2016年2月5日金曜日

2016年2月4日(木)

勤務時間:18:30~08:30

客待ちしていると、かなり出来上がったお爺さんが乗って来た。 
お客様;『俺んち解かる?。』
私;<???
私;『お顔に見覚えがあるのですが。
すると、
お客様;『〇〇地区の・・・。
と言い掛けてから漸く私が思い出した。
私;『場所、思い出しました。
無事にタクシー発車。
すると、この泥酔客が話し掛けて来た。
お客様;『横のラーメン屋は、他に客は居らず、更に、客にマスターは話し掛けても来ない。まるでお通夜。サービス業として最低だ。
私;<本当にその通りだな。タクシーも同様だな。>
このお客様、泥酔していても立派な社長様。
言う事は、しっかりしている。
そんな事に納得しつつも無事に送り届けて完結。

こんな暇な日のそろそろ夜が明ける頃、若い男性グループがタクシー乗り場に来た。
お客様;『〇〇駅まで幾らで行きますか?。
と、暇な時に嬉しくなる様な質問が飛んできた。
私;『今は深夜時間帯ですので、少し手前の駅までは約6,000円となります。
お客様;『すると、¥8,000円も有れば行けますね。お願いします。』
乗車料金を聞かれて以前に懲りた経験があるので、この場合は決して安めの金額を返答しない。
私;<¥8,000円もしないはずだから、安心して行ける。
客達は道中、酔いもあるので車内で寝てしまう可能性・大。
故に、目的地の大まかな場所を聞いておく事は忘れない。
その間、お客様が寝てしまおうが、当方は関知しない。
そして、目的地が近くなった所で、
私;『お客様。まもなく目的地周辺です。どちらになりますでしょうか。
と、デカイ声を出して、お客様を目覚めさせて、ルート案内していただく。
無事に現着。
私;『乗車料金;¥6,800円です。
当然、¥8,000円もしない。
お客様;『¥8,000円しないのだ。
私;<何か言いたげな・・・。>
お客様;『この前は、¥8,000円を超えたのにな。
私;<何んだ。そんな事か。>
私;『その時は、何処かにお寄りになって来られたのでは無いですか。
お客様;『あ。そうだ。この前は、迂回した。
私;<こんな暇な夜にトラブルは、ご免だ。

この売上のお陰で、ノルマの奇跡の約90%達成。
 
            本日の売上;ノルマの89

2016年2月4日木曜日

2016年2月3日(水)

勤務時間:17:00~03:00

お客様;『近くてすみませんが~。』
私;<今日は、何度この言葉を聞いた事か。

そんな時に、ビジネスマン風の客が乗ってきた。
お客様;『〇〇ホテルは、近いですか。
私;『ハイ、近いです。 
お客様;『それじゃ、お願いします。 
私;<え。歩くのではないの
とは思っても、タクシーを発車。
当然の如く、乗車料金は迎車料金も付かずにワンメーター。
すると、差し出されたのが、
お客様;『すみません。大きいのしかなくて。
万札が目の前に出てきた。
私;<小銭は、チップ」と言わないの。今日は、三桁で万札出されるお客様が、度々いる。叶わないな。最も、三桁でカード払いよりもマシだが。

今日は、こんな調子で見事に撃沈。
 
            本日の売上;ノルマの60

2016年2月3日水曜日

2016年2月2日(火)

勤務時間:10:00~01:00

ふと、保険会社の横を通り掛ると、
  どうぞの気持ち
の大きな文字のポスターが目についた。
何のポスターなのかは不明だが、
私;『タクシーの運転も、こんな気持ちが大事だな。
と感じていると、
ショッピングセンターから出て来るおばさん運転の車が、当方を見ずに本線へ出て来た。
当方は軽くクラクションを鳴らすも気づかずに出てくる。
こんな時は、
私;『こんな時は、「どうぞの気持ち」で、譲り合うのが一番。

そんなノンビリと乗務していた時に、久しぶりの業務。 

会社の配車担当;『車椅子の介護タクシーに乗り換えをお願い。
私;<この業務は、かなり腰に堪える仕事。
とは思いつつも、了解ボタンを押下。
タクシーを介護タクシーに乗り換えて、お迎えに発車。
しかし、その家も初めて、かつ、目的地の医院も隣り町の初めての場所。
不安だらけ。
その家に到着後に、車椅子をお婆さんを持参した車椅子に移動させて、
  <しかし、この作業がツライ。自分は腰をしっかりと構えていないと出来ない作業>
無事に発車。
途中のルートは、お客様に確認しながらもメデタク現着。
ところが、
お客様;『終るまで待っていて欲しいのですが。』
これは私には嬉しいが、当然に気になるのが乗車料金。
私;『乗車料金は、その間も入れたままとなりますので、再度、お電話いただいた方が宜しいかと思います。』
と、帰路につき業務連絡をしていると、
会社の配車担当;『現場で待機していて。
私;<え!?。いつ終るのか不明なものを待つ。>
会社指示だと諦めて、医院へUターン
その後、待機する事約40分。
医院の受付の方がタクシーに寄って来た。 
医院の受付;『点滴が3時間程かかりますので、お帰りになった方が良いかと。』
私;『ありがとうございます。それでは、お電話をお待ちしております。』
と表情はニコヤカに、腹の底は、
私;<会社は、この時間を返せ

こんな日は、イライラせずに無事故で終えるのが一番。
 
            本日の売上;ノルマの103

2016年2月1日月曜日

2016年2月1日(月)

