同僚;『日曜日は、暇でしょ。どうせ若い人達ばかりだよ。こんな日こそ新型コロナウィルスに感染せずに、無事故で帰庫したいものだね。』
昔に肺炎になった私にとっては、怖い病気。
常に前と後ろの窓を開けての乗務が日々続いている。
そんな一本目のお客様は、ビジネスホテルから
私;<え?。行き先が見えて来ないぞ。>
と思いつつも指示されるままのルートを走行しての約¥1.5K円にて無事に完結。
すると、そんな所への配車。
私;『え!。何故にこんな厄介なところに居る私へ配車!。』
ルートに難儀しつつ現着。
すると、案の定、しびれを切らした風の若い外で既にお待ちのお客様を発見。
私;『大変お待たせ致しました。』
と、行き先を伺うと、これまたルートに難儀する場所へ行かれるとの事。
結局、極一般的なルートを選択。
これまた先程と同額にて完結。
こんな夜は、案の定、若い世代ばかりが多い。
故に、単価も千円ばかりが続く。
そんな23時頃にタクシー乗り場で客待ちしていると、やはり若い男性の二人組が此方に向かって歩いて来る。
私;『1人は、電子タバコを吸っているな。』
警戒しつつ注視していると、我がタクシーに来たので、後部ドアをオープン。
しかし、電子タバコを手に隠す仕草。
だが、此処で、
私;『すみません。電子タバコでも車内では禁煙となっております。』
と依頼。
ここで電子タバコを消してくれたものと思い発進。
しかし、
私;<ウム。車内が臭い。しかも、変な臭い。>
と、前と後ろの窓を更にオープン。
途中のコンビニに立ち寄った時には、更にオープン。
私;<後で消臭剤を散布せねば。>
こんな苦労しても締めて約¥1.3K円にて完結。
そして、いよいよ未明から明け方になるにつれて人の気配が途絶えてきた。
私;『もう強制的な休憩タイムかな。』
と諦めモード。
そんな5時頃に自転車を押した若い男性がタクシーに寄って来た。
お客様(男);『この自転車、乗りますか?。』
私;<乗せたくはない。>
かつて、無理してママチャリをトランクに搭載して車体に傷が付いた経験から完璧な拒絶反応なので、積極的には我が方からは動かない。
そんな気配を察してか、
お客様(男);『無理な様ですね。それでは、此方の女性だけをお願いします。』
こんな遣り取りをしている内に、他の男性グループが現れた。
更に、色々と遣り取りをした結果。
お客様(男);『私は、自転車に乗って行くので、此方の女性だけお願いします。』
お客様(別の男);『それじゃあ、私達と行こう。』
私;<え?。自転車でも飲酒運転になるが。>
そんなこんなの遣り取りの結果の行き先は、締めて約¥4.7K円となった。
私;<面倒な人達だったが、本日の最高額。安堵。>
この後に、いつものジャンボタクシーの定期便のお仕事にて、本日は無事にお仕舞い。
私;『しかしね。今年一杯、こんな台数減らしが続くのかなア~。』
本日の売上;ノルマの97%
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