勤務時間:10:30~02:30
(早出;30分、残業;30分)
私;『え?。雪!。』
始業点検を終えて、始業点呼に行くと、聞きたくない言葉が来た。
会社の配車担当;『車が少ないから早く出て。』
そして、しょうがなく点呼は早々に済ませて外に出ると、天気予報が大幅に外れて、上空より白い粒が降って来た。
気持ち的には
私;<早出しても歩合が増えるわけではなく、逆に減るだけ。ドライバーに取ってはマイナス。こんな状況で、雪とは最悪。事故を起こさずに帰庫するのみ。>
そんな一本目、
会社の配車担当;『車イスをやって。』
私;<え?。いつもは早く会社に来た人から順番にやる人を指名して行くのに、今日に限って、一番後から来た私に指名?。きっと割りに合わない仕事だな。しかも、外は、雪降り。>
※車イスの仕事は、タクシー乗り換えが必要な為に、ドライバーは嫌がる。
∵)その乗り換え時間が無駄になり、歩合に影響。
案の定、三桁のお客様。
しかも、更に、珍現象。
その後に暫くしてから、そのお客様のお迎えの配車が来た。
会社の配車担当;『車イス。先ほどのお客様。』
私;<もしかして、嫌がらせ?。>
と、思えてしまう。
私;<しかし、短気は損気。流れに逆らわずに、仕事するのみ。私は、今迄に短気を起こして長く勤めていた会社を辞めて、その後に長く後悔してしまった事があるから。辛抱々。>
雪降りなると、決まって来る仕事がある。
お客様;『雪道の運転が怖いからタクシーを頼んだの。』
今日も有りました。そんな仕事が。
しかも、入社早々に遠回りしたとクレームが有ったのと全く同じルート。
私;<あの時は、乗車料金をでかく自己負担したな。>
会社よりの配車で総合病院へ行くと、若い母親と2人の子供を連れた親子。
お客様;『県営住宅へ。』
目的地を確認すると、嫌な記憶を思い出してしまった。
私;<しかも、あの時にクレームとなった時の女性と似た様な母親だ。しかし、今日は雪降り。最短ルートは、途中に山の中の急な坂がある。雪道でFR車のタクシーでは危ない。どうするか。別ルートにすれば、再びのクレームの可能性・大。それはご免だ。>
そんな思いは口には出さずに発車。
当然の如く、ルートは、最短だが危険なルート。
私;<最短ルートが駄目だったならば、何とかすれば良い。>
案の定、その山の中の坂道は、雪が残っている。
私;<タクシーは、後輪が滑ってなかなか登っていかないな。>
自分のテクニックを駆使して、何とか坂を登っていると、若い母親が子供を叱っている。
お客様;『座っていなさい!。』
私;<怖いかな?。私も怖い。>
しかし、そんな事は表情には出さずに、
私;『まもなく坂を登り切りますから、大丈夫ですよ。』
と、ご案内。
すると、今度は、旦那さんへ怒りの電話を始めた。
お客様;『貴方がいけないのよ。雪降りになったからタクシーで帰っているの!!!。』
と、もの凄い剣幕。
私にも矛先が向いて来ない事を祈るのみ。
そんな危機感を抱きながらも、無事に現着。
途中で、雪が雨に変わりに、無事故で帰庫。
私;『今日も無事故で帰庫に感謝。』
本日の売上;ノルマの138%
しばです
返信削除お疲れ様です
雪道の運転は怖いですよね
それにしても、お母さんは恐いの方の漢字ですね 笑
ウチの嫁さんも気性が荒いです。。
女性は、苦手です。
削除色々な面で。
しかし、雪道は、無理しないのが一番。
絶対に危ない道は、事前にお客様にお話ししておきます。