2016年8月1日月曜日

2016年7月31日(日)

勤務時間:10:00~01:00

私;『日曜日の乗務は、暇だからノルマ・クリアは到底無理。』
と、覚悟しての出庫。

本日の一本目のお客様は、会社からの配車。
急ぎお客様のご自宅へお迎え。 
私;<この時間は、JR駅か高速路線バスの乗り場かな。
と考えながら現着してお客様のご乗車をお待ちしていると、一人のそこそこの年齢の男性が現れた。
ご乗車して目的地を確認すると、
お客様;『ここへ行きたいのですが、10:45迄に到着して欲しいのですが。高速を使って頂いても構いませんが。』
と言いながら目的地近辺の観光地図を差し出して来た。
私;<え
   この時間でその時間に到着厳守は、下の道では完全にアウト!
   かと言って高速道路を利用しても、
      此処から高速道路に乗るまでが困難、
         かつ、
      高速を降りてからの下道が長いからアウト?
   一番の問題は、目的地周辺の地理を私は解からない。
と、一気に胃が痛くなって来た。
私;『目的地の電話番号か住所は、お分かりでしょうか。
すると、予想外の返事が返って来た。
お客様;『分かりません。
私;<ギョエ。>
私;『到着時間に間に合わないとどうなりますか。
お客様;『その会合に出れません。
私;<時間に間に合わなかった場合のTAXI代は、どうなるのかな。>
しかし、色々と考えている余裕など無く、兎に角、高速道路のICを目指して即発車。
私;<ヘボイTAXI用タイヤで事故はご免だが、急がないと間に合わない。
しかし、それよりも、
私;<何処のICで降りようか。手前のICかそれとも向こう側のICで降りようか。
と悩んでも後部座席のお客様からは良きアドバイスは、全く無しで沈黙で、完全にお任せ状態。
私;<せめて地図を眺めながら道案内をしてくれないかな。
色々と悩みつつ、高速道路もガンガンと走り、胃の痛みに耐えながら、かつ、ルートに悩みながら進んで間も無く到着する時間になってから予想だにしていなかった言葉が後部座席のお客様から発して来た。
お客様;『すみませんが。今更ですが、お金の持ち合わせがありませんが。
私;<
そんな事を今更ながら言われても困ってしまったが、到着時間が迫っている為に、他に考える余裕など全く無い。
頂いた地図を見ながら、かつ、道に迷いながらも
私;『予約の10:45の1分前に到着しました。
無事に現着。
しかし、お金が無いのをどうするか。
と悩む余裕などない。
私;『お支払いは、後日、会社へお願い出来ますでしょうか。』
と、会社へは事後承諾の形となるが、必要書類に記入して頂き無事に完結。

私;『乗車料金は1万円を超えたが、時間に追われるロングの仕事は、二度とご免だ。 

その後も、良き仕事に遭遇して、
私;『日曜日でこれだけの売上となった事に感謝。
     しかし、好調過ぎて後々に怖い物がある。 

          本日の売上;ノルマの121

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