勤務時間:08:00~18:30
本日は、予想外に何処へ行っても空車ばかり。
私;『久々の悲惨な結果に終わりそう。』
そんな10時半過ぎに配車でお医者さんへ向かうと年配の男性が待っておられた。
お客様;『〇〇〇町へお願いします。』
ルートを確認後に発車。
道中、お話しをお聞きすると、探し物をしに自宅へ探しに戻るとの事。
お客様;『もし、自宅に有れば、此処へ戻りたいが。万が一、無ければ、困ってしまう。』
私;『大変ですね。』
とは言ったものの
私;<お医者さんに無ければ、自宅にあるだろうから、暇な時には助かる往復案件だ。>
お客様の指示に従いご自宅に到着すると、お客様は早速に自宅の中に入って行かれた。
暫くすると、暗い表情で出て来られた。
お客様;『無い。ここで精算して。』
私;<何とも後味の悪い仕事になったな。>
ここで帰路へついた。
ところが、その後にとんでもない事件に遭遇する事になってしまった。
時間も段々と帰庫が近づいて来た15時半頃に、配車で買い物帰りのいつものお婆さんをお乗せした。
そのお婆さんは、乗って直ぐに買い物袋を後席の自分の隣りへ置いた。
これが悲惨な時間への幕明けとなった。
いつものお客様なので、目的地もお聞きする必要がない。
ルートも確認する必要が無い。
故に、お客様がお乗りになって直ぐに発車。
会話も上手く(いつもの事だが)繋がらずに寡黙に進行して、お客様のご自宅へ到着。
そして、精算を終えてお客様が降りて行かれた後を見ると、
私;『ギョエ!。荷物の後が醤油の様な色で汚されている。背もたれもだ。こんな時間だから、このまま帰りてエ!。』
諦めて会社へ戻り車内清掃。
しかし、
私;『汚れたシートカバーは交換すれば良いが、シートはどうしよう。』
長い事悩んだ末に応急処置をして現場復帰。
当然、この後は、帰庫までの時間も少なく、かつ、気持ちもサッパリ・モードで、総売上も芳しくなく惨めな結果で乗務終了。
本日の売上;ノルマの74%
リーマンショック起因によりIT業界を廃業。 その後は、失業、バイト生活を繰り返して、人生最悪の日々を過ごす。 そして、2013年春に50歳代後半で転職を決意。 しかも、50代後半での、我が人生初の客商売となるタクシードライバーへの転職。 その後、様々な出来事に直面する日々を悩みながら今日もハンドルを握る。
2017年8月30日水曜日
2017年8月28日月曜日
2017年8月27日(日)
勤務時間:18:30~08:30
出庫早々に、私はホテル紹介業者へ転向。
配車で病院の病棟口へ到着すると、高齢のご夫婦がお待ちになっておられた。
私;『どちら迄でしょうか。』
お客様(ご主人);『突然に泊まる事になってしまって、何処かホテルがありますか。』
以前にも泥酔者や不倫カップル?に同じ依頼を受けた事があった。
しかし、今回は、これまでの目的とは別。
私;『他のお客様から、最近のビジネスホテルは予約状況が混んでいる様です。探しては見ますが。旅館では駄目ですか。』
お客様(ご主人);『ホテルが良いです。』
私;<さてさて、どうしようか。>
ホテルと旅館の違い
とりあえず、我が社をご贔屓にしていただいている”旅館”にご案内。
私;『どちらから来られたのですか。』
お客様(ご奥様);『福島県。』
私;『遠くから来られたのですね。』
お客様(ご奥様);『泊まる予定では無かったので困っています。』
私;『そうですか。旅館ですが、駄目ですか。』
と判断をあおぎつつも旅館へ到着。
お客様(ご奥様);『私が一緒に行って聞いてきます。』
私と奥様が同行。
旅館の女将さんと交渉の末に宿泊決定。
お客様(ご奥様);『ありがとうございました。』
そして、周辺のコンビニや食事処を地図にしてご説明して完結。
乗車料金は、三桁で完結。
しかし、
私;『泊まる所が見つかって一安心。』
そんな夜の始め頃にJR駅への配車。
到着すると、如何にも結婚式の二次会と思われる若者集団を発見。
私;『三次会への面々か。無事に完結する事を祈るのみ。』
お客様のお名前を確認してご乗車。
私;『どちらまで。』
お客様(女A);『〇〇〇カラオケ屋。』
私;<随分と遠いところへいくな。早く縁を切りたい集団だ。>
ここへのルートは、複数考えられる。
が、時間帯と信号機の数等を考慮して自分なりのルートを決定。
途中までは何事も無く進行。
ところが、最後の分かれ道に差し掛かると、
お客様(女B);『え?。こっちを行くの。おじさん、道知らないの。』
と、言われると予感していた疑問を投げかけられた。
私;『私は、こちらの道の方が近いと思っています。』
と言い切って、そのまま進行。
その後は、トラブルにならずに現着。
ところがその後、明け方頃にまたこの集団に遭遇する事になる。
その時には、更に厄介な事に巻き込まれる事になってしまうのであったが。
何をしても今回は完結。
そして、深夜3時にはいつもの様に暇になり熟睡タイム。
私;『しっかりと寝たな。』
そんな間も無く深夜割増時間帯が終わろうとする頃に、タクシー乗り場に”あの集団”がやって来た。
そして、私のタクシーにその内の男女2人が乗ってしまった。
