勤務時間：１８：３０～０８：３０
連日、厳しい結果が続いている。
私；『今夜の泊まりは、確実にノルマ・クリアなど無理。』
本日の一本目は、予想以上の出来。
と思いつつもノンビリとＪＲ駅前で待機して同僚と駄弁っていると。
私；『あれ？。若い高校生らしき人がタクシーに近づいてくる。』
すると、
お客様；『このタクシー、良いですか？。』
尋ねて来るも、
私；＜ＹＥＳ、of course！。＞
嫌な面持ちで帰路へ車内へご案内して目的地を確認すると、更に、驚き。
私；＜この駅では暇なのを予想していたのが一転。かなりの金額になる。＞
道中、何故タクシーを利用する事になったのか等をお聞きしながらも無事にお客様の希望する時間には現着。
私；『乗車料金；￥５，０００円也。』
私；＜本日の二本目にこれだけあれば気持ちも少し軽くなった。＞
しかし、この後であわや事故寸前の場面に遭遇。
今度は、２台口。しかも、配車の内容では２本目の乗車料金ぐらいにはなりそうなので期待して２台目で現着。
すると、
担当者；『１台目の行き先は、予定通りですが、２台目は別になります。』
しかも、その行き先を聞いてガックリ。
私；＜金額は、期待した程にはならないね。＞
しかし、本心とは別に丁寧な対応をしていると、
お客様；『丁寧な返事ですね。社員教育の影響ですか。』
しかし、当たり前の対応であったので、
私；『特別な教育やしておりません。』
お客様；『それでは、本人の資質によるものですね。』
と、変な所で感心されてしまった。
その後は、車内で会話をしつつＴ字路で左折して本線に出ようと、右方向からの車に注意しつつ左折して本線に出た途端に、右から勢い良く軽自動車が目の前を突進してきた。
私；『アブねえな。危うく衝突寸前だった。』
その後も、信号無視のやはり凄い速度で交差点に進入して来たおばさん車に危うく衝突寸前になったりと幾度となく事故寸前を切り抜けて来たＡＭ２時過ぎに配車。
お店に声を掛けると、
私；＜おや！。いつも指名して頂いているお客様だ。久しぶりだね。＞
と、安堵していると、
私；＜あれ？。団体で出て来た？。＞
訝しんでいると、
いつものご指名のお客様；『この女性をお願い。』
と本人ではなく、連れの女性を車内へご案内。
当然の如くに
女性のお客様；『指名で呼んだタクシーに私が乗っても良いのかな。』
そんな心配を、女性のお客様はしきりにしておられた。
私；『そのご心配は、無用かと思います。大丈夫です。』
そのいつものお客様の事は充分承知しているので、女性へご説明。
それでも、その女性のお客様は、終始心配されたまま降りて行かれた。
そして、朝方は、いつもの如くに
私；『朝の売上が伸びると、全体がかなりＵＰするのだが。』
そんな寂しい気持ちを抱えつつ帰庫。
私；『本日も、ノルマ・クリアならず。』
本日の売上；ノルマの８４％
