今夜の天候は、曇りだと思っていたのが、出庫と共に一時的に強い降りの雨模様となってきた。
お客様;『久しぶりですね。』
JR駅前で3番目で待機していると、後方からお店を終えてお帰りのいつものお客様が歩いて来られるのを発見。
私;『ひょっとして、私の前はJPN TAXIだから、私のTAXIに乗るかな。』
と、注視していると、
私;『お。ビンゴ。』
と、ドラ・オープン。
私;『お買い物ですか?。』
いつもの目的地と思いお聞きすると、
お客様;『いえ。』
以前にも行ったお身内のお宅へ向けて発進。
私;『以前2回も進入路を間違えましたので、今回は間違えない様にします。』
お客様;『いつものルートで良いですよ。』
そんなこんなで世間話しをしつつ走行。
そしていよいよ肝心な分岐をへ差し掛かる。
私;『ここを右折で宜しかったですね。』
お客様;『そうです。でも、ここを入ると、運転手さんが戻るのが大変になりますよ。』
私;『いえ、お客様を玄関先にお付けすることが大事ですね。』
と、三度目の正直で無事に現着。
そして、夜の部に入りお迎えの配車。
現着すると、既に外でお待ちの状態。
乗車案内をして、目的地をお聞きして発車。
お客様;『感染者が増え始めましたね。』
私;『そうですね。濃厚接触者の中から陽性者が出ましたね。』
お客様;『感染も怖いけども、感染させる事の方が心配だね。』
私;『そうですね。ウィルスを持っていても症状が出ない人もいますから。』
最近の話題は、専ら新型コロナウィルスの感染の再拡大。
この稼業、常に感染リスクがつきまとう。
そして、深夜割増時間帯に入りタクシー乗り場に着ける常連のスナックのママさんがお待ちの状態。
お客様;『自宅へお願いします。』
私;『ありがとうございます。今夜は、お帰りが早いですね。』
お客様;『感染者が再度増え始めると、一度戻った人の出も減りました。』
雨降りの影響もあり、普段は歩く距離もタクシー利用の人達も若干いるが、肝心の呑み屋街は、人の気配が薄い。
案の定、深夜零時を迎える頃には、タクシーのお客様も閑散としてきた。
そんな時に出くわした約6K円と約3K円のお客様に恵まれての何とかノルマ・クリアしての帰庫。
同僚;『雨の日の運転は、疲れるね。』
まだ稼働台数調整で
私;『また四連休だ。もう、休み疲れだ。』
疲労困憊で帰宅。
本日の売上;ノルマの129%