２０１８年１０月２１日（日）

昨日の締め日を以て私を此の会社への入社にあたり口を効いてくれた人が退社した。

元同僚；『俺も病気持ち出し、この仕事をしていたら死んでしまう。定年を以て退職する。』
とても他人事ではないのが退職理由であった。

そんな今日は、流石に、

私；『寝不足でシンドイね。』

女房；『無理だと思ったら休憩を取りなよ。』

私；『大丈夫。日曜日の夜なぞ暇だから。』

そんなツマラナイ会話をして出勤。

そんな乗務。
こんな夜のこんな時間に、
私；＜え？。こんな時間にお寺さん？。＞

とは思うものの

私；＜ご希望の場所へ、イザやスタート。＞

後席の会話が耳に入ってくるのを聞くとはなしに聞いていると、

私；＜お寺さんで葬式かな？。＞

それでもお寺さんに到着すると、

私；＜あれ？。暗いけどな。＞

とは思ったが、そこで清算。
締めて約￥二千円也。

こんな日は、配車に期待出来ないので、人の来そうなＪＲ駅前で待機を重ねる。

そんな夜の間も無く深夜割増時間帯になると言う頃に時間予約の配車。
予約時間へ途中で調整しつつ現着。
すると、若い女性が一人でタクシーに乗って来られた。
そんな目的地は、
お客様；『ここを下りて行った先のＪＲ駅へ。』
ルートを確認すると、

お客様；『私は、ここの人間ではないので地理が分からないので、お任せします。でも、電車の時間に、間に合いますよね。』

そして、発車して話しをして行く内に、

お客様；『この地域に来て事故を起こして車は、レッカー。そんな私は、知り合いのところでお邪魔して、この後に松本へ最終電車で帰るところなんです。』

私；『それならば、タクシーで帰りませんか。』

お客様；『私もタクシーで帰りたいのですが、任意保険の交通費が２万円上限で、松本までだとその上限を超えてしまうの。』

私；『深夜割増時間帯の前でしたら、上限には引っ掛かりませんでしたが。（残念）この時間では、確実に無理ですね。』

私；＜あ～、残念無念（泣）。＞

結局、約￥二千円弱で完結。

私；＜逃がした魚は、デカかった（泣）。＞

それを契機にして、次は人の来そうなタクシー乗り場へ移動。
ところが、今夜は途轍もなく寒い。

私；『寒さで肩が凝ってきたな。』

外にいるのも辛いので、車の中と外を行き来していると、
同僚；『体がフラフラしているよ。大丈夫。』
と声を掛けて来た。

私；＜寝不足と此の寒さが原因だな。＞

そして、車内に戻り休憩。

いよいよ時間は、深夜になるも世間は人の流れも途絶えて来た。

私；『さあ、寝るぞ。』

とは思うものの、
私；『ポツンとポツンと忘れた頃に来る配車では寝れないな。』

そんなＡＭ３時過ぎに、少し離れたＪＲ駅への配車。

私；『こんな時間に、そんな場所で、何処へ行くのかな。』

と思いつつも急ぎ向かうと、若い男性が寒空にポツンと待っておられた。

私；『大変寒い中をお待たせ致しました。』

と、目的地をお聞きすると、

私；＜え？。そんな時間に発車する高速路線バスがあったかな？。＞

と思案するままに高速バスターミナルに到着。
すると、案の定、

私；『バスターミナルは、真っ暗ですね。』

そして、バスの時刻表を確認すると、

私；『高速路線バスの発車時間を勘違いされておりますね。記憶されていた時間よりも２５分遅いです。』

そんなご案内するも、

私；＜こんな寒空に放っていけない。＞

それからバスターミナルが開くまでの４５分間、お客様をタクシーに乗せたままその場で待機。

私；＜こんな人の良い性格は、父親譲りかな。＞

こんな対応をしても売上は、￥２．５Ｋ円也。

ところが、この後に５時４０分の予約でビジネスホテルへの配車。

私；『この時間では、おそらく万収コースだぞ。』

もう、かなりの期待を込めてホテルに到着。
すると、出て来たのは荷物も持たない若いアベック。

私；＜なんじゃこりゃ（泣）。＞
本日二度目の大きなダウンを喰らう。
目的地へお送りして約￥１．５Ｋ円也。

私；『２万収と万収があれば、結果はかなり違っていたのだが。』

厳しき１１月度の幕開けとなった。

 本日の売上；ノルマの５６％