2024年11月24日日曜日

事故の翌日(乗務日)

 ;『今日は、仕事に行きたくないなあ。

酷く気が重い。
しかし、
私;『夜の稼働台数が少ないから休めないからねえ。』
気を取り直しての出勤。
私;『どうせ今夜の土曜日は、然程に忙しくないであろうから無理せずに乗務だ。』
すると、この日の乗務日報は、惨憺たるもの。
  営業回数;10回
  売上
    三桁;5回
    二千円超え;2本
私;『なんだかなあ。』
いくらなんでもね。
私;『お客様離れの進んだ此の地域でのタクシー稼業は、如何なものかな。』
それでも、
私;『今日は、無事故で終えることが出来て良かった。』

2024年11月23日土曜日

『久しぶりの事故報告書だ。しかも、こんなしょうもない、更に、こんな大きな事故。』

;『何故に、こんな何でもない所で事故を起こしたのかな?。

この日は、五連荘乗務の初日。
いつも出勤から気が重い。
更には、
私;『週末だと言うのに暇な街だなあ。』
そんな事を思いつつJR駅前にて待機。
そこへ来た配車。
私;『お。このお客様か。ご自宅へ行くね。』
しかし、お迎え場所は、大きなT字路の交差点のT字の頭にあたる位置にあるGASスタンド。しかも、当然ながら、GASスタンドは閉店している時間帯。
私;『いつも、この場所でのUターンには悩むんだよね。』
などと考えつつも配車先に現着。
私;<今日の此のお客様は、いつもの立っている位置と違うね。さて如何するかね?。>
GASスタンドのお迎えの駐車場に入りUターンしようと向かい側の駐車場に進入すると、
ガリガリ!
酷い音が鳴った。
〘事故場面〙
  道路(幹線)は、周囲より一段下がっている
  当然、GASスタンド&向かい側の駐車場は、道路より一段上
  駐車場の入口は、車の進入箇所のみU字形になっている
    〃    、その他の箇所は歩道となっており道路よりも上
  当車は、この車の進入箇所を一部を外して、歩道に乗り上げ
  エンジン下回りのカバーと前下バンパーを破損した(のみかな?)
私;<あちゃあ(泣)。しでかしてしまったか(泣)。>
車は、やむなく対向車線に逆走する形で移動。
お客様;『私の知り合いは、この様な停め方で、対向車に衝突された。気をつけねば。』
とのアドバイスをいただいた。
が、
私;<それでも、人身事故にならないだけ良かった。と思わねばね。>
その後、帰社して事故報告書の提出。
私;<あ~ア。もう、帰りたいねえ。>
そんな心境だが、夜の稼働台数が極めて少ないので、それも許されずに乗務を継続。

2024年11月18日月曜日

『おいおい。車内で両替するなよ』

お客様;『万札で良いですか?。

いつも帰宅の為にJR駅で降りられて自宅までタクシーにお乗りになるお客様。
この日もいつもの如くタクシーに乗車。
その後は、いつもの如くにコンビニエンスストアに立ち寄り。
暫しの待機の後に再び御自宅へご案内。
御自宅に到着して清算となった。
が、
いきなり、万札を出そうとされて来た。
私;<おいおい!。今、コンビニに立ち寄り買い物をされたのではないか!?。>
ふつふつと怒りが湧いてきた。
私;『すいません。本日の最初のお客様で千円札が無いのですよ。』
私;<あっても出さねえよ。>
すると、
お客様;『ちょっとお待ちください。』
と、自宅へ入ろうとされたので、私も同行。
すると、家の中から怒鳴り声が聞こえて来た。
私;<おいおい。こちらが迷惑を受けているのだがねえ。>
私;<タクシー清算もあるのだから、タクシー料金¥千円余をコンビニの釣り銭で準備しておいてよ。>
そんなこんなで、何とか無事に清算。
しかし、このお客様は、よくタクシーで両替することで同僚の評判が芳しくない。

2024年11月11日月曜日

いつものお客様

 ご主人?;『行き先を言った?。

私;『本日のラストかな?。』
との飲み屋さんへの配車。
私;『お客様は、おそらくは私が送って行った男性のお客様だな。
急ぎ迎いお店へお声掛け。
すると、
私;<あれ?。女性と一緒だ。>
私;<女性を途中で送って行くのかな?。>
暫し待機しての出て来られたお二人様は、
私;<あ。この女性は男性と同じお住いの方だ。>
と、お客様に行き先をお聞きせずに発車。
発車して直ぐに、男性のお客様が、行き先の確認を奥様に確認。
奥様?;『大丈夫。この運転手さんは、一番に良い方。分かりますよね?。』
私に確認されて来られた
私;『ハイ。分かります。』
ご主人?;『あ!。来る時の運転手さん!。
そんなこんなで、無事にお二人様を御自宅までご案内。

そして、
私;『ハイ。本日もこれにてお仕舞い。』

それは、何とバックで玄関先にタクシーを付けろとの指示。
だが、そこは道よりも上で、しかも、バック登坂。更に、進入路の両側はブロック塀、かつ、進入路は狭く、端は盛土で盛り上がっている。
私;『こんな雨降り&暗くなって、しかも、家の前の道路は丁度カーブだから、ここでタクシー車を家に向かいバック体制は非常に危険だよ。誰か家の人は誘導に付けよね。
孤軍奮闘しての冷や汗もので家にバックで進入。

私;『嫌だ嫌だ。田舎の古い家は。車のことを考えたつくりになっていないからね。』

2024年11月7日木曜日

『え!。こんな雨降りで、暗くなった時に、此処をバックで玄関先へ登坂!?。』

;『配車先の家の前だが、人の住んでいる気配が無いよ。

”橋から三軒目”との配車で辿り着いた家。
私;『?。此処は確かに三軒目だがなあ?。』
と思いつつ会社へ問い合わせると、
配車担当;『20m程、戻り。』
そんな不可解な返答。
私;<それでは配車内容と大変な隔離だぞ。>
それでも指示に従いUターンをしようと前進していると、
私;『あ!。1軒先の家だ。』
周囲の家の様子を伺いつつ前進していると、玄関先に集まる人の群れを発見。
そんなこんなで苦労の末に辿り着いた家の前。
私;『ギョエ!?。こんな狭い所をバック!?。』
なんと、家人が嫌な指示をしてきた。
それは、何とバックで玄関先にタクシーを付けろとの指示。
だが、そこは道よりも上で、しかも、バック登坂。更に、進入路の両側はブロック塀、かつ、進入路は狭く、端は盛土で盛り上がっている。
私;『こんな雨降り&暗くなって、しかも、家の前の道路は丁度カーブだから、ここでタクシー車を家に向かいバック体制は非常に危険だよ。誰か家の人は誘導に付けよね。
孤軍奮闘しての冷や汗もので家にバックで進入。

私;『嫌だ嫌だ。田舎の古い家は。車のことを考えたつくりになっていないからね。』