2025年11月22日土曜日

映画「東京タクシー」を見て来た

 女房;『最後、泣けてしまった

夫婦割引を利用して映画を見て来た。

私;『パリ・タクシーを見た感動とは少し違う感情が湧いて来たよ。
女房;『パリ・タクシーも良かったけれどね
私;『俺のタクシードライバー稼業は、リーマンショックでやむを得ずに始めた仕事だが、この仕事に付いて良かったと今は思える。
私;『だが、これまでの道のりは険しかったけどね(笑)。
2度のタクシー会社転職は、今になれば良き結果かと。
こんなにも厄介だったにも関わらずに、
私;『これからも細く長くだよね。

しかし、この映画の始めの箇所での映像で、
私;『え!。一日の日報に記載した売上が¥3万余円か?。これで個人タクシーか?。
私;『我が田舎の法人タクシー運転手でもツライ&厳しい売上だぞい。
更に、
私;『厳しい経営状況を言うならば、もっとVIP車で個人タクシーをすべきかとね。』
私;『木村拓哉の愛車はINFINITYーに乗っているようだから営業車もVIP車での撮影しては如何かな。』
ふと、つまらない疑問が湧いた。
私;『そうすれば後部座席のお客様もロングドライブを快適に過ごせると思うがね。』
私;『出来れば私も好きな車で営業したいね。』

2025年11月21日金曜日

俺は、貴女方おばさん達のお抱え運転手ではないよ!

 配車担当;『今、お迎え先のお客様は食事中だから10分待って、とのこと

配車が来てお店へ時間予約で向かっている時にメッセージが来た。
私;『え!?。時間予約でしょ。”10分”ならば予約時間を過ぎるよ?。
更に感じることは、
私;『ならば、予約時間を変更しろよ。
もう、怒りしか湧いてこない。
しかも、
私;『この店の多くが「なかなか出て来ない」との同僚間の評判。
通常ならば、予約時間が来たら
 メーターON
にするのであるが。
予想通りに、
私;『予約時間が5分以上過ぎたゾ。
それでも漸くに出て来たおばさん達2人組。
ところが、なかなかタクシーに乗らない。
流石にイライラ・モード。
散々に待たせてから何とか発車。
ところが、
発車して直ぐに、
おばさんA;『タバコを吸わせて貰います。
驚きの発言。
すかさず、
私;『車内禁煙です。
強く言っては見たが、時すでに遅し、
私;<タバコ臭い!。
私;<何なんだ!。
こんなにも厄介だったにも関わらずに、
私;<結局、タクシー料金は、¥千円余で完結か(泣)。

2025年11月20日木曜日

<止まれ>;道路標識と道路標示、いずれが優先?

 お客様;『此の先の信号機の無い交差点、こちら側には<止まれ>道路標識、交差する道路には<止まれ>道路標示。どちらが優先?。

良くお乗りいただくお客様。
今日もかなり酔っておられる。
この方は、泥酔状態でも良き酔い方で、道中でもいつもの如くに会話。
そんな時に出て来た疑問。
私;<そりゃあそうだなあ。流石は経営者だね。意外な事に疑問が湧くねえ。
私見であることを断って、
私;『この交差点は、見通しが悪いこともあり、両方が一旦停止すべきかと。
続けて、
私;『”だろう運転”ではなく、”かもしれない運転”が肝要かと。
すると、
お客様;『すると、相手を信用しない事?。
私;『そうですね
私;『今、自転車、バイクや歩行者は、交通ルールを守らない人が少なくないですからね
お客様;『そうだね。
そんな私も、これからも無事故でタクシードライバーを継続したい。

2025年11月14日金曜日

タクシーの時間予約

お客様A;『タクシー料金が、いつもより高いですが

このところ良くご利用いただくビジネスマンのグループの方々。
この日も出張先の会社への時間予約の配車。
私;『今日も出て来るのが遅いかな。また、出て来てもなかなか乗らないしね。だが、電車の発車時間は、待ってくれないよ。
訪問先の会社の正面玄関に着けて、事務所にお声掛けしての暫しの待機。
私;『今日も出て来るのが遅いか。しかし、今日はやけに遅い。
ここで、予約時間になったらメーターを入れるのが我が社の規則。
だが、このところ良くご利用いただく為に5分待ちして
私;『メーターON!。
声それからほどなくして現れた。
が、
私;『現れたがタクシーに乗りゃあしねえ。
イライラしつつ何とか発車。
その後は、いつものルートにて無事にJR駅に到着。
そして、清算を始めると、
私;<タクシー料金の事を言われるだろうな。
との予感的中。
と、ここで我が社の規則を説明。
それに納得していただいたのか否かは不明だが、お客様方はタクシーを降りて行かれた。
この事を会社へ報告。
配車担当;『ありがとうございます。次に電話が有った時に一言説明しなければいけないね。
これにて完結。

ところが、この夜遅くに居酒屋への配車で同様な事象が発生。
配車担当;『居酒屋XXX様、21時に予約がありますのでお願いします。
との事前情報。
このエリアの夜のタクシー稼働台数は、我一人。
故に、
私;『ならば、他のお客様に捕まれぬ様に、待機場所を移動だね。
その後、予約時間に配車先のお店に到着してお声掛けして待機。
すると、予約時間が迫った頃にお客様の一人が現れて
お客様A;『予約時間なのですが、少し待っていただけますか?。
との声掛け。
して、この時のお客様ご夫婦は、
私;『ハイ。宜しいですよ。但し、時間予約ですので、予約時間になりましたらメーターを入れさせていただきます
との当然の返答。
私;<女のグループで井戸端会議が長引くのは当然の事。予約時間には余裕を持てよ。
すると、予約時間が若干過ぎた頃にノンビリと現れた。
そんなこんなで、予約時間を若干過ぎてはいたが、ノンビリとメーターON

兎角、予約時間を指定しておいては、そんな時間を無視するタクシー利用者が少なくないのが現実。
私;『いずれにせよ。規則を厳密に遵守して、僅かな金額でのトラブルは御免だよ。

若手の同僚

同僚T;『いえ。私は、時間給ですよ

私が夜専属で乗務しているグループ会社の若手のドライバー。
この方は、入社も新しい方。
主に昼間の乗務。
私;『いずれは親会社のエリアへ異動ですよね。そうすれば、歩合給になりますね。今は、歩合給?。
そんな疑問を投げかけると、意外な返答に驚き。
同僚T;『異動の件は、曖昧なままです。
私;『異動した後も時間給のままでは、張り合いが無いですよ。
しかし、ここで普通に湧き上がる疑問。
私;<その若さで、この安い時間給の身で将来をどう考えているのかな。こんな給与では、家族を養っていけないよ。
でもね。
所詮は、当人が考える人生設計。
私;<他人が口出しすべきことではない。

2025年11月13日木曜日

新型コロナ?。インフルエンザ?。

;<おいおい。具合が悪いならば有休にしろよ

始業前点呼の為に事務所に顔輪を出すと珍しくマスクをしている係長が目に入った。
事務所の皆さんへ挨拶すると、
私;<ありゃりゃ。この人の声もおかしいゾ。
完璧なアウト。
私;<うつされたくないぞ。
私;<我が時間給の我が身が感染したら迷惑だよ

その後、一日の乗務を終えて事務所に戻ると、
別の係長;『彼には早退してもらったよ。他のドライバーにうつしたら困るからね。
私;『そりゃあそうだね。初めから出社すべきではなかった、と思うが。
別の係長;『その通り。
私も老いて体力も衰えて来たので、昔の様にバリバリと動ける年齢ではなくなってきた事を自覚しての乗務が寛容。
私;『日々無事故での乗務を心掛けねばね

2025年11月8日土曜日

指名しても「居ない」と言われるよ

 ;『すみません。地元での乗務は、金曜日のみです

以前に良く指名していただいたお店へ。
すると、お店のママさんからお声掛けいただいた。
が、
ママさん;『指名しようと会社に電話しても「居ない」と言われるよ。
との温かいクレーム。
私;『すみませんでした。平日の夜は、グループ会社のエリアで乗務しておりますので、こちらのエリアの対応が出来ません。
ママさん;『あ、そうなの。
更に、
私;『グループ会社のエリアは、前のタクシー会社の隣接地、かつ、そのエリアでのタクシードライバー高齢化で夜に乗務できるドライバーが不在で、私が行っております。
ママさん;『大変ね。
私;『ありがとうございます。また、次回もよろしくお願いいたします。
そして、この時のお客様ご夫婦は、
私;<過去に一回、指名をいただきお乗せした方だから、行き先は承知。
お客様(ご主人);『行き先は、分かる?。
私;『ハイ。分かります。
私;『XXX信号機を右折して、・・・。
と、ルートの確認をすると、
お客様(ご主人);『凄いね
道中、何らトラブル無く到着。
すると、
お客様(ご主人);『お釣りは、取っといて
千円未満を、一旦は固辞したが、チップとして頂戴して完結。

そんなこんなでの乗務も安堵の帰庫。

時間給の身が、こんなに稼いではいけないね(笑)

 ;『こんな売上だったならば、完全歩合制に切り替えた方が良いね(笑)

しかし、
私;『平日の夜はグループ会社のエリアでの乗務。
私;『これが至極、暇。
私;『こんな状況下で完全歩合制になったら、自殺行為だよね(笑)。
故に、
私;『これからの乗務も、時間給のまま。
そんな”花の金曜日”の夜は、
私;『こんなにも忙しい乗務は、初だね。ここの古巣に戻ってからは。
出庫早々に営業回数は、10回を超えた。
そして、
私;『こんなに遠くまで来たのだから、この場所での配車はないだろう。
と、車庫に向かって走行していると、
私;『おいおい!。この時間で、そこへ配車かよ。勘弁してくれよ。
とは思えども、
私;『時間給の我が身、故に、断れぬ。
現着すると、既にお客様方は、外でお待ちの状態で、
お客様A;『お。寒かった。車内、暖かいね。
このお客様方の行き先は、
私;<おいおい。そんな所まで行くのか。
ルートをしっかりと確認して、イザやラスト乗務へ発進。
そんなこんなで、無事に、
私;『”花の金曜日”、本日も無事に帰庫。

2025年11月1日土曜日

今夜の㈮も然程ではないね

;『それにしても、JR駅前の先頭に着けているのに何故に聞いてくるのかな?

今夜は、雨降り&肌寒い。
故に、
お客様;『この雨降り、次の店に行こうかなと思ったが、帰りますよ。
皆さんの帰宅の足が早い気配。
そんな最終電車が過ぎたJR駅前。
お客様1;『このタクシー、宜しいですか?。
お客様2;『このタクシー、空いてますか?。
お客様3;『このタクシー、予約ですか?。
  等々
と聞いてくる。
私;『何故かな?。
不思議に思っている時に、はたと気が付いた。
私;『あ!。タクシー表示灯が”回送”のままだ!。
先程のお客様のお迎えの時に、切り替えたままなのを失念。
私;『この田舎のタクシー会社は、お迎えの時の表示灯が”迎車”にならないからね。
また
私;『実車中のタクシーの行燈が消えないからね。
この為に運行中に生じる不都合が度々発生する。
それにしても、
私;『”花の金曜日”、世の中は不景気かな。