ある業者;『まるでゴーストタウンだよ。』
吞み屋さんと取引のある業者の方がこんな表現をしていた。
私;『そんな吞み屋さんばかりの夜の街では、我がタクシーの商売は尚更に厳しいですよ。』
そんな2本目のお客様は、
同僚;『あ~ア。可哀そうに。』
と言われる程に、配車の内容からワンメと分かるお客様。
現着すると、何やら探し中。
私;<暫しの待機か。>
し様子を見ていると、
私;<もしや、財布が無い?。>
すると、このお店のママさんが、
ママさん;『お金、これだけあれば、足りる?。』
との事で、漸くにワンメのお店に向けて出発。
しかし、このお客様は、いつもお釣りはチップとして差し出される。
故に、
私;『いつも、ありがとうございます。』
いつもの様にお礼を述べて完結。
この後も、お馴染み様のワンメのお仕事。
今回もお釣りはチップとして頂戴して完結。
今夜は、こんな感じで千円か三桁ばかり。
私;『何かなあ。』
そんなこんなで、時間も深夜零時近くにタクシー乗り場からお乗りの男性のお客様。
お客様;『XXX会館方面へ。』
と向かっていると、
私;<もしかすると。>
私;『XXX建築様でしょうか。』
お客様;『そうです。』
私;『いつもご利用いただきありがとうございます。』
結局、ルートの説明の必要もなく現着。
清算を終えると、
お客様;『これで、寒い夜に温かいコーヒーでも呑んで。』
との事で、お釣りに小銭を足してチップとして頂戴して完結。
その後、深夜零時半には、完璧に人も途絶えて、本日のタクシー乗務はお仕舞い。
そんなラストとなったタクシー乗り場からのお客様も、
私;<あの場所のご自宅だな。>
此の時間帯に行かれる方は、少ない。
故に、ルートの確認せずに走行。
そして、
私;『こちらで宜しいでしょうか。』
と、現着。
そして清算を終えると、
お客様;『お釣りは、取っといて。』
との、いつもの様にチップを頂戴して完結。
そんな本日の走行距離は、
私;『なんとまあ悲惨な。実車時間よりも待機や回送時間の方が長かったからな。』
そして、朝方に、いつものジャンボタクシーの定期便を終えて、
私;『本日も歩合マイナスが増えたよ。』
だが、チップを計千円弱を頂戴してもこんな状態だが、
私;『私を指名してくれているお客様がおられる限り。如何なる事があろうとも”此の仕事は辞めない”。』
そんなこんなで帰宅。
本日の売上;ノルマの54%
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