2020年2月4日火曜日

2020年2月4日(火)

私;『釣り銭で五十円玉をしっかりと用意したから大丈夫だ。』
と、意気揚々と出庫したものの
私;『最近、午前中から暇だね。』
昼休憩の時に
先輩従業員曰く『例年になく暇だね。』
こんな状況だから何とも切ない場面に遭遇。
14時頃にお客様を歯医者さんへお送り割引の三桁で完結。

それを終えてタクシー乗り場で待機。
暇なのでジッと待機していると、驚きの配車。
私;『ウワ!。あのお客様は、歯医者の治療を終えたのか(泣)。』
お医者さんに現着すると、お客様は既に外でお待ちの状態。
お客様;『私の自宅、分かりますか?。』
とのこと。
私;『(そりゃあ先程送って来たのですから)大丈夫ですよ。』
と、迷うことなく到着。
勿論、帰りの同じ料金にて完結。
私;<なんだかなぁ>

こんな状況だから午後は尚更に暇。
私;『我が賞与は、どうなるのだろうか。』

 本日の売上;ノルマの61%

2020年2月2日日曜日

2020年2月1日(土)

との再度のお達し。
ところがイザ出庫してみると、
私;『おいおい!。五十円玉がやたらと出て行くゾ。最近、五十円玉を1包を両替しておりて良かった。が、今日の最後には欠乏しそう。』

本日の初っ端は、良くご利用いただいているお医者さんご夫妻。
行き先は、今夜もフランス料理屋さん。
道中に
私;『今日からタクシー料金が値上げとなりました。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。』
お客様(ご主人様);『あ、そうでしたね。』
こんな理解のあるお客様ばかりだと良いのだが、世間はそうは甘くない。
このタクシー料金は、締めて約¥2.2K円也。
私;<幸先いいかな。>
と、思ったが、その後はさして動かず。
私;『あれ?。今夜は、暇かな?。』

そしてこの後に、いつもの定額の通勤のスナックのママさん。
ところが、配車の内容がオカシイ。
直ぐに会社へ問い合わせ。
私;『タクシー料金が変わっていないですが。どうしますか?。』
暫しの沈黙後に、
配車担当;『新しいタクシー料金の話しは、お客様と詰めていないから現状で清算して。』
これをお客様に伝えると、
お客様;『いつも会社は、後手後手だね。いつも運転手が損する。』
その延長線上で今の我が社のタクシー運転手の現状に話しが展開。
すると、
お客様;『ブラック企業だね。この地域でも個人タクシーを導入すれば良いのにね。』
私;『それも一理ありますね。』
なかなかタクドラ思いのママさんをお店にご案内して無事に完結。

すると、この後に配車でご自宅へのお迎え。
その行き先は、驚きの行き先。
私;『お急ぎですね。それでは、急いで参ります。少し車が揺れますのでご注意ください。』
急ぎ目で走行。かつ、ルートも料金よりも所要時間が優先。
そして、無事に現着。
締めて約¥6.4K円也。
私;『この売上のおかげで本日は何とか見ることができるものとなりそう。』

ところがこの帰路に、
私;『え~!。こんな所からそんな遠くへの配車?。途中に誰かいるでしょ。嫌がらせ?。』
何と約5Km先への配車に、交差点の直進レーンから右折レーンに車線変更。
方向転換して走行していると、更に驚きの連絡。
配車担当;『キャンセル。』
私;『何を(怒)。此処まで来たのに(ふざけるな!)。
そうは言っても渋々とリターン。

こんな夜は、読みが当たり本数&単価も冴えない様相を呈してきた。
私;『厳しいのう。』
そんな深夜1時頃のお乗せした若者4人組。
お客様A;『PAYPAY使えますか?。』
私;『すみません。対応しておりません。』
そろそろ我が社でも配車アプリや電子決済の世間の動きを取り組む必要性が感じられてきた。

こんな深夜3時に頃に、私が入社したばかりの頃に嫌な客に遭遇した因縁深いお店への配車。
現着して待機。
すると、次々と客が出て来るが、
客;『すみません。私は違うので、後から出てきます。』
と、次々と出て来る人達を見ていても通り過ぎるだけ。
約10分待った挙句の果てに、
お店のスタッフ;『すみません。(手をクロスしながら謝罪)』
私;『(ふざけんな!。キャンセル料を寄こせよ。)キャンセルですね。分かりました。』
顔と気持ちとは裏腹で、笑顔で退散。
ところが、この後に来た配車は、
私;『何故に、キャンセルの後でこんな超・ブラックな店への配車を私に寄こすかな(怒)。』
我が気持ちは収まらずに、会社へ無線。
私;『この店は、この時間は危ない輩が多いですが。』
すると暫くの沈黙後に、
配車担当;『泥酔者は、その場で断って。』
私;<そんな事は分かっている。>
散々に待った後にワンメで完結。

更に、
ショートをこなした後に配車。
現着して待機。
そして出て来た客は、
客;『郵便局。』
私;『何処の郵便局?。』
客;『そこの郵便局。』
私;『え?。目の前の郵便局?。』
客;『そこの郵便局。』
私;<この馬鹿野郎!。歩けよ。目の前迄。>
と怒りを覚えて発進すると、更に怒りが増して来た。
客;『ちょっと待って!。後ろから歩いてくる人を乗せるから。』
私;<え!。さっき一緒にいたじゃいか!。その時に一緒に乗れよ!。>
明け方まで呑んでいる輩にろくな者はいないことを痛感。

