私;『ギョエ。こんな調子で、今夜はどうなるやら。』
出庫して、イベントホールからの二人組のお客様をお乗せして、結局が夜は寂しいJR駅へ約千円余にてお送りして、
私;『折角だから、夜には決して着けない此のJR駅にて客待ちするか。』
穴場狙いでの待機。
ところが、これがトンデモナイ結果になってしまった。
私;『あれま?。他のJR駅の空車のタクシーは動いているが、俺は駄目だ。』
何と50分程に辛抱の時間を過ごす事になってしまった。
漸く来た配車は、
お客様A;『久しぶりね。貴社のタクシーを使うつもりはなかったが、つい電話してしまった。』
との事で久しぶりに会話をするお馴染み様。
道案内を頂きつつワンメにての完結。
しかし、その後は三桁の嵐で、
私;『おいおい。これは、一見して動いている様だが、実績が伴わないよ。』
こんな今夜の会話は、
お客様B;『今夜は、人が出ている?。』
スナックのママ;『今夜は、暇ね。』
私;『店のお休みの多い水曜日にしては、人が出ている様ですね。』
そんな夜20時過ぎから流れが変わってきた。
私;『このお店でタクシーを呼ばれるお客様は、少し期待出来そうかな。』
そんな配車でお迎えに伺い出て来られた女性のお客様は、
私;<あ、此の方は、あそこの方だ。>
行き先は、こちらから念押しの確認しての発車。
このタクシー料金が漸く¥2K円台となり、
私;<これから少し流れが変わるかな。>
期待を込めて、次の配車へ。
これが何と本日の最高額となった二名様のお客様。
発車前にタクシー・チケットを頂き安堵の走行。
地理不案内な隣り町なので道案内をいただきつつ無事に¥5K余円にての完結。
そんな23時近くにお乗せした年配のお客様。
私;<会話の様子から察すると、何処かのお店のマスターかな。>
と、この方が、
お客様C;『深夜1時頃には、人の動きも止まるでしょう。』
私;<流石、プロ。>
感心しつつご自宅までご案内。
締めて約¥2K余円。
パッとしない単価が続いた時に時間予約の配車。
これが、当方のミスで早めにお店に着けてしまい。
お客様D;『あれ?。』
と言いつつお店から出て来られた。
私;『すみません。予約時間よりも早く着いてしまいました。予約時間まで時間がありますので、お待ちしております。』
謝罪すると、お客様が行き先を言って来られた。
私;<おや。ラッキー。準ロングだ。これならば、待った方が良いぞ。>
期待しての待機。
そして、時間厳守で出て来られたお客様をお乗せしての発車。
お客様D;『私は、1年ぶりに飲みに出て来たよ。』
最近は、こんなお客様が多い。
私;『この時間でしたら、午前様にならずに帰宅できますね。』
そんなこんなで現着すると、
私;<あれ?。前方に我が社のタクシーが停まっているが?。>
不思議に思いつつ清算を終えても尚、
私;<まだ、動かないね。もしや、自分のエリアの車不足なのに、こんな隣り町への配車?。阿保じゃねえ。こんな依頼は、断れば良いのに。>
此のタクシーを気の毒に思いつつも回送へ。
この後もそこそこの単価のお客様に恵まれたが、あのお客様の指摘通りに深夜1時過ぎるとパッタリと人の動きも途絶えてしまった。
その後、ミドル級のお客様に連荘に恵まれつつも明け方の寂しき状況にて午前5時には動きが停止。
私;『せめて、朝に1本をやりたかったがなあ。』
と思いつつ帰庫。
本日の売上;ノルマの123%
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