私;『漸く国道の片側通行の工事は、終わった様ですね。』
お客様;『先日、渋滞にハマってしまいました。』
本日は、支障なく現着して締めて約¥1.4K円からのスタート。
ところが、このお客様に、約1時間余り後に近くのショッピングセンターへの配車で遭遇。
お客様;『あ、先程の運転手さんですね。』
私;『ありがとうございます。珍しいことですね。』
お客様;『私は、こちらの出身で、何十年ぶりかで戻ってきました。』
私;『そうなんですか。以前とは随分と様相が変わっているのではないですか?。』
お客様;『環境も以前とは様変わり、知り合いも少なくなっています。』
私;『以前にお乗りいただいたお客様も「知り合いもいなくなり、生活も不便なので戻ろうかと」と言っておりました。』
お客様;『私も、来年に戻るつもりです。』
寂しい現実を垣間見た思い。
そんな16時頃に配車。
私;『おや、このお客様は、今日は何処へ行くのかな?。』
と思っていると、いつになく直ぐに出て来られた。
お客様;『行き先を案内します。』
との事で、全てのルートと経由地を指示。
計2か所を経由。
私;『お子様にクリスマスプレゼントですか。』
お客様;『孫に。なかなか会えないけどね。』
私;『孫は、可愛いですね。』
お客様;『そう、今3歳。』
私;『可愛い盛りですね。』
そんなこんなの会話で、ショッピングセンターにて完結。
締めて約¥5K円也。
こんなクリスマスの夜の街は、
私;『やはり、暇か。』
20:40分頃にJAへの配車。
期待を込めて正面玄関に着けると、
お客様(接客担当);『XXX会社ですが。』
私;『すみません。私は、他のお客様のお迎えなので、暫くお待ちください。会社に確認してみます。』
と、会社に状況を確認。
私;『別のタクシーが向かっておりますので、暫くお待ちください。』
お客様;『後のタクシーと入れ換えれば良いじゃないか。』
とこんな遣り取りをして、暫しの待機。
これがその後の流れを変えた雰囲気もある。
漸く出て来られたお客様をお乗せして、三桁で完結。
ところが、完結後に直ぐに配車。
私;『え?。ここからそこへ、どうやって行こうかな。進入方向によっては鋭角で路地に進入できないけどな。』
考えも思いつかないので、遠回りルートで配車先のご自宅に到着。
ところがところが、
お客様のご家族;『え?。自宅ではなく、飲み屋さんへの迎えだよ。』
私;『え?。申し訳ございません。』
と、キャンセル。
ところが直ぐに配車。
何と、
私;『おいおい!。今の間違えたお客様ではないか。配車担当は、しっかりと仕事をしりろよ。この無駄になった時間を返せ(怒)。』
その後、無事にお客様をご自宅にごご案内して完結。
更に、この後に驚きの配車がきた。
私;『配車の順番は、私ではないと思うが。』
そんなことを思いつつ配車の内容を見ると、
私;『え~!。予約時間までに少し時間があるし、しかも、この真冬に標高1,200m余の少年自然の家へお客様をお送りするの?。嫌だ。行きたくない。』
するとそこへ無線。
配車担当;『上の方は、大丈夫だと思うけど、気を付けて。』
そんな事は鵜呑みにはしない我が身。
当然の如く、この前に現地に電話して道路状況を把握済み。
その後、お客様方が到着。
私;『この後、冬の山道になりますので、シートベルト着用をお願いします。』
3名のお客様に装着指導をしてから山の上に向けて出発。
この道中に、
私;『この先のコンビニが最後のお店になります。トイレや飲み物等は、宜しいでしょうか。』
他にも、
等々の案内をしつつ、
私;『これからカーブが続きますので、もし具合が悪くなりましたら、遠慮なくお申し出ください。』
山の上になるにつれて路面の凍結を見つつも無事に到着。
無事に到着したことに安堵。
そして、約¥1万円にて清算。
ここで気をつけねばならないのが、帰路の下り坂。
途中、素晴らしく立派な雄鹿を車体の間近にみつつも帰路も無事終了。
気持ちは、既に終了モード。
この後は、ノンビリと乗務して、
私;『本日も無事故でお仕舞い。』