この後も、迎車&ワンメに多く遭遇。
私;『完璧にヤル気も失せたね。』
思わず愚癡も出る。
私;『なんだかなぁ。この仕事。』

 本日の売上;ノルマの130

2020年2月1日土曜日

2020年1月31日(金)

班長;『今日から全員着用マスク着用義務付け。』
とのお達しにて、
私;『眼鏡が曇るから嫌なのだがしょうがないか。』
同僚;『今、安いマスクがあるね。』
私;『このマスクは、安そうだね。』
と使い難いが辛抱して乗務。

こんな今夜は、出足から冴えない。
配車で役所へお迎えに行くと、既に外でお待ちの状態。
私;『お待たせしました。』
お客様;『お~寒い。』
私;『寒い中、大変お待たせしてすみませんでした。』
と、
私;『ご自宅で宜しいでしょうか。』
と発車。
このルートは、
私;<これしかないでしょ。>
大きな橋を渡っていると、
お客様;『この橋を渡るのは、初めて。』
私;『え?。いつもは一つ上の橋を渡っているのでしょうか?。』
一瞬驚きお尋ねすると、
お客様;『いえ、こちらの方に来る用事が無いものですから。』
私;<紛らわしいな。>
そんなこんなで三桁で完結。
私;<今夜は、厳しそうだ。>

この後も冴えないまま。
そんな21時頃にタクシー乗り場からお乗りのお客様。
お客様;『明日からタクシー料金は値上げですね。どうなるのですか?。』
私;『ハイ。私は、細かな数値は把握しておりませんが、近い距離の方には有利となりますね。』
お客様;『そうすると、私の場合は、高くなりますね。』
私;『今回の値上げの主な目的は、”乗務員の待遇改善”となっておりますので。』
予想される行き先へのルートを検討しつつ現着こんな説明をしつつ、道案内をいただきつつ例年の様な路面凍結が有ればキツイ地域へ入り現着。
締めて約¥3.4K円也。
その清算中に、我がナビで此処までの距離を算出。
そして、新料金体系にて明日以降のタクシー料金の概算を提示。
私;『大凡の新・タクシー料金は、約4K円前後になりますね。』
お客様;『そうですか。』
と、顔を曇らせてタクシーを降りて行かれた。
私;『新体系のタクシー料金は、客離れの心配があるね。』

この後から連日のタクシー代行にも遭遇して、単価もUPしてきた。
そのタクシー代行からの帰路、23時頃に指名の配車。
私;『あ、この方は、今日に呑みに出て来たのですね。明日かと思っていました。』
乗していた班長。
班長;『誰か分かるの。』
私;『このお店からの指名の方でしたら、おそらくは”あの方”ですね。』
班長;『他の運転手とはトラブルが多い方だね。』
私;『いえ、私とは最初からトラブルは無かったですが。』
途中で代行の運転手を降ろしてからお店に到着。
すると、
私;<ありゃりゃ、いつになく出来上がっている。こりゃあ、今夜は慎重な対応だね。>
と、お客様の乗車案内をして
私;『いつもありがとうございます。ご自宅で宜しいですね。』
一路ご自宅に向けて走行。
道中、非常にシンドそうなので、
私;<運転も慎重に!。>
認そして、今夜も無事にご自宅に到着。
締めていつもと同じ金額で完結。

しかし、段々と眠気がキツクなって来た。
私;『無理せずに、今夜は長丁場だぞ。』
お陰様で今夜は配車が比較的に少ない。
こんな時にタクシー乗り場からお乗せした女性のお客様。
私;『寒い中、大変お待たせ致しました。』
と乗車案内すると、
お客様;『いえ、此処に来てから10分程でタクシーが来ましたから。』
私;『深夜になってきますと、タクシー稼働台数が減ってきますので、お待ちになられる時間も長くなるかと思います。AM4時頃には一番少なくなります。』
お客様;『あ、そうですか。良い事を聞きました。ありがとうございます。』
との会話を終えて締めて約¥3.3K円にて清算。

また、
私;『いつもはデカイ愛車でのタクシー代行だが、今夜はタクシーでお帰りか。』
と、いつものお店から現れた高齢の男性のお客様。
スナックのママさん;『お財布を無くした様で、これで送ってください。』
差し出されたのが五千円札。
私;『これは頂き過ぎです。お釣りは、明日お返しに伺えば宜しいですか。』
スナックのママさん;『いえ、お釣りは取っといて。』
私;『ありがとうございます。このお客様のご自宅は分かりますので、ご自宅までご案内いたします。』
今夜は出来過ぎて色々とあった男性のお客様をその後は無事にご自宅までご案内して締めて約¥千円余りのチップとなって完結。

そんな今夜の最高額は、約4.7K円。
私;『単価的には冴えないが、まずまずの出来。無事に帰庫だ。』
安堵でお仕舞い。

 本日の売上;ノルマの160