私;『あれ?。どこか変?。』
始業前点呼で事務所にいると、何か顔回りに違和感を覚えた。
私;『・・・』
色々とあらためて見直すと、
私;『!』
始業前点呼を終えてから班長に
私;『眼鏡を忘れたので、家に取りに行きます。』
そうなんです。運転免許証は眼鏡使用の条件付きでは無いですが、
眼鏡を着用して、漸く正式に出庫。
しかし、出庫しても
私;『やはり、月曜日の夜は、暇かな。』
と、約30分待っての配車。
これが締めて約¥2.3K円からの本日の船出。
ところがこの後に、
私;『ギョ!。この店は、かなり前から休業している。今夜は、何処へ行くのかな。』
お迎えに行くと、まず始めに出て来たのが、
私;<え!?。このおばあさんは、この家の人と繋がりがあるのか。>
何とも先行き不安な思いが込み上げてきた。
その後、この家のご夫婦が出て来られて居酒屋さんへご案内。
すると、到着寸前に、
お客様(おばあさん);『此処で、降りる。買い物をして行く。』
と、かなり手前で下車の依頼。
と、かなり手前で下車の依頼。
しかし、当方はどうすべきか判断が付かないので、そのまま進行してお店に現着。
すると、
お客様(ご主人);『お釣り取っといて。』ところがこれに奥様が反発。
お客様(奥様);『え!。』との正反対の発言に、
私;<おれも気持ちの良くないチップは、いらないよ(怒)。>
こんな遣り取りを数回やっての漸くの下車。
結局、嬉しくもないチップを頂戴しての約¥1.3K円にて完結。
そして、買い物へ行かれるおばあさんへは、
私;『ここに、階段ですが、近道がありますよ。』
完結しても、そんなこんなの展開があり、
私;<メンドクサイ。>
ようやくの決着。
そして、この後の配車先は、
私;『このマンションには、初だな。』
暫し待機すると、予約時間丁度にお客様が現れた。
すると、
お客様A;『この上のルートインホテルで乗せてから、割烹料理XXXへお願いします。』との依頼。
その道中に、お客様A;『この地域は、雪が降っても塩カル散布しないですね。』
私;『そうです。他の地域から来られたお客様は、よく言われます。』
お客様A;『先日も、この先のコンビニの前で事故がありましたね。』私;『(それは私ですとは言えないよ)事故が起きてから依頼されて塩カル散布をしますよ。』
思い出したくない話題をしつつホテルに到着。
そして、
私;『この後は、割烹料理XXXで宜しいですか。』
と、確認して発車。
この後は、
私;<途中、狭い路地を通るが、お客様は嫌がるかな。>
とは思いつつも、想定通りの路地を通過。
お客様A;『流石プロですね。今、何処を走っているのか分からなくなった。』お客様B;『帰りも此の運転手さんを頼まねばならないかな。』
そんな会話を聞きつつも、
私;『割烹料理XXXさんは、もう目の前です。』
無事にご案内して、約¥3K円にて完結。
私;<こんな単価が続けば、ノルマも楽勝なのだがなア。>
そんな無茶な願いをしつつ、次に向けて発車。
この後に、
私;『え!。この配車先の家は、道路から入り難し、道路に出難い。嫌な場所だよ。』
不安も無事に解消して、お客様のおばあちゃんを目的地へご案内。
私;<ご不幸でもあったのかな。>
思いつつも何も聞かずに走行。
すると、
お客様;『あまり行ったことが無い家なの。』
との驚きの言葉。
ナビの設定をご案内しても、住所等が不明の様子。
私;『夜になれば、ご自宅近くでも道に迷うお客様が多いですから。』
しかも、外は、小雪舞う状態で、寒い。
私;<大丈夫かな。>
それでも、
お客様;『ここで良いです。』
と言われたので、
私;『え!?。周りに家が見当たりませんが。』
確認したが、良いとの事で下車のご案内。
締めて約¥2.5K円也。
しかし、この後もしばらく様子を見守っていたが、
私;『やはり、家が分からないようだが。』
少しお声掛けしたが、反応が返って来なかったので、その場を離脱。
ところがこの後に驚きの配車。
私;『え!?。この居酒屋さんは、3名様を多くした店だ。嫌な予感。』
しかし、嫌な予感は見事に的中。
乗って来られたお婆さんに対して、
私;『ご自宅で宜しいですか。』
と確認して発車。
私;<このお婆さんは、超・マニアックなルートを選択するからな。あの道は、嫌なのだが。>
そんな事を思い走行していると、案の定、
お客様;『そこを右折して。』
との指示。
私;『ここを直進した方が、平坦な道で近いと思いますが。』
逆に提案するものの見事に却下。
言われたルートを走行。
曲がりくねった狭い路地を走行していると、
お客様;『運転手さん、良くこんな道を知っているね。』
私;『ありがとうございます。(こんな道は絶対に来ないけれどもね)』
と、まもなく
お客様;『此処で良いです。』
と言われたので清算を始めると、
お客様;『え?。ここで降りるの?。』
先程とは正反対の発言をしてきた。
が、そんな事は無視して全て完結。
面倒くさい割に約¥1.2K円にて清算。
私;<このお客様は、いつも後味が悪い。だから、嫌なんだよね。>
私;『お。これから吞みに出るのか。』
そんなこんなの21時半頃に、こんなお客様のお迎えの配車。
私;『新型コロナ禍も1年となり、皆さんストレスが溜まり始めて、呑み出て来られる方が増えてきましたね。』
お客様;『そうなんですよね。私もそうです。』
そんなお客様の行かれるお店は、
私;<このお店は、新型コロナ禍は大丈夫かな。>
そんな不安に思えてくるお店にご案内。
締めて約¥1.5K円也。
その後は、小雪舞い、更に、冷たい風が強くなり、それと共に人の気配が途絶えてきたのか。
私;『もう、本日もお仕舞いかな。』
そんな事を思ってお客様をご案内している時に、タクシーの異変を発見。
私;『こんな時に、右ヘッドライトの球切れだ(泣)。』
以前にヘッドライトの電球交換した時は、他の人がやるところを見ていただけで、自分でやるのは初。
私;『あれ?。どうやって外す?。』
難儀しつつも何とか時間を要したが、無事に電球交換を終了。
この間に、他のドライバーにお客様を拾われてしまった。
その後、暇なまま時間は24時半頃に会社のタクシー乗り場からのいつものホステスさんが乗り込んで来られた。
私;<おや、今日は帰りが早いね。>
と、ご自宅にご案内。
私;『段々と人も出来ましたね。』
お客様;『そうなんですね。でも、今夜はとても寒いし月曜日だから人の出が少ないですね。』
私;『今日は暇ですね。でも、皆さん、ストレスが溜まって来た様ですね。』
お客様;『今まで新型コロナ禍で我慢して来ましたからね。』
私;『自由に出掛けられる様に早くなれば良いですね。』
そして、いつもと同額で完結。
締めて約¥千円也。
ところが、このお客様が本日のラストのお客様となってしまった。
シー乗り場からのいつものホステスさんが乗り込んで来られた。
本日の売上;ノルマの100%
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