2024年7月26日金曜日

『運転手さん、良いことを言うね』

私;『どちらから歩いて来られたのですか

私が、JR駅前の先頭に着けていると、どこからともなく高齢の女性がタクシーに歩いて来られた。
私;『足元が危なかしげに杖を突いて来たが
後部ドアを開けて乗車案内。
まずは、ご自宅とは分かるが、
私;『どちらへ行かれますか
と確認しての発車。

お客様;『JR駅までの最短ルートは、今日行ったお医者さんの奥様に教えていただいたの。それまでは、ぐるっと大回りしていたの。
私;『その医者さんからJR駅までは意外と距離がありますからね。良かったですね。
お客様;『杖を突きながら、ようやくの思いで歩いているの。
歩いている様子からも分かる。
が、
私;『でも。自分の足で歩いて通院できるから良いと思わないとね。』
お客様;『良い様に考えないと。物も考え様ですね。

そして清算に。
お客様;『この福祉券がなくなったら、乗り合いタクシーの利用に切り替えます。
私;『そうですね。この町の乗り合いタクシー料金は安いですからね。』
私;<だが。そのしわ寄せがタクシードライバーに押し寄せるのだがね。>
そんな会話をしつつも完結。
お客様;『運転手さんに。
と、百円のチップをいただいた。
私;『大事な年金の中を、ありがとうございます。それでは、遠慮なく頂戴します。』
感謝を述べて、帰路へ。
影響で、
ボケ社長;『夜のタクシードライバー減る(?、減らす?)から、勤務体系を見直すから。
影響で以前から私が要望していたことにかこつけて、別件での話しの中で、そんな事を言ってきた。
私;<どうせ、夜は暇だから、夜の営業を縮小すれば(笑)。さすれば、私も退職するよ。

私;『段々と、ドライバーが去っていくなあ。』

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