2020年1月5日日曜日

2020年1月5日(日)

     (30分、残業)

始業前点呼を終えると、
配車担当;『ジャンボタクシー、宜しく。』
と同じ班のメンバーに声を掛けている。
その様子を見ていると、
私;<おやおや、ジャンボタクシーのロングだよ。>
おそらくは此一本で本日のノルマ・クリアしそうな雰囲気。
だが、
私;<私には縁のない話し。>
そんな我が身に、
配車担当;『14時に予約が入っているから。』
このお客様は、本年初で、良くご指名をいただく高齢の女性。
若かりし頃は、バリバリの経営者。
どういう訳か私を良くご指名いただいている。
私;<感謝の思いだ。>

この日の昼間は、正月休みも本日でお仕舞いなこともあり、
私;『暇じゃのう。』

予約のお仕事もあり、いつもよりも早めの昼休憩。
それを明けて直ぐに、予約時間まで早いが遅れるよりもマシなので、予約のお客様に直行。
かなりの時間調整後にご自宅に到着。
お声がけの後に、かなりの荷物の積み込み。
予約時間から約30分過ぎて漸くの発車。
そんな行き先は、新年の挨拶周り、他。
彼方此方と廻り、更に、言った先でも、
お客様の訪問先;『運転手さんにも・・・。』
と、我が身にもお年玉を頂戴した。
その後、最終的な目的地に到着。
お客様;『運転手さんには、お酒を飲まないから、お赤飯とお年玉を気持ち包んでありますから、これをどうぞ。』
と、大きなお荷物を頂戴した。
私;『ありがとうございます。本年も宜しくお願い致します。』
そして、お迎えの予約を頂戴。
お客様;『帰りが遅くなってしまうので、申し訳ないですね。』
私;『いえ、かまいません。』
と、完結。

その後、時間調整をしてからお迎え。
帰路も立ち寄った後に、無事にご自宅までご案内。
お客様;『遅くなりすみませんでしたね。』
私;『いえ、ありがとうございました。また、本年も宜しくお願い致します。』

結局、30分帰庫オーバー。
だが、締めてみればノルマ・クリアせず。
私;『アチャー。』
この1~2月は、辛抱の期間。

 本日の売上;ノルマの97%

2020年1月3日金曜日

2020年1月2日(木)

本年の初乗務。
私;『本年一年、無事故で乗り切りたいね。』

始業前点呼を終えると、
配車担当;『今日は、忙しくなると思うよ。』
との言葉を背に受けて出庫。

ところが、タクシー乗り場でお乗せしたお客様がワンメの二連荘。
私;『おいおい。』

そして、この後の配車が、いつもの酔ったお客様のお迎え。
私;『どうせ、「帰りの指名するよ」と言いつつ泥酔して忘れるのでしょうな。』
お乗せしていつもの場所に停車。
漸くの4桁の乗車料金。
そして、案の定、このお客様からの指名は、いつもの如くに無し。

更にこの後の配車先のご自宅は、
私;『配車先のご自宅は何処にある?。分からないよ。世間は真っ暗だしね。』
そうこうする内にタクシーを依頼された家の方がタクシーに近寄って来られた。
お名前を確認して玄関先に漸くに到着。
すると、
お客様;『近くてすみませんが、・・・。』
と言われた場所へのルートが分からない。
ここで、お客様に確認しても
お客様;『運転手さんにお任せ。』
と言われて困ってしまった。
やむなく、来た道を戻るルートを提案して、発車。
お客様;『最近は、酒を飲んで運転すると大変な事になるから。』
私;『ハイ。万が一、酒を飲んで運転して何か有れば、一生が台無しになります。』
そんな話しをしつつ詳細な道を誘導していただき現着。
締めて約¥1.4K円也。

この後は、さえない状態が続く。

こんな夜の深夜零時過ぎに
私;『え?。その店から指名されるお客様は、いないのだがな?。』
遠くに居る我がTAXIに配車。
急ぎ駆けつけると、
私;<珍しいね。このお店からの依頼は、しかも、いつになく泥酔状態。>
良く指名していただくとは言え慎重な対応を心掛けて、ご自宅までご案内。
私;『ご自宅の玄関までご一緒しますか?。』
念を押して、ご無事のご帰宅を願いつつ完結。
乗車料金は、いつもとほぼ同額。

新年二日目の夜に開いているお店が少ないこともあり、若い世代の多くはカラオケ屋さん。
すると、深夜零時頃には、そろそろと帰宅の人達が増えて来た。
こんな時にロング2本にも遭遇。
私;<お陰様だね。>

そして、泥酔の若者が消え始めた午前4時頃に、
お客様;『お店を終えての帰りなの。』
と言う熟女。
その方の行き先を確認して発車。
ところが、
お客様;『すみません。実家と自宅を間違えてしまいました。XXX区へ。』
との事で、急遽方向転換。
だが、ここで私が大きな勘違いをしてしまった。
新しい行き先を似た名前の地区を次の行き先と思い込み正反対の方向へ進行。
勿論、その場所に近づいて見ると、
私;『あれ???。』
ここで我が頭の思考停止。
と、
私;『!!!』
私;『すみません。私が地区を勘違いしておりました。新年早々に申し訳ありません。』
即、進路変更。
その後に何とか現着。
当然、乗車料金は、大サービスのおまけして、かなりの金額の自己負担。
私;『これに懲りずに、本年も宜しくお願い致します。』
と、平謝り。

2020年、大変なスタートとなってしまった。
それでも、
私;『本年一年は、無事故で終えたいね。』

 本日の売上;ノルマの144%

2020年1月1日水曜日

2019年12月31日(火)

         (早上がり)

本年最後の乗務。
私;『暇だよね。』
と思いつつお迎えに行ったコインランドリーはいつになく混んでいる。
お客様;『いつもはこんなに混んでいない。』
と言われていた男性の行き先は、
私;<大晦日にパチンコ屋へ?。>
そして、ドアを閉めようと
私;『腕が当たりますが。』
お客様;『腕が当たれば、後で会社に請求書を送るから。ワハハハ。』
私;『・・・(冗談とも思えないよ)』
私;『ぞれではドアをお閉めしますね。』

昼間にお乗せした高齢の女性。
お客様;『すみません。障害者手帳を持っているのですが。』
との割引のお客様。
私;『ぞれでは清算の時に、お名前を拝見させていただきますね。』
と、清算の際に手帳を拝見。
すると、
私;<?。顔写真は、大原麗子風だが・・・。若い頃は綺麗だったのだな。>
本人の確認する事も出来ずに、割引。
私;<本当に本人?。>
不思議な国・日本。

こんな午後。
見通しの悪い脇道から本線に出ようと、歩道の手前で一旦停止。
その後、徐行しつつ前進して行くと、
私;『右の歩道をスマホを注視している歩行者だ。』
と、即停止。
ところがところが、
私;『あれ?。車に全く気が付いていない。』
タクシーにぶつかる瞬間にクラクションを鳴らす。
それで漸く気が付いた。
私;『停止している車に、歩行者がぶつかるとは不思議な時代だ。』
しかし、現実問題として、スマホをやりながらバイクを運転していて衝突事故を起こす運転者がいるのも事実。
私;『怖い怖い。』

2019年大晦日。
私;『暇じゃのう。二年参りのロングの人にでも遭遇しない限りノルマ・クリアは不可能。』
と、結局、早上がり。

2019年、何とか乗り切れたことに感謝。

 本日の売上;ノルマの80%