配車担当;『本当に、この街の月曜日の夜は、電話が極めて少ないねえ。』
私;『本当に、”死んだ街”ですね。』
配車担当;『ハハハ。”死んだ街”ですか。』
終業までの何時間かを稼働台数1台だったが、充分に時間を持て余してしまった。
私;『営業時間短縮よりも、夜のタクシーの営業停止ではないですかね。』
そこれからの忘年会シーズンに向けて、余り期待の薄い町。
リーマンショック起因によりIT業界を廃業。 その後は、失業、バイト生活を繰り返して、人生最悪の日々を過ごす。 そして、2013年春に50歳代後半で転職を決意。 しかも、50代後半での、我が人生初の客商売となるタクシードライバーへの転職。 その後、様々な出来事に直面する日々を悩みながら今日もハンドルを握る。
配車担当;『本当に、この街の月曜日の夜は、電話が極めて少ないねえ。』
私;『え?。あの先頭車は、このまま進行して、2、3台目のタクシーのことをどう考えているのかな。』
私;『この店で、この時間での依頼ならば、あのお客かな。』
お客様(ご主人様);『痛たた。』
配車担当;『この会社、このままでは危ういヨ。』
代行社のスタッフさん;『我々が、彼方此方と動き回っている間、駅前のタクシーは、停まったままだね(笑)。』
吞み屋さんのママさん;『通常だと、乗車拒否の客ですよね。』