勤務時間:17:00~04:00
お客様(男);『車内が臭く無い車を頼んだのに。』
と、少々お怒りのいつもの三桁の短距離しかでないお客様が多いお店に配車で向い出て来られた3人組みのお客様方。
乗車されて直ぐに車内の芳香剤の臭いを指摘されて左右の窓を全開にされた。
私;『申し訳ございません。きつくない芳香剤を使用しておりますが。』
私;<この芳香剤は、今迄にお褒めの言葉を多くいただいたが、クレームは初めてだ。>
十人十色と思いつつも、ご依頼のお店に向う。
ところが、
お客様(女A);『店が違うよ。』
と言われて漸く自分自身も勘違いに気が付いた。
私;『あ!。申し訳ございません。』
直ぐに方向変更。
何とか気不味い思いをしながらも現着。
無事?に清算(勿論乗車料金は三桁)をしてお客様方は降りて行かれた。
すると、車外から声が聞こえてきた。
お客様(女A、B);『運転手さんの名前、×××だよね。』
ふと頭を過ぎったのが、
私;『会社にクレームかな?。』
でも、そんな事は気にしていてもしょうがない。
匂いと言えば、香水。
香水と言えば、女性。
(私も若い時は香水を付けていたが)
今夜も配車で割烹料理屋へお迎えに行くと、如何にも同伴と思われる3人組のお客様がお乗りになって来た。
目的地を確認すると、
私;<予感的中>
と、発車して間も無くに助手席の女性が騒ぎ出した。
お客様(女性A);『大きな蛾がいる。』
お客様(男性);『さっき乗り込むときに一緒に乗り込んだのだろう。』
すると後席の女性が、
お客様(女性B);『私は、羽根の付いた無視が大嫌いなの。』
当然、私は、
私;『申し訳ございません。直ぐに取りますね。』
直ぐに、とは言ったものの
私;<何処にいるのかも解からない状況ではとれない。>
と思っていると、
お客様(女性A);『ここにいる。』
見ると虫が助手席の窓に止まっている。
直ぐにタクシーを道路脇に停車。
が、其処へ私の手を伸ばすには女性の大きな胸の前を通過せねばいけない。
大きな胸に興味が湧きつつも、
私;『前を失礼します。』
と言いつつ何とか駆除。
その後は、無事に現着。
私;『申し訳ありませんでした。』
との言葉に、
お客様(男性);『面白かったヨ。』
と言われて車を降りて行かれた。
これからの季節の大敵は、
虫と泥酔者。
本日の売上;ノルマの232%
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