2020年1月31日金曜日

2020年1月30日(木)

私;『今日、シートカバー交換がなければ、出勤もノンビリと来たのだがな。』
出庫前にシートカバー交換をして一汗を流してからノンビリと始業前点呼。

ところが、イザ出庫してみれば、
私;『あれ?。今日も、暇?。それにしても、他の車は、何処に行った?。』
その読みは見事に的中只ポツンとJR駅で寂しく待機することが多い。
私;『その内に良い事があるだろう。似た様な歌があったよね。』
と辛抱。

すると、
私;『あれ?。これは万収の配車だぞ。』
期待される配車が来た。
予想される行き先へのルートを検討しつつ現着。
そして、事務所でいただいたタクシー・チケットの裏書を見て、
私;『お!。この行き先は!。』
何とも期待通りの行き先。
そして、
私;『特急列車の接続時間は、何時でしょうか?。』
確認をしっかりして発車。
道中は、接続時間に余裕があるので、高速道路も安全が最優先で走行。
その車中でも地元の案内。
そして、一箇所道を間違えつつも無事に到着。
締めて約¥15K円也。

帰路は、昼休憩を兼ねてノンビリ。
更に、この後は、感謝のミドル級の三連荘。

そして、お迎えに行くと高齢の女性のお二人様のお客様。
乗車案内をすると、
お客様A;『綺麗にされている車ですね。運転手さんは、几帳面な方なのですね。』
私;『ありがとうございます。いえ、そうでもないですが。』
嬉しいお褒めの言葉をいただき無事にご自宅までご案内。

ところが、この夜も、
私;『あれ?。他の車は、何処に行った?。大口の仕事でもあったのかな。』
何とも世間の状況が混沌としたまま乗務。

こんな夜に珍しく、お客様の愛車の運転ではなくタクシー側のタクシー代行のお仕事に2本も遭遇。
私;『感謝感謝。』
しかし、その他の単価は、極めて寂しい状態。

そんなラストのお仕事は、
私;<そこそこの単価になるね。>
と期待を持てる行き先のお客様。
だが、目的に近づいて来たので要の分岐で行き先を確認すると、
私;<あれ?。寝てる?。>
と、反応なし。
更に大きな声でお声がけ。
すると、漸く目を覚まし、
私;『お客様。このまま道なりで宜しいですか。』
と確認すると、
お客様;『真っ直ぐ。』
との事で、その分岐路を通過しかけると、
お客様;『あ!。此処を左折。遅くなってすみません。』
私;<だから、確認したのに。>
と急停止。
何とか後続車には衝突されずに済み、若干後退して希望の進路へ変更。
そして、無事にご自宅に到着。
お客様;『ありがとうございます。』

本日、久しぶりのミドル級にて、
私;『本日も無事故でお仕舞い。』

 本日の売上;ノルマの155%

2020年1月29日水曜日

2020年1月29日(水)

私;『今日は、午前中から極暇だ。午後になったらどうなるのだろうか。』
かなりの不安になる様相。

こんな9時頃に配車。
私;『おそらくは医者だろう。』
その読みは見事に的中。
だが、
私;『此処からの最短ルートは、昨年の台風被害で道路崩壊して通行止めですので、一旦戻りますね。』
と説明して走行。
ところが、お客様は、そのことを把握しておらず。
お客様;『良かった。私の娘に迎えに来てもらう予定だったけど、その通行止めを娘は知らなかった。』
結局、ルートを遠回りする羽目になり無事に到着。
お客様;『帰りは、私の娘に送ってもらいます。ありがとうございました。』
何事も無く完結。

ところが、この後にジャンボタクシーの仕事3本に遭遇。
これらのおかげで本日のノルマ・クリア。
私;『こんな暇な日には有り難い事です。』

 本日の売上;ノルマの115%

2020年1月27日月曜日

2020年1月26日(日)

長いビジネスマン生活で、こんな気持ちに決したことは初めて。
私;『連日の忙しくもないのに”早出”をさせられるのは、ウンザリだ。ノンビリと出勤しよう。』
と、いつもよりもかなり遅くの始動の時に、同僚からの心配するLINEがきた。
私;『こんな我が身を心配してくれる人がいることに感謝。』
そんな今日は、
私;『どうせ暇だ。が、せめてノルマ・クリア近くまでの売上を望みたいが。』
だが、出庫してみれば絶望的な様相。

こんな時の専らの話題は、
同僚A;『2月1日からタクシー料金の値上げだね。新聞に掲載されていた。』
同僚B;『今回の値上げの目的は、乗務員の待遇改善が主だね。』
同僚C;『それは、現状の会社の様子では、無理だね。』
値上げ タクシー離れ警戒
私;『でも、お客様への告知は、早くして欲しいね。お客様からも値上げの件を聞かれます。』
2月以降への不安と今夜の人の気配の無さに、心配を収まらず。

そんな今夜は、終始寂しき単価と営業回数にて、
私;『本日もお仕舞い。』

 本日の売上;ノルマの50%

2020年1月26日日曜日

2020年1月25日(土)