勤務時間:08:00~18:30

今日は、出勤間際になり雪が舞い始めた。
私;『雪の粒が小さいから大した事にはならない。

特に心配する必要もない天気模様。

そんな日にお迎えの配車。
私;『この家は、久しぶりに行く。以前は、医者への通院だったが、今日は何処の医者かな。
と、約2Km先のご自宅へお迎えに行くと、
私;『家の前に出ておられる。寒いのに申し訳ないな。
と、ご自宅の前の道路に立っておられる。急ぎタクシーを着けて、目的地を伺うと、
私;<え。直ぐ其処の医者ではないか。タクシーを待っている間に、医者に到着すると思うが。
当然、乗車料金はワンメーター。

しかし、駅前で車列の最後尾客待ちしていると、一人の女性の方がお乗りになって来られた。
お客様;『宜しいですか?。』 
たまに、こんな事もある。
勿論、車列の前に誘導するはずもなく、
私;『どうぞ。』
と、自車にお乗りいただいた。
目的地を伺うと、
私;<今日は、短い所ばかりだ。>
そんな事を思っても、顔は笑顔でご案内。 
お客様;『いつも貴社のタクシーを使っているのですが、別の所のタクシーを利用すると、近い場所だと運転手が舌打ちをするので、嫌なんですよ。』
私;『サービス業で、その様な対応では客が逃げてしまいますね。』

近場の客だと、私も避けたいが、そんな事をしていたら、客が居なくなってしまう。

今後のタクシー業界は、どんな方向性になって行くのか。
 
            本日の売上;ノルマの87

2016年1月31日日曜日

2016年1月29日(金)

勤務時間:18:30~08:30

本家を出る前に夫婦喧嘩して、気持ちが暗いままで始業。
こんな日ロクな事は続かない。
 1)ルートミスしてお客様からクレーム。
 2)暗い路地で、黒服集団を轢きそうになる。
 3)2台口の2番目で呑み屋に迎えに行けば、30分程待たされた挙句にワンメーター。
     ※ある程度待ち時間経過後に、メーターを入れたにも関わらず。

今でも昨年の最後の金曜日に凍結路面の峠道を通りお客様をお迎えに行った事を忘れられない。
あの時は、シンドイ運転だった。
道路脇には、突っ込んだ車。
漸く動き出した除雪車。
事故処理に向かうパトカー。
今年は、それに比べれば、
私;『雪の影響が、然程ない。他人様を乗せての雪道の運転は、シンドイからね。

そうは言っても、 
私;『今日は、金曜日にしては客足が疎ら。
更なる駄目押しは、
私;『終業間際に雨が雪に変化して来た。このまま何事も無く終わりたい。やはり、仕事を始める時は、落ち着いた気持ちでスタートすべきだ。』
 
            本日の売上;ノルマの110

2016年1月29日金曜日

2016年1月28日(木)

勤務時間:17:00~03:00

本日は、初っ端から
 乗車料金;
   ¥5,000円台
   ¥3,000円台
   ¥2,000円台
と連続して当たり、
私;『滅多に無い事。今日の売上には、期待出来るかな。
と、明るい気持ちで客待ちしていると、事件は起きた。

3人組の中年の男性が、私のタクシーに乗って来られた。
目的地を確認して、ルートも確認して、
私;<トラブルも無く行けるルート、かつ、乗車料金も¥2,000円は超える。>
と、呑気に構えていると、後部座席のお客様の様子がおかしい。
お客様C;『ちょっと降ろして。』 
私;『???。』
と、運転席の真後ろのお客様の様子を見ると、 
私;<。ゲロ寸前だ。>
慌てて降車させると、
そのお客様は、客待ち場所の近くの洗面台でゲロ。
私;<おい。その汚したのを誰が片付けると思っているのだ。私だ
その後、私は、終始無言。
そのお客様が降りられる時は、 
お客様C;『運転手さん、すみませんでしたね。』
と、声を掛けていただいたので、
私;『大丈夫ですか。』
と、お声掛けして完結。

当然の事ながら、他の同僚の協力もいただいて、洗面台を清掃して、その後はパットせずに終業。
もちろん、協力していただいた同僚へは私からお礼のコーヒーを差し上げた事は、言うまでもないが。
その同僚からは、
同僚;『車内にゲロされなかっただけでも良かったじゃないか。
 
            本日の売上;ノルマの141

2016年1月28日木曜日

2016年1月27日(水)

勤務時間:10:00~01:00

この仕事をしていて良く聞かれる質問が、 
お客様;『もうこの仕事は、長いのですか?。』 
と、その返答は決まり文句で、
私;『いいえ、入ったばかりです。

今日も、中年の男性とそれよりも年下と思われる女性のお客様がお乗りになり、先に男性が降りられた後に、その女性からの質問であった。
良く接するこの質問。
いつも思うのは、
私;<その質問の真意は、何かな。>
と勘ぐってしまう。

今日の場合は、会社の上司と部下の関係で、しかも、余りにも気疲れした後で、
お客様;『お酒は、気を使いながら呑むのは、嫌ですね。』
と話す切っ掛け作りだった様である。
お客様;『お酒は、呑まれるのですか。』
と聞かれたので、
私;『私は、お酒を辞めました。』
お客様;『良く辞めれましたね。羨ましい。』
と、お客様の心からの叫びを聞いた思いであった。

私;<その叫びの真意は、何か?。>
しかし、私も叫びたい。
私;<冬の坂道と寒さは、嫌だ。>
今冬は、無事故で乗り切りたい。

            本日の売上;ノルマの99