2025年2月8日土曜日

『ここで良いですよ。』

;『いえいえ。此処で止めると、今夜の雪降りの状況で、地方国道の脇に止めると、他の車に衝突される可能性があります。脇の駐車場に入れます。

JR駅からのお乗りのお客様。
夜間の医院を指定してご乗車。
私;<その医院の方ではなく、近隣の方だな。いつもの方か。
そして、国道に出ると、
私;<暗くなり、かつ、結構な交通量だな。
こんな時に気になるのが駐車場所。
私;『こちらの医院で宜しいですね。
そんな時に、お客様が道路に止める様に指示してきた。
私;<誰が、こんな路面状況の悪い狭い地方国道の脇に止めるかよ。事故は、御免だよ。
と、強引に脇の医院の駐車場に進入。
それでも、お客様からのクレームは無く、無事に清算。

私;『こんな天候な日の乗務も、無事に終えたいね。

2025年2月5日水曜日

『え!。折角に入社したドライバーが、退職?』

 事務のおばさん;『入社したばかりのドライバー、会社に出て来なくなった。おそらくは、退職するかもね。

出社して事務所に顔を出すと、驚きの情報。
私;『え!?。日曜日の夜の乗務を一緒にやるつもりでいたのですよ
私;『日曜日の夜の乗務を担当するドライバーが、結局は居なくなりますね。

そして、始業前点呼に行くと、
配車担当;『彼をこのタクシー会社に引っ張ってきた同僚からキツく言われた様だ
私;『彼は、此の地に不案内。人それぞれのやり方がある。自分のやり方を相手に押しつけては駄目だ。

私;『もう、夜のドライバーが居ないのだから、全国的にも珍しくはない夜の営業を止めるしかないでしょ。
配車担当;『え。それは出来ないでしょ。
私;『ドライバーが居なければやむを得ないね。

『じっちゃん!。辞める時は、言ってヨ!。』

 ご指名のお客様;『じっちゃんが、このタクシー会社を辞めたら、このタクシー会社を使うのを止める。

普段から、お店のお声掛けに行って私が顔を覗かせると、逆に声を掛けてくれる方。
私;『え?。我が社の利用を止めると言っても、この町には我が社のタクシー会社しかないですよ(笑)
すると、
お客様;『歩いて帰る
私;『え!。ありがとうございます。
尚更に、
私;<老体にムチ打ち頑張らねば

そんな道中の会話。
お客様;『じっちゃんは、対応が良いし。運転も上手い。
私;『ありがとうございます。運転は、私も年齢相応に安全運転です。
お客様;『無理しないことは、運転が上手いと言う事だよ
更には、
お客様;『この昔は幹線道路だった道は、最高速度40Km/Hだが、今はそんなに速度を出していない
私;『この道路は、随所でマンホールが路面より頭を出しており、速度を出すと危ないです。
お客様;『それが良いのだよ

私;<やはり、此の地が我が使命ある場所だから、色々と会社内の騒動があるが、これらのお客様の為にも頑張らねば!。

2025年2月3日月曜日

日曜日、夜の乗務

;『日曜日の昼間に、此のタクシーを使うのは、社長だけ

ところが、始業前点呼すると、
私;『GASは、補給してなくて、半分しかない。更には、車体は泥だらけだよ。こんな汚いタクシーに乗るのは御免だね。
そして始業前点呼に行き現状を報告。
配車担当;『私が出社した時には、そのタクシーは誰も乗っていなかったよ。
私;『いやいや。昨夜に乗務を終えた後には、洗車して帰りましたから、こんな汚れはないはずです。
こんな汚い車での営業は嫌いなので、まずは洗車作業からの仕事始め。
私;『やれやれ(泣)。

2025年1月31日金曜日

『新型コロナ禍で、飲み方がガラリと変わりましたね』

前の会社のお客様(スナックのママさん);『週末でも然程でもないですね。平日は尚更ですよ。

私の公休日に、所用があり街中へ。
私;『用事が終わったら、ママさんの店に顔を出してみるかな。
と、我が夫婦で連れ立ってお店へ。
私;『あれ?。看板が暗い。でも、あの看板の出し方は、営業時と同じだ。
私;『ならば、お店の早仕舞いするのかな
用心しながらドアを開けると、
スナックのママさん;『今日は、遅めに来たの。開店はこれからで、今準備中。
まだ店内が暖まっていない中へ。
私;『その節は、お世話になりました
当時の世間話しをしながら
我がアルコールNGの夫婦が開店でお忙しい中を暫しお邪魔。
スナックのママさん;『新型コロナ禍以後は、週末でも人が来ない。ましてや、平日は寂しい。
スナックのママさん;『以前の嘘の様
スナックのママさん;『でもね。ここに戻って来てよ
今の前に勤めていた会社のドライバーの様子をお聞きすると、
スナックのママさん;『馴染みのドライバーが居なくなり、若いドライバーはマナー教育が出来ていない
諸々のお礼を込めて、
私;『もし、私がここの会社に戻って来た時は、宜しくお願い致します
客らしくない我が夫婦、
私;『このスナックは、ここの会社に居た時には、良く指名していただいたお店。
女房;『良い雰囲気のお店ね

2025年1月29日水曜日

何と!。一番に暇だと思っていた火曜日が・・・。

配車担当;『JR駅前、JRの乗務員さん。

私;『え!?。先程、JR運行情報を見た時には、遅延や運休がなかったけれどもなあ。
急ぎ向かうと、何と
お客様;『JR〇〇〇駅へ
私;『何時までに着かなければいけないのでしょうか?
お客様;『19時です。時間は、余裕がありますね。
とのことで、急ぎ向かうのではなく、
私;<安心。安全。これが最優先。
それで、無事に現着。

ところが、その帰路に、
私;『え!?。全く逆方向。しかも、かなり離れている。
と悩む配車。
これまたJR乗務員さんのお迎え。
ところが、お迎え場所は、我が仕事で初のJR機関区内への進入。
私;『ここは初めて入ったから、お付けする場所が分からない
迷いつつも何とかお客様に遭遇。
すると、
お客様;『JR△駅(我が営業拠点の駅)
お客様;『JR線路の沿線火災で、消化活動で線路内に入り消化活動しているので、架線の電気STOP。JR線運休。火災は延焼している模様です。
私;『すると、JR復旧まで時間を要しますね
ところがこの方とは、数時間後に再びに遭遇。
お客様;『火災は鎮火して、JR線は復旧してます

そんなこんなで、本日の火曜日は、いつも暇だったのが、予想外の売上にて帰庫。

『田舎のタクシードライバーは、そんなに稼げませんよ(笑)』

 お客様;『今、タクシードライバーは、4~50万円/月稼げるでしょ。

どこからそんな数字が出てくるのか。
何とも驚きの金額。
私;『田舎のタクシー会社では、無理ですよ(笑)。

昔も、そんな事を言われた記憶がある。
お客様;『歩合率:50%ならば、私もやりたいが
私;『そんなに無いですよ(笑)。でも、それだけになれば、タクシードライバーは、増えるでしょうね。

そんな今日のお客様へは、
私;『その金額の半分も有れば良い方ですよ。