2019年11月5日火曜日

2019年11月3日(日)

私;『昨日の疲れが残りシンドイね。』
と、無事故を祈念しての出庫。

ところが、始業前点呼の為に事務所に顔を出すと、
配車担当;『今日は、忙しいよ。明日の朝に、ロングの仕事が2本ある。』
との情報。
私;<一番に眠たい時間帯には、ご免だよ。>
と、
私;『若い人にお任せします。』
そんな事を依頼しての出庫。

11月の例年は、タクシー需要も落ち着いてくる時期の三連休の中日。
ショートやミドル級のお客様が散発的に繋がっている。
スナックのママさん;『今夜は、タクシーは忙しかった?。』
どうやらお店関係は、然程ではない様子。
私;『夜に呑みに来ても帰りはタクシーを使わずに代行で帰る方もいますから、タクシーは厳しいです。』
更に、深夜21時~零時頃には、超ショートばかり遭遇。
これが後々にまで影響して、
私;『厳しいのう。』

こんな夜の深夜2時前に、タクシー乗り場から若い女性がお一人様が乗られて来た。
私;『どちらまででしょうか。』
その行き先は、
私;<おやおや、二千円台後半コースだね。このお客様の行き先は、おそらくはあそこ周辺だったが。>
予想して目的地と思われる場所少し手前でご案内。
すると、
お客様;『まだ真っ直ぐ。』
との意外な指示。
しかし、そのまま直進。
私;<もう、ここら辺が人家の終点のはずだがな。>
と確認すると、
お客様;『まだ真っ直ぐ。』
私;<え!。この女性のお客様は、山姥か?。>
嫌な思いをしつつ山の中に突入。
当然の如くに、この先にある廃業した温泉施設の案内の看板に到達。
ところがここでも、
お客様;『まだ真っ直ぐ。』
私;<完璧に寝ぼけている。>
寝ぼけたお客様を起こして目的地を確認。
すると、
私;<ほらね。私が最初に予想した場所だよ。>
ようやく山の中から山姥に出くわすことも無く帰還しての予想を上回る乗車料金にて完結。

そして朝方となり、ボチボチと小康状態となって、タクシー乗り場でノンビリしていると午前4時前男性3人組がお乗りになって来られた。
私;<ラッキー!。これでロングに当たる事は避けられた。行った先で休憩しよう。>
彼方此方と回っての約4.5K円にて完結。

すると、そこへ思いがけない配車が来た。更に、事務所よりの電話。
配車担当;『その説明資料を事務所で渡すつもりだったが。丁度、そちら方面で完結したから。』
とのこと。
私;『あ~ア。』
だが、配車の内容のお迎え先のご自宅の説明は、地元ではないのでチンプンカンプン。
更に、送り先の場所もチンプンカンプン。
そして、お迎え先のご自宅の住所をナビに入れて向かってみたものの該当する家がない。
その後、何とか探し当ててご自宅に到着。
私;<さて、目的地はどこにある?。>
ナビで目的地なる場所を探していると、
お客様;『私が分かるから説明します。』
ナビとお客様の説明にて何とか接続する観光バスの予約時間に間に合い到着。
おかげ様の万収を少し下回る金額で完結。

地元に戻り、タクシー乗り場に着けと若い集団がいた。
その内の男女2人が乗り、
私;『どちらまで。』
と、経由地&行き先を確認しても曖昧な返事。
とりあえず最初に出た場所に向けて発車。
しかし、その道中でもはっきりしないまま。
お客様(男);『それじゃあ、XXX公民館に行って。』
私;『そちらを経由してから最初の目的地で宜しいですか。』
何とも大回りルートを指示したのでそのまま走行。
この後、何とか最後の場所に到着。
すると、万札を出されて来た。
私;『千円札は、無いでしょうか。』
お客様(女);『無いです。』
との事で、釣り銭の硬貨を渡して、次に千円札を渡すと、何と、
私;<スマホで釣り銭が合っているのか否かを確認するの?。こんな金額は、暗算でしょ。>

何とも驚きの今どき世代に遭遇して、
私;『お疲れの本日も無事故でお仕舞い。』

 本日の売上;ノルマの137%

2019年11月3日日曜日

2019年11月2日(土)

