2024年5月18日土曜日

『俺の順番じゃないぞ』

 ;『何だよ。あのドライバー達は、暇と思いまだ終業時間前と言うのに帰庫してしまったよ。

JR駅前の2番目に着けていた我がタクシーの周囲には他のタクシーが消えてしまった。
私;『しょうがないね。それでも、暫し待機するか。
それでも、間もなく終業時間が迫ったので、我がタクシーも帰庫へ。
ところが、洗車を始めるや否や、
配車担当;『出れる
と、配車順番ではない我が車に声を掛けてきた。
私;『かまいませんよ。』
代わりの出動。
すると、案の定、いつも散々に待たせる店で、今日も散々に待たされた。
私;<もう、既に終業時間を過ぎているから早く出てこないかな。>
漸く出て来ての何とか完結。

ところがその帰路、
私;『何故に、こんな時間まで一番の老体の我が身が、残業をせねばならないのか(怒)。』
そんな思いで走行していると、
私;『あれ?。こんな時間に、こんな所で手を挙げてタクシーを止めようとしている男性がいる!?。
即座に、片側二車線の中央寄りを走っていたが路肩に停車。
お客様;『助かった。』
私;『こんな場所で、何処へ行かれようとされていたのですか
事情をお聞きしての発車。
私;『良かったですよ。既に我が社は営業時間を終えています。通常でしたら此の時間は会社の電話もタクシーも稼働しておりません。
お客様;『ハイ。貴社へ電話しましたが、営業時間を終えた案内が流れていました。ありがとうございます。』
私;『田舎のタクシー運転手は、路上で手を挙げてタクシーを止めると言う行為には慣れておりません。丁度私で良かったですね。』
そんなこんな会話をしつつ準ロングの営収となり、また、帰庫オーバーにて無事に帰庫。

ところが、
翌日に更なる驚きのお客様に遭遇することになるのだが、それは別途のお楽しみ。

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