勤務時間:19:00~09:00
動き始めは暇な様相。
私;<今日は、雨模様で明日が参議院選の投票日だから夜に飲み屋街へは出て来ないのかな。>
と、以外にも暇な状況で今日の売上を危惧。
22:40頃。
タクシー乗り場でお乗り頂いた中年男性、目的地を確認して発信。
行き先となる地域は地理不案内だが、
私;<目印となる信号機まで行き、指示された付近でTAXIを止めて降車場所をお聞きすれば良いか。>
と気楽に発車。
ところが、発車間も無くに後席のお客様は鼾を掻いて寝てしまった。
私;<途中、こちらが気を遣う必要もないし、気楽だな。>
そんな思いで運転していると、
私;<目標の信号機だ。ここを曲がって100m程行ってから道端にTAXIを止めてから行き先を確認しよう。>
と寝ているお客様にお声掛け。
お客様;『ここ、何処?』
私;『信号を曲がったところですが。』
と状況説明すると、
お客様;『ここでいいや。』
それでは清算。
私;『ありがとうございました。乗車料金;¥6,100円也。』
すると、驚きの物を差し出してきた。
差し出された物を見ると、
私;<え~?。タバコ2本~?。何~?。完璧に寝ぼけている。>
私;『すみませんが、これはタバコですが。』
お客様;<???。>
お客様;『あ!。ゴメン。』
そんな面白い遣り取りの後に、漸く現物を差し出されて清算を無事に済まして完結。
お客様は、千鳥足でご自宅の方向へ歩いて行かれた。
私;<大丈夫かな。>
03:00過ぎ。
タ会社からの配車で個人宅へ向かう。
私;<こんな時間に、何処へ行くのかな。高速路線バスは、まだ動いていないし、飲み屋はお仕舞いの時間だし。(・・?。>
と色々考えながら向かい現着。
すると、若い衆が4名家の中から出て来た。
私;<飲み会でもやっていたな。>
の目的地を確認後出発。
私;<何か所も経由して行き、各目的地が不明だから狭い道を通っていくよりも広い道を通って行こう。>
と道中都度ルート確認をしながら進行。
そして漸く最後のお客様になった。
最終目的地を確認すると、
私;<そんな遠くまで行くの?。嫌だな。>
と思いつつも素直に進行。
すると、無言で窓を開け始めた。
私;<冷房を入れているから車内が暑い事は無い。ならば、酔って具合が良くないか。ゲロはご免だから運転も静かにやって行こう。>
後席の様子に気を使いながらも順調に現着。
乗車料金は三千円台後半となり清算を済ませようとすると、お客様ご自身でイキナリドアを開けて外に出ようとしている。
私;『お客様、お釣りとお忘れ物です。』
と、声を掛けた途端に、
お客様;『ゲ~。』
降車付近は、嘔吐物だらけ。
私;<おい!。車内は汚れていない様だが、車体を汚していないだろうな。外の汚い物の片づけは、私はしない。>
なんて色々と気を使いながらも
私;<早くこの現場を離れたい。>
と気持ちは焦ってもお客様はそんな状況ではない。
長い事ゲロをして何とか落ち着いたお客様は、気まずそうに荷物を纏めてTAXIを去って行った。
私;<この汚した物をどうするんだ。ワシャしらん。一目散に退散あるのみ。>
と直ぐにその場を離れてから、該当する車内・外を確認すると、
私;『Taxi車内は無事だったが、タイヤ一面に汚物だ。しかし、これだけならば運行に支障ない。』
酒に酔った人達には、様々な様相の者がいる。
それらを何とかかわしながら無事に一日を終えたい。
本日の売上;ノルマの189%
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