2026年8月15日土曜日

乗り合いタクシー

 私:<こんな時間に、珍しいねえ。>

配車で会社のタクシー乗り場に着けると、お乗りになって来られた方は、

お客様:『XXX区の○○○果樹園の上の家

とのこと。

私:<あのお客様か。

私:<昔、この会社に居た頃に、支払いで会社から通達が出されていた人だ。

私:<今回も、支払いでは要注意だゾ。

目的地は、まだ覚えていたので、上から回り込むか下から大回りで行くのかのルートを確認して発車。

すると、案の定、トンデモナイ事を言って来た。

お客様:『乗り合いタクシーのチケットが家に着けば、母親が持っていますので、それで支払いします。着いたら、家に取りに行きます。

との頓珍漢な事を言って来た。

私:『それは、昼間の一部の利用者に限って利用出来るだけです。

更に付け加えて、

私:『夜のタクシーの利用者には、使用できません。

あまり納得されていない雰囲気が伝わってきたが、

お客様:『そうですか。それでは、着いたら、家の母親にお金を取りに行ってきます。

もう、この時間帯は、外は真っ暗闇。

私自身も同期のドライバーにも、これで乗り逃げされた経験がある。

しかし、今回は、それは避けるべき事態。

暫し待機すると、母親が、真っ暗闇の中を、一万円を持って来た。

私:<夜にタクシーを利用して、こんな老いた母親に頭を下げさせるなよ。親を労われよ。

何とも複雑な心境にて、無事に、完結。


0 件のコメント:

コメントを投稿