメーターが大半では、
私;<こんな内容で、しかも、暇では、本日の売上は、やはり駄目だったか。でも、大きなトラブル無く無事故で終われば良い。>
本日の売上;ノルマの98%
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