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【猫バンバン・プロジェクト第三弾】
今日も、出庫前の始業点検の為にボンネットを開けて子ネズミのチェック。
私;『昨日の処置が効果を発揮したのか、ネズミの形跡がない。シメシメ。』
安堵して出庫。
まず一本目。
配車で温泉施設へ向かう。
外で3名様がお待ちしていた。
私;『最低でも二千円は、行くだろね。』
と期待して目的地をお聞きすると、
お客様;『近くてすみませんが、・・・。』
私;<あちゃ~。>
とは思うものの
私;『お近くでもご遠慮なくどうぞ。』
と、道案内を頂きながら現着。
すると、三桁&割引で、精算。
私;<ガックシ。>
お客様;『遠くまで来ていただいたのに近くてすみませんね。』
とのお言葉をいただき、
私;『いえいえ、歩けば大変ですので、ご遠慮なくどうぞ。』
笑顔でその場を後にした。
その後、外国からのお仕事で来られた方をホテル迄お送りして、乗車料金;¥約3千円弱。
しかし、この後が何とも悲惨な三桁の連荘。
私;『駄目だこりゃー。』
それは、深夜割増時間帯に入ると尚更に人の気配が少なくなってきた。
そんなPM11時頃に、吞み屋さんからのご指名。
私;『ははあ~。いつも指名しているドライバーが、今日は休みだからな。』
余り嬉しくない配車。
狭い路地のお店に着けて待機。
すると、客とお店のママさんが乗って来られた。
私;<この店の客は、酔うと質が悪くなるからな。>
ママさんのご自宅も店の客の家も解かっているので、ママさん経由でご案内。
ところが、ここからが酔っぱらっている人の道案内なので、とんでもない事になってしまった。
私;『この小学校を右で宜しいですね。』
と確認のつもりでお聞きすると、
お客様;『そこ、左へ。』
私;<え?。このルートは、違うでしょ。>
とは思うものの指示に従い左へ。
暫く進行すると、
お客様;『これは、遠回りじゃなか。道知らないのか。』
私;<おいおい、このルートは、お宅の指示でしょ。>
とは思いながらも、
私;『申し訳ありません。料金は、値引き致しますので。』
その後は、遠回りとは言いながらも道は知っているので、何とか現着。
私;<この売上の厳しい状況での自己負担は、キツイ。>
この後に、お巡りさんに違反切符を切られるかと思う場面に遭遇。
交差点の角にあるお店にお迎え。
ここで待てば確実に交通違反は、承知済み。
ところが何と、はるか後方からパトカーの赤い回転灯が接近して来た。
私;『交差点から5m以内の駐停車禁止で危ないぞ。』
そして本日は、敬老の日の祝日ここで何らかの対処をとるか、早く客が出てくれば何のことは無かったのだが。
当然、パトカーが、私のタクシーの所に止まりお巡りさんが降りて来た。
お巡りさん;『交差点から5m以内は、止めては駄目だよ。』
私;『申し訳ありません。直ぐに離れます。』
何とか優しいお巡りさんに救われた。
私;『しかし、それもこれも早く出て来ないヨ、お客様さん。』
そんなこんなで、漸く出て来たお客様さんは、いつもの三桁のお客様。
私;<ガックシ。>
その後に、丁度千円のお仕事を終えて、
私;『本日も、目出度く交通違反にならずに帰庫。』
本日の売上;ノルマの69%
乗務、お疲れ様でした。
返信削除私;『お近くでもご遠慮なくどうぞ。』
さすがの接客ですね!!
私も近距離・ワンメのお客様こそ、気兼ねなく気持ちよくお乗り頂くよう尚一層の接客・声掛けに心がけております。
正直な気持ちは「ガックシ」ですが!(笑)
herbteaさん、いつもありがとうございます。
削除本音と立て前を切り分けないといけないです。
どの商売も同じだと思いますが。
様子を見ていると、それを切り分けない人には、クレームも多いです。
この対応をしていると、たまには良いことにも遭遇します。