私;<ノートラブルを祈るのみ。>
私;『どちらまで?。』
お客様(男);『右へ、その次を右。その次を左。』
私;<厄介な酔っ払いだ。>
それでも指示のまま進行。
始めに男性が降りて、女性の指示にしたがい進行。
まもなく、女性が男性と電話をし始めた。
すると、
お客様(女);『運転手さん、財布が落ちていない?。』
直ぐに車を止めて、お客様の承諾を得て車内を捜査。
私;『無い様です。先程の所へもどりますか。』
そんなこんなで無駄な時間だけが過ぎて行く。
お客様(女);『この止まっている時間もメーターは、上がりますね。』
と、ウンザリした様な気持ちを込めて確認をされてきた。
私;<私も無くたいね。>
その後は、財布が見つかるはずも無く、何も変わらないまま再度発車。
更に、後席の苛立ちが感じられて来た。
私;<とばっちりは、ご免だ。>
そんなこんなで何とか現着。
そして、無事に精算を済ませた後に再度車内お捜査。
全く無い事を確認後、そそくさとその場を後にした。
其の後は、しずかなままに帰庫。
私;『日曜日の夜に奇跡のノルマ・クリアだ。』
本日の売上;ノルマの104%
出庫早々に、私はホテル紹介業者へ転向。
配車で病院の病棟口へ到着すると、高齢のご夫婦がお待ちになっておられた。
私;『どちら迄でしょうか。』
お客様(ご主人);『突然に泊まる事になってしまって、何処かホテルがありますか。』
以前にも泥酔者や不倫カップル?に同じ依頼を受けた事があった。
しかし、今回は、これまでの目的とは別。
私;『他のお客様から、最近のビジネスホテルは予約状況が混んでいる様です。探しては見ますが。旅館では駄目ですか。』
お客様(ご主人);『ホテルが良いです。』
私;<さてさて、どうしようか。>
ホテルと旅館の違い
とりあえず、我が社をご贔屓にしていただいている”旅館”にご案内。
私;『どちらから来られたのですか。』
お客様(ご奥様);『福島県。』
私;『遠くから来られたのですね。』
お客様(ご奥様);『泊まる予定では無かったので困っています。』
私;『そうですか。旅館ですが、駄目ですか。』
と判断をあおぎつつも旅館へ到着。
お客様(ご奥様);『私が一緒に行って聞いてきます。』
私と奥様が同行。
旅館の女将さんと交渉の末に宿泊決定。
お客様(ご奥様);『ありがとうございました。』
そして、周辺のコンビニや食事処を地図にしてご説明して完結。
乗車料金は、三桁で完結。
しかし、
私;『泊まる所が見つかって一安心。』
そんな夜の始め頃にJR駅への配車。
到着すると、如何にも結婚式の二次会と思われる若者集団を発見。
私;『三次会への面々か。無事に完結する事を祈るのみ。』
お客様のお名前を確認してご乗車。
私;『どちらまで。』
お客様(女A);『〇〇〇カラオケ屋。』
私;<随分と遠いところへいくな。早く縁を切りたい集団だ。>
ここへのルートは、複数考えられる。
が、時間帯と信号機の数等を考慮して自分なりのルートを決定。
途中までは何事も無く進行。
ところが、最後の分かれ道に差し掛かると、
お客様(女B);『え?。こっちを行くの。おじさん、道知らないの。』
と、言われると予感していた疑問を投げかけられた。
私;『私は、こちらの道の方が近いと思っています。』
と言い切って、そのまま進行。
その後は、トラブルにならずに現着。
ところがその後、明け方頃にまたこの集団に遭遇する事になる。
その時には、更に厄介な事に巻き込まれる事になってしまうのであったが。
何をしても今回は完結。
そして、深夜3時にはいつもの様に暇になり熟睡タイム。
私;『しっかりと寝たな。』
そんな間も無く深夜割増時間帯が終わろうとする頃に、タクシー乗り場に”あの集団”がやって来た。
そして、私のタクシーにその内の男女2人が乗ってしまった。
私;<ノートラブルを祈るのみ。>
私;『どちらまで?。』
お客様(男);『右へ、その次を右。その次を左。』
私;<厄介な酔っ払いだ。>
それでも指示のまま進行。
始めに男性が降りて、女性の指示にしたがい進行。
まもなく、女性が男性と電話をし始めた。
すると、
お客様(女);『運転手さん、財布が落ちていない?。』
直ぐに車を止めて、お客様の承諾を得て車内を捜査。
私;『無い様です。先程の所へもどりますか。』
そんなこんなで無駄な時間だけが過ぎて行く。
お客様(女);『この止まっている時間もメーターは、上がりますね。』
と、ウンザリした様な気持ちを込めて確認をされてきた。
私;<私も無くたいね。>
その後は、財布が見つかるはずも無く、何も変わらないまま再度発車。
更に、後席の苛立ちが感じられて来た。
私;<とばっちりは、ご免だ。>
そんなこんなで何とか現着。
そして、無事に精算を済ませた後に再度車内お捜査。
全く無い事を確認後、そそくさとその場を後にした。
其の後は、しずかなままに帰庫。
私;『日曜日の夜に奇跡のノルマ・クリアだ。』
本日の売上;ノルマの104%
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