私;『昨日は暇だったから、今日は忙しいかな。』
と期待しての出庫。
が、
お客様;『今日は、人があまり出ていないね。』
予想に反した世間の様相。

そんな今夜の初っ端は、配車先に到着するとお買い物を終えたご婦人がお待ちの状態。
目的地をお伺いすると、
私;<あそこの家か。>
と発車。
道中、
私;『いつもより随分と遅いお買い物ですね。』
そんな会話をしつつ混み合う道路を無事にご自宅に現着。

ところが、その帰路で、
私;『何故にこんな遠くの私に配車?。』
時間予約の配車がきた。
ルートに悩む余裕もなく急行。
何とか時間ギリギリで到着。
そして、お乗りいただいたお客様方の行き先は、
私;<さて、ここから其処へどういうルートで行こうかな。>
直ぐに妙案が浮かばぬまま支障のない所まで走行。
すると、ふと良いルートが浮かび
私;『この先の路地を右折して参りますね。』
何と最適なルートを発見して走行。
そして、無事に現着。

するとまたもや、
私;『こんな遠くからの時間予約の配車?。間に合うかな?。』
行き先が理解出来ぬまま走行。
私;『狭い路地だな。脱輪だけはご免だ。』
夜間なので周囲に留意しつつ予約時間ギリギリで現着。
すると、家の中から恰幅の良い男性が出て来られた。
その行き先は、私の一般的なルートを提案すると、
お客様;『夜間だから狭い道を避けて、遠回りでも広い道を行こう。』
とのご指定で、料理屋さんに向けて発車。
そして、行き先を伺うと、
私;<あ!。あそこのご自宅か!。>
と、道案内をいただかなくともご自宅に発進。
そんな道中、

お客様;『定年過ぎてもバイトでもして仕事して行くのが良いね。責任もないし、ボケ防止にもつながる。』
私;『そうですね。』
更に、
お客様;『最近、飲み屋街はどうだい。』
私;『今は、昔の様な賑わいは無いですね。そろそろ11月中旬頃には早い企業では忘年会も始まりますので、尚更ですね。』
そして、無事に縁石の始まる18時半丁度にお店にご案内。
私;<安堵。>

ところがこの後にお迎えに行ったイベントホールで待って居られたお客様は、
私;<おやおや、どうしようかな。イベント後で大渋滞のルートの家があるが。>
と、ご乗車されたお客様とルートの確認。
お客様;『上からで良いですよ。』
ルートも決まり発進。
ところが、その後に
私;『どなたも考える事は同じですね。』
何とこのルートも大渋滞。
そして、その後に遅延を挽回すべく狭い路地に入ろうとすると、
お客様;『夜間に狭い路地は危ないですから、このまま直進で良いですよ。』
とのこと。
私;『ですが、このルートでは遠回りになりますが。』
と確認しても、
お客様;『それでも良いですよ』
とのことで、広い道を継続して走行。
私;『先程、お乗りいただいたお客様も夜間の狭い路地は危険とのことで広い道を選ばれました。』
そんな話しをしつつ無事にご自宅に到着。