また今日も、始業前点呼の為に事務所に顔を出すと、
配車担当;『車が無いから直ぐに出て。』

いつもの決め台詞。
私;『どうせ今日も一本を終えれば、暇だよ。>
案の定、会社のタクシー乗り場で暫しの待機後の初仕様は、ワンメで完結。
その後、バスターミナルでかなり待機。
いつものことばがら、無能な配車担当には、
私;『こんなやり方には怒りも湧いてくるね。』
故に、本日は、早出の分は早くに帰庫予定。

私;『今夜は、土曜日だから、いつものご指名の方は、呑みに出て来るだろう。』
そんな思いで乗務。

だが、出庫しても早く出された怒りもあり、運転も危険な場面が度々。
私;『穏やかな気持ちでやらねばいけないね。』
しかし、深夜割増時間帯の前では、彼方此方と遠くへ飛ばされる。
そして、単価も冴えない。
私;『効率悪いね。』
と、怒りも治まらず。

そして、いよいよ深夜割増時間帯へ突入。
だが、深夜割増時間帯に入っても配車ばかり。
私;『お店に着いても散々に待たされるし、効率非常に悪いね。』

そんな22時半頃の配車でお迎えに行った先で、2家族の方がお乗りになってきた。
お子さんA;『わ~。タクシー、初めて!。』
お父さんA;『私たちに時には、タクシーなんて乗れなかったね、』
お父さんB;『今、表示されている数字が、
その内に変わっていくよ。』
お子様達の興味深々の様子で、それをお父さん達が説明しているのを見ていると、私が小さい頃に我が父と乗ったタクシーの記憶がよみがえってくる。
その行き先は、ラーメン屋さん。
お父さんA;『そのラーメン屋さんへは、幾ら位で行きますか、』
私;『そうですね。約2~3,000円位かと思います。』
お父さんB;『この場所で千円位だから2,000円で着きますよね。』
こんな遣り取りを終えて無事に到着。
私;『またのご利用をお待ちしております。』
と、お子様たちへもお礼を申し上げて完結。

そして、時間は深夜零時に差し掛かってきた。
私;『あれ?。いつものご指名の方は、出て来ないのかな?。』
そんなことを思って遠くへお送りしての帰路に配車。
私;『?。近くに他車がいるでしょ!。』
と、余計に怒りも湧きつつお店に急行。
私;『あれ?。先日、タクシー代行で帰られたお客様ではないかな?。』
乗って来られたお客様は、
私;<もしやして、あのお客様?。>
お客様;『私の家、分かる?。』
私;『(ビンゴ!)ハイ、分かります。』
と、ご自宅のご説明をいただかなくとも無事にご自宅前の狭路へ進入して到着。

この後、狭路から本線にも無事に戻り帰路へ。
ところが、その帰路に配車。
私;『こんな遠くの車に配車せずとも、途中に他の車がいるだろうに。』
もう完璧にウンザリ・モード。
だが、
私;『この土曜日&この時間帯、もしや・・・。』
と、お店に声掛け。
そして、出て来られたお客様は、
私;『案の定、良くご利用いただくロングのお客様だ!。』
この後は、ルート&ご自宅のご説明をいただかなくとも、道中は会話も弾み走行。
無事にご自宅に到着。
締めて約¥7.5K円で清算。

配車ばかりで、気持ちが萎えてきた時に、
私;『久しぶりのタクシー乗り場だ。』
と、お乗せしたのが若者3人組。
兎に角、賑やか。
お客様A;『運転手さんは、どんな歌手が好き?。』
との質問で浮かんだのが、
私;『(NHK-TVのプロジェクトXのテーマソングの)中島みゆきですね。』
お客様B;『お、”糸”だ。』
そして、陽気に歌い始めた。
更に、
お客様A;『運転手さんの若い時は、どんな歌手が好きだったの?。』
そこで思い浮かんだのが、知り合いにキャンディーズの追っ掛けがいて、丁度、今夜のNHKラジオの”ラジオ深夜便”でも流れていた
私;『キャンディーズですね。』
そんな会話をして
お客様A;『運転手さんは、タクシーをいつから始めていたの?。前は、どんな仕事をしていたの?。この仕事は、儲かるの?。』
ドンドンと話しが深いところへ。
私;『この仕事は、リーマンショック後ですね。それまでは、ブラック業界にいましたよ。タクシードライバー年収の全国平均は、約330万円ですね。若い世代では、食っていけません。』
お客様C;『ブラック業界ならば、今の私達と一緒だね。』
そんな面白い会話をしつつも間も無く目的地に、
お客様A;『そこら辺に止めてください。』
私;『この周辺には民家と思しきものがありませんが。』
お客様B;『メーターが3,000円余で止めてください。この近くなので、歩きます。』
私;『外は寒いですが、大丈夫ですか。』
お客様C;『大丈夫!。』
そんな遣り取りをして、無事に完結。
お客様A;『面白い運転手さんですね。次回、指名しますね。』

この後も、約3K円のお客様をタクシー乗り場でお乗せして、
私;『今夜は、30分早くに上がろう。老体では無理しない。』
今夜は出て来るであろうと思っていたいつもの指名のお客様は現れすに、
私;『どうかされたのかな。兎に角、今夜はお仕舞い。』

 本日の売上;ノルマの131%