私;『日報、次のものがセットされていない。日報、ファイルがぐしゃぐしゃ。燃料が半分近くで補給されていない。』
始業前点検をしてこんなを状態を発見すると、そのまま帰ってしまいたくなる。
今日も始業前点呼にてこんな状態を報告すると、予想通りの回答。
配車担当;『日曜日の昼間に乗務は、配車した記録がない。どうせ、社長だろう。』
私;<タクシードライバーにとって、お客様とは、お乗りいただく方は同然のこと、次に使用するドライバーもある面では客でしょう。>
こんな意識しか持たない会社のTOPでは、その会社は今後自然淘汰されていくであろう。
幸先良くない日では、ろくな事が起きない。
そんな日のラスト、
私;『こんな場所に、JR駅への配車?。』
と考えてみれば、
私;『そうだ。日曜日の夜の稼働台数は、無いのか。』
急ぎ現着すると、
私;<あれ?。JRの最終電車は遠に過ぎたのに、外国の方?。何故に?。>
そんな疑問を抱きつつも乗車案内。
すると、
お客様;『JRXXX駅まで幾らですか?。』
相手がカタコトの日本語なので正確な理解が今一つだが、こんな言葉を言われた。
私;『今が深夜割増時間帯なので、おそらくは¥6K円程になります。』
お客様;『え?。そんなにするのですか?。』
私;『今の所持金は、幾らですか?。』
お客様;『¥3,500円しかないです。』
私;『それでは無理ですね。』
お客様;『¥5,000円で行けないですか?。』
私;『それは、駄目ですね。』
私;『クレジットカード払いも出来ますが。』
お客様;『外国人なので、クレジットカードは無いです。』
私;<未収にして後日の決済は、かなりの不安もあるし。>
私;『向こうに着いてから友人に支払ってもらうことが出来ないですか?。』
そんなこんなの遣り取りをJR駅前で発車せずにやっていると、
配車担当;『もう、営業時間が終わるから、早く発車して。』
との業務連絡。
私;<何とかなるだろう。>
諦めの境地で発車。
その後、現着して暫くすると、嬉しいことに友人?が現れての無事に完結。
私;『あ~。シンド。』
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