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2024年9月11日水曜日

『この会社に来て丸2年になりますよ』

事務のおばさん;『そんなになるの。もうベテランだね。

ふと、新人さんがルートや夜の店が分からなく、配車側でも苦労している情報が耳に入ってきた。
そんな時に、私が此の会社の入社前後と事を思い出してしまった。
私;『私も入社を決めた時には、此の地域の地理やお店が全く分かりませんでしたよ
事務のおばさん;『でも初めから迷わずに行ってましたよね。
私;『いやいや、今でも分からない所はありますよ。勘と度胸ですよ(笑)
事務のおばさん;『へえ。そうなの。
現実は、入社前には此の地域の全域を隈なく自分の運転して回った。
その後は、仕事している間に調べていた。
ナビゲーションシステムを当てにしていたら仕事にならない。
事務のおばさん;『問題児の一部ドライバーからは「此の会社にはナビの装備はないおのか」とクレームがあるよ。
私;『ナビは、個人持ちですよ
この稼業は、個人の努力&工夫がなければ、売上UPは望めない、と思う。

2016年8月4日木曜日

2016年8月2日(火)

勤務時間:18:30~08:30

会社の整備担当;『やはり、オルタネーターが原因だったよ。バッテリーは、かなり弱っていた。無事に戻って来れて良かったね。』
と連絡を貰い、我が愛車で無事に出庫。

しかし、今夜は、
私;『大雨洪水警報が発令中の夜、しかも、今週末はお祭りだから、人が出て来るはずがない。』

そんな暇な夜を過ごしていると、一人の年配の男性がタクシー乗り場に現れた。
先頭で客待ちしている私のTAXIに近づいて来たので後部ドアを開けると、
お客様;『私が乗るとは限らないよ。
と、私に話し始めた。
私;<また、厄介な人が現れたな。こんな面倒な人は、乗らなくても良い。>
と思い、
私;『他TAXIが沢山客待ちしていますので、お好きな車へどうぞ。』
と対応すると、何故か私のTAXIへ乗り込んできたが、また此処で厄介な事になった。
お客様;『私の自宅。
私;<また、面倒な。
無事に完結する事を願いつつ、
私;『ご自宅は、どちらでしょうか。』
どうせ暇な夜だから急いで発車する必要もないので余裕の対応。
すると、
お客様;『お宅の会社は、自宅から電話すると私の家の住所が電話番号から解かるよね。ならば、TAXIからも解かるよね。
と自宅の家の電話番号を言い始めた。
私;『分かります。少々お待ちください。』
と車内機器を操作して自宅情報を表示させると、
私;<あ。この家は、私がこの業界に入ったばかりの頃に私がビビって嫌な体験をした家だ。厄介なはずだ。>
この業界に入って三年余もすると、少しの事では驚かなくなって来たので、会話もしながらも無事に到着。
しかし、現着しても直ぐには降りようとせずに、
お客様;『今は、道路が解からなくなってもナビがあるから良いね。
と話し始めた。
私;『否、このナビは、個人装備品です。会社では用意してくれません。
と私が返事をすると、
お客様;『それは変だ。そんな物は会社で用意しないと。会社と交渉すべきだ。
私;『ありがとうございます。私もそう思います。
そんな事を話しながらも漸く降りて行かれた。

しかし、 
私;『連日のマイナス歩合。今後の生活が不安。それこそ、会社と交渉しないといけないと思える。
と、今夜もマイナスで帰庫。 

         本日の売上;ノルマの54

2016年2月9日火曜日

2016年2月8日(月)

勤務時間:10:00~01:00

暇な駅前で客待ちしていると、私の車に向けて手を上げている人を発見。
車を移動してその方の所へ付けると、
お客様;『〇〇地区へ。』
と、言った場所は、
私;<一つ隔てた向こうの谷の更に山の上の方。料金は、そこそこな金額にはなるが、この時期は避けたい場所。>
已む無くお客様をお乗せして発車。
道中、事故もなく現着。

しかし、その場所は、山つきの狭い坂を上った最後の民家。
私;<帰路をどうしよう。>
と、Uターンしようと転回場所を探す為に車を先に進めると
私;。ナビがずれている。ナビ上には道があるが、自車の前には道がない
良く前方を見ると、
私;『。雪が、道を覆って道を狭めている。ここから戻るのがベストの選択。無理しない。 
已む無く、狭いカーブの下り坂をバックで戻り。

