勤務時間:18:30~08:30
私;『日曜日の夜なぞ、忙しいはずが無い。こんな日に出てる人には要注意だ。今夜は、早めに休憩を取ろう。』
出庫前からヤル気が全くなくなった状況。
そんな夜遅くにやはりどうしようもない2人組に遭遇。
タクシー代行でお迎えに行くと、
代行運転社員;『見た事がある人達。行き場所もおそらく・・・。』
その場所は、なるべくならば避けたい宿泊施設。
ここからが地獄の時間の始まり。
長時間待機して乗り込んで来た日宅的に若手と高齢域の男性2人組。
若手の人と話しをしていると、
カチッ
ライターを着けた様な音が聞こえた。
暫し、若手と話しをして様子を伺うと、
私;<やはり、タバコに火を着けたな。>
すかさずに
私;『すみませんが、車内は禁煙になっております。』
ところが、驚いた事に高齢者側がすかさずに反撃してきた。
お客様;『いいじゃねえか!。今迄の運転手は、何も言わなかったぞ。』
私;<他のドライバーは、アブな系人達で、何も言えなかったのだな。>
ここで、私が強かったならば、
私;「降りて下さい。お代は結構です。」
と言って降ろす処だが、
私;<ここは辛抱。>
と思い、目的地まで辛抱。
何とか完結して清算。
ところが、
私;<あれ?。途中で「最後にチップ千円やるわ」と言っていたが無いな。やはり、ろくでもない集団だ。二度とご免だ。この場所は。>
この後も、自社の他の運転手から嫌われている方の貸切の指名が掛かり
私;<暇な日曜日には助かるな。>
と感謝の気持ちで走行。
その一日の乗務が終わる最後の仕事で、
私;『あわやスリップして道下へ転落する大事故になる寸前でした。お客様もスリップで事故を回避したハンドル操作の為に気持ちを悪くされた様でした。』
そんな報告をしてしまう程の事故寸前の場面に出くわした。それは、山の方へお客様をお迎えに行った時に起きた。
行く道中。
私;『路面が凍結している。一見すると水の様だが。』
直ぐに速度を抑える。
その後、お客様をお乗せして、
私;<帰路は、カーブが連続する下り。速度は、2速。路面の凍結しているはずだから慎重に行こう。>
走行していると、案の定、路面は氷。
私;<滑るな。>
慎重に走行していると、突然に後輪が滑り出した。
私;<やばい、左側はガードレールなぞ無い。滑ったら道下へ連絡する。事故報告書だけでは済まなくなる。>
こんな時に頭に過るのは”軽井沢スキーバス転落事故”。
何とかそうならない様にハンドル操作とアクセル操作でこの難局を乗り切った。
そして、お客様に謝罪して容態をお聞きすると、
お客様;『車に酔った感じがする。』
謝罪。しかし、此れだけで終わって良かった。
そんなこんなで色々とあった日曜日の乗務も無事故で、しかもノルマ・クリアと言う偉業を達成して帰庫。
本日の売上;ノルマの104%
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