勤務時間:18:30~08:30
同僚私よりも1年遅れで嘱託待遇になった同僚;『今日は、ノルマの半分行けば良い。希望は、ノルマ・クリア。』
高い望みを抱きながら出庫。
始業点呼を終えると、お客様が事務所へ声を掛けて来た。
私;『直ぐに手配しますので、タクシー乗り場でお待ち下さい。』
などその場で配車係へ声を掛けて、私はノンビリと自車へ向かうと、
お客様;『高速バスターミナルへ急いで行きたいのですが。』
と、急ぎの模様。
時間をおききすると、
私;<え!。もう直ぐじゃないか。無理無理。>
そうは言っても、躊躇しながらTAXIの準備していると、
私;『おや、いつもは出庫の遅い同僚が、今日は先に此のお客様を乗せて行くな。』
そんな驚きと共に無事に間に合う事を祈りながらも私も出庫。
そんな私の一本目は、ワンメで完結。
私;『先程のバスターミナルへ向かうお客様の方が効率的だったかな。』
と少し反省。
しかし、その帰路、JR駅のタクシー乗り場に向かっていると、
会社の配車担当;<バスターミナルへ。>
私;『え?。お客様?。』
などと、理解不能なメッセージがきた。
急ぎ駆け付けて、お客様らしき人を探すもいない。
会社へ確認すると、
私;<配車ではないのか(怒)。>
などと<小さな親切大きなお世話な>心遣いで有った事が判明。
私;<無駄な時間だ。>
その後、配車をいただくが此れも冴えない。
何と、
私;『キャンセル含めて、8本連荘が三桁とは悲しい。』
本日のノルマ・クリアが絶望的な様相になって来た。
こんな夜は、ミドルが狙えるタクシー乗り場を重点的に着ける。
その甲斐も有り、ワンメが1本有ったもののそこそこの稼ぎとなった。
そんな深夜3時頃に配車が入った。
私;『このお店、もしかすると、いつものご指名さんかな。』
配車には何も書かれていないが、気持ちを引き締めてお迎えに行くと、
私;<やはり、そうだ。>
このお客様は、いつもかなり出来上がっているので、言葉遣い等には充分な配慮が必要。そうは思っても、いつもご指名をいただくので
感謝々。
お客様;『貴方は、いつもいないからな。』
私;『申し訳ございません。』
何の指示をされなくとも無事にご自宅へお送りして精算。
かつ、チップも頂戴して完結。
この後、何と彼方此方と回る男性3人組のお客様にご利用いただき本日の最高額;¥5,000円。
私;『このおかげだな。本日の稼ぎは。』
そんな感謝をしつつも、私の苦手とする朝に突入。
私;『連日の”あとワンメで”ノルマ・クリアなのにな。』
とガックリ。
本日の売上;ノルマの98%
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