その様子を先ほどのお客様が心配そうにジッと見ていた。
何とか無事に転回終了。
お客様にもご挨拶して、
私;『ありがとうございました。』
完結。

私;『明日は、雪の予報。嫌だね。
 
            本日の売上;ノルマの94

2015年6月6日土曜日

2015年6月5日(金)

2015年6月5日(金) 乗務

  (残業;1時間)

私;<本日は、これから激しい雨降り。しかも、肌寒い。人は出てこないだろうな。
しかも、、動き始めてみれば、本日の売上の中で千円以下の短い物が7割を占めている。
私;<これでは気持ちも萎れてくる。>

それでも辛抱強く客待ちしていると、中年男性が乗って来られた。
お客様;『〇〇へ
私;<この地域の乗車料金は、今日の中では乗車料金は良い額になるが、もう少し期待したいね。>
そんな事を願いを込めてタクシーを発車。すると、お客様が寝息を立てて寝始めてしまった。
私;<参ったな。この様なお客様は、入社草々で遭遇した失敗談を思い出すね。あの時は、私がお客様が寝ている事に気付かずに、寝ない様に走行途中の都度々に方向を確認していたが、お客様が寝ぼけていて最終的には山の中の行き止まり迄行ってしまった。会社でも走行場所を確認していて状況を心配してメッセージをくれたな。>
今日は、同じ轍を踏まない様に気をつけていたが、前回以上の怖い思いをしてしまった。 
私;『この先は、お寺さんの方へ曲がり、突き当りを左折すれば宜しいですね。』
すると予想もしない返事。
お客様;『言っている意味が解らない。』
私;『・・・。』
私;<寝ぼけているのか、起きているのか。>
私;『それでは、このまま行き、グリーンセンターを右折して行けば良いですか。』 
お客様;『そこを曲がって、突き当たりを右へ。』
指示通りに行くと、段々と山の中に入って行き、しかも、道も狭くなり、人家も無くなって来た。
私;『お客様、このまま行くのですか?。』
お客様;『え?。ここは何処?。』
私;<え?。しっかり寝ていたのかよ!。>
私;『グリーンセンターを右折して、真っ直ぐ来ましたが。』
お客様;『来過ぎ、この手前の交差点を右折だよ。』
私;<突き当たりと言ったではないかよ!。>
私;『申し訳ありません。それでは戻ります。
とは言っても山の中の狭い道でのUターンは、冒険。
私;<車の右側は、崖下。Uターンすると、右前輪が崖から落ちる。怖いがショウガナイ。>と必死な思いでUターン。
お客様;『ここで右折して行った左の家。』
と、現着すると、
私;<やはり、お寺さんを右折して来た方が早かったではないか!(怒)。>

そして本日最後のお客様。
会社よりの配車でお迎えに行くと、行く目的地を悩んでおられた。 
お客様;『最寄のJR駅に行こうかと思ったが、早く帰りたいから、峠向こうのJR駅に行きたいが乗車料金は、どのくらいかな。』
私;<このお客様を最寄駅まで送って、本日お仕舞いと思っていたのにな(悲)。しかも、その方向は、地理不案内。更に、どこ経由で行くべきか悩むな。>
と、思いつつも止むを得ない。
私;『1万円を少し超えますが。2万円迄は、いきません。』
お客様;『それじゃ、そのJR駅へ。クレジットカードは使えますね。』 
私;『かしこまりました。クレジットカードは、使えます。』
私;<地理不案内だが、何とかなるさ。>
と、朝の時間帯の国道で、タクシー方向転換(怖~)して、発車。
道中、お客様と話しをして行くと、お客様は長距離便ドライバーで、トラブルがありJR経由で会社へ帰る様であった。
私;『長距離便の場合、始めての場所へ行く時は、地理は予め調べておくのでしょうか?。』 
お客様;『昔は、紙の地図を全国分持っていたが、今ではスマホで調査しながら行く。ナビで行くと、道を覚えられない。』
私;『随分とスマホを使いこなされているのですね。』
そんな話しをしながら、お客様(長距離便運転手で道にはプロ)に目的地をお聞きしながら何とか無事に現着。
私;『無事に到着して一安心しました。』  
お客様;『ありがとう。』

しかし、この遠くからの帰庫は、
私;『あちゃ~、残業だ~(悲)。』

            本日の売上;ノルマの142%