そんな今夜は、比較的に配車が少なくタクシー乗り場へ着ける事が多く、
私;『今夜は、効率的だな。』

こんな夜のラストのタクシー乗り場からご利用のお客様方。
目的地をお聞きして、
私;<さて、ルートは、途中が狭い道と広い道の二通りがある。どうしようかな。>
とは思うものの、広い道を提案して了承をいただき発車。
お客様A;『運転手さんは、どちらから来たの?。』
他お客様の質問の趣旨は、今の会社の合併する前の会社の所属をお尋ねの様子。
私;『私は、合併後に入社してきました。お客様からは同様な質問を良くされます。どうも運転手の対応に大きな差がある様ですね。
お客様A;『どうりで、対応が丁寧なのでわかった。』
お客様B;『会社で差があったの?。』
そんなこんなの会話から、
お客様A;『路線バスの運転手さんの年収も安い様だね。』
私;『ハイ、聞いた話ではタクシー運転手よりも安い様です。
お客様B;『へえ~。そんなに安いと生活が大変だね。』
その話しの中からお客様のお仕事の概要が判明。
私;『今の大型トラックは、デジタルのタコグラフが装備されていてキツイ様ですね。
たまに指名していただいている長距離ドライバーのお客様から得た情報を元に話しをすると、
お客様A;『そう。今は、ルール通りに運航しないと、直ぐに会社から電話が入る。昔の様にはいかないね。』
そして最初の経由地に到着。
お客様A;『この先は、幾ら掛かるの?。』
私;『(行き先の地区は、このずっと上だろうから)そうですね。後千円余りかと思われます。
と言うと、
お客様A;『それじゃあ、此れだけ置いて行くから、余ったら運転手さん取っておいて。』
と千円札を2枚を余分に置いて降りて行かれた。
そして、連れのお客様の道案内でご自宅周辺の道案内をお願いして到着。
しかし、この場所は、予想に反して、かなり手前。
私;『これでは、お釣りがかなり出ます。
お客様B;『いえいえ、彼が言っていたから、運転手が取っとおいて。』私;『いえいえ、これは頂き過ぎです。
固辞するものの、
お客様B;『私が貰うわけにはいかない。』

やむを得ず頂戴して、
私;『ありがとうございました。』
と、感謝の完結。

私;『これにて本日も一件落着。』

 本日の売上;ノルマの165%

2019年11月1日(金)

出庫前に洗車場にて作業していると、いつもは来ない役員様がご自慢の高級車で現れた。
私;『暇なのね。』
と傍観。
すると、この後の嫌な幕開けとなる会社からの電話が私宛に来た。
私は、自分の作業を止めて、依頼された物を専務に渡すと、自分の事ではないことで怒られた。
私;『?。』

その後、事務所に始業前点呼で顔を出すと、
役員様;『何故、出庫前に洗車しているの?。』
と怒り顔。
私;<この役員様は、どこか精神に障害でも発生しているのか!。どうでも良い事で直ぐに怒り出すぞ。>
何とも気分の良くない出庫となった。

当然、結果も思わしくなくワンメ三連荘。
私;『駄目な会社だな。もう、この会社の先行きには、暗雲垂れ込めているぞ。』

この後の流れが変わったのは、JR駅前で二番手に待機中に我がタクシーに近寄って来られた見覚えがあるご婦人。
お客様;『こっちのタクシーに乗ってもよいのですか?。』
好印象のお客様なので、笑顔でドア・オープン。
そして、行き先を伺うと、
私;<あ!。あそこのご自宅か!。>
と、道案内をいただかなくともご自宅に発進。
道中、身の上話しになり、
私;『色々とご苦労されたのですね。』
お客様;『そう、周りの人達からは、何も悩みが無く来た人に見える様ですが。』
これまで知らない一面を知って、無事にご自宅にご案内。
これが本日初のギリ四桁超え。
私;『これで、何とか流れが変わるかな。>

その後、ロングは無いもののマズマズの単価が、夜に入っていても繋がっていた深夜零時頃に配車。
配車担当;<ご指名>
と、このお客様が夕方に歩いておられる姿を見かけたので、ご指名が来ることを予想済み。
お店に現着してお声がけして待機していると、お客様がご乗車されて、
私;『ご自宅で宜しいですか。』
と帰宅便。
お客様;『この仕事、いつまで続けるの。』
とのお声がけ。
私;<この質問は、私が夜勤の日数を減らす依頼を課長にしていた時に、課長から聞かれたのと同じ質問だな。>
ふと、数か月にも及ぶ勤務調整の会話を思い出した。
私;<その時は、「もう、ボチボチ考えています。この仕事は、キツイので。」と返事したな。>
そんな今日の返事は、
私;『私は、この仕事を細く長くやるつもりです。』
すると、
お客様;『じゃあ、俺の指名が無くなれば、辞めるのか。』
私;『そうですね。』
お客様;『ワハハハ。』
他のドライバーが嫌がる此のお客様で、指名するドライバーも数人のみだが、私にはなかなか面白いお客様をご自宅までお送りして完結。

その後も2本終えて、
私;『出だしの嫌な気分を無事故で一日何とかやり終えた。
安堵の帰庫。
勿論、途中の暇な待機中に車内外を清掃もしている。

私;『つまらん事で怒られる事など、真っ平ご免だよ。

 本日の売上;ノルマの133%