２０２０年２月１３日（木）

私；『今夜も、暇だろうな。』

もう完璧な諦めモードで出庫。

すると、案の定、
私；『暇だな。これでは、今日もノルマ・クリアなぞ無理だな。』

そんな初っ端のお仕事は、
私；『この店からでは、同伴かな。』
と思ったら出て来られたお客様方は、
私；＜え？。ここからそこの店に行く？。何故にタクシー？。＞

と少しイライラ・モードでも、後席の男性のお客様のお話しを聞いていると、
私；＜東京から来られたお客様か。その女性は、地元企業かな。＞
すると、
お客様（男性）；『こちらのタクシーは、親切だね。』
と言われている。
私；＜え？。これは、普通の事でしょ。＞
と思いつつ、目的のお店は直ぐに到着。
しかし、そのお店は、道路の反対側。
お客様（男性）；『ここで良いですよ。』

とは言われたが、
私；『お店は道路の反対側で危ないですから、お店の前にお着けしますね。』

車の頃合いを見てＵターン。

お客様（女性）；『私の軽自動車でも、ここでＵターンは出来ない。』

お客様（男性）；『流石ですね。』

私；＜このぐらいは、できますよ。下手な私でも。＞

気を良くして現着。
勿論、ワンメにて清算。

ところが、この後に配車されて行った約９Ｋｍ先のお店では、

私；＜どうせ、いつものワンメのご自宅へ行くのでしょ。＞

と思いながら、お客様の行き先を伺うと、

お客様；『呑み屋街。』

との意外な行き先。
私；＜ラッキー！。地元のエリアにも戻れるしね。＞
そんな車中で、

お客様；『真面目そうな運転手さんだね。』

私；＜私は、このお客様とは良くお会いするのだがな。＞

と、更にお話しをお聞きしていると、

お客様；『これからも指名するから名刺を頂戴。』

との依頼。

私；＜そんな事を言って、その後に指名された事は僅か。＞

とは思ったが、

私；『ありがとうございます。』

と、約￥４Ｋ円で清算後に名刺をお渡しして完結。

当然、この後にどうなったかと言えば、

私；『やはりね。指名なぞ来ないね。最初から期待していないから。』

そんな深夜零時近くにタクシー乗り場からお乗りのお客様。
私；＜この方は、あそこに帰られる方だ。＞
とルート展開。
ところが、

お客様；『途中で、コンビニに寄って。』

とのご注文でルート変更。
疲れてきた頭で何とかルートを組み立てつつ走行。
ところが、このお客様が変な事を言い始めた。

お客様；『私は、霊が見えます。』

と言いつつ具体的な場所について解説。
私；＜ビビりの私には、