お客様(女性):『え?。え!。怖いですね。』
私:『金曜日と言えども、今夜も然程でもないね。』
我が使命は、歩合給ドライバーの補佐であるから、JR駅前で待機すること。
そんな私によく競合他社のドライバーから聞かれる。
他社タクシードライバー:『おたくの会社は、今夜は暇なの。こんな時間に、こんな場所で待機しているが。』
それでも、我が使命を果たすべく辛抱強く乗務。
今夜も、終電を過ぎたJR駅に着けると、アベックさんが我がタクシーに寄って来られた。
お客様(女性):『XXX市まで宜しいですか?。』
との嬉しいお声掛け。
私:『ありがとうございます。どうぞ。』
と言って、後部ドアを開けて乗車案内。
その後、ルートを確認して発車。
そして、チェックポイントでも都度確認しての走行。
すると、片側二車線の二車線国道を走行していると、
私:『あれ?。こんな夜遅くに?。』
我がタクシーの周りには数台の一般車が走行。
その前の辺りに何と、お婆さんが横断歩道でもないところを横断しているのが目に飛び込んできた。
私:『「まもなく右折だから」と右車線を走行していて良かった。あのまま左車線を走行していれば、お婆さんを轢いていたかも。』
思わず口に出したのを聞いていたお客様も、タクシーの前方を見て、驚きの声を上がられていた。
お客様(女性):『こんな時間帯に、車道を歩いていれば、車に轢かれてしまいますよね。』
私:『本当に危ないお婆さんですよ。』
もう、怒りしか沸いてこない。
それでも、
私:<本当に、今夜は守られていたね。感謝。>
こんな危険な場面に遭遇したお客様も、無事に完結。
その後も、
私:『今夜は暇だから早々に上がろうかな。』
と思いつつもJR駅前に着けると、
少し離れたところに居た若者集団がタクシーに寄って来られた。
私:『あれ?。4名様かな?。』
と、後部ドアをオープン。
すると、その内の2名様が乗って来られた。
そして、その行き先は、
私:<そこへのルートは、難しいね。お客様のお住まいに寄っては、手前から右折するルートを選択せねばならないが。>
そんな悩みを抱きつつも最終判断をお客様に委ねての発車。
その後は、クレームを受けるとは逆に、
お客様A:『ありがとうございました。』
との感謝の言葉をいただき完結。
私:<結局、帰庫の時間は、いつもよりも若干遅めになってしまったね。>
私:『そうは言っても、日々、無事故で終えたいものだ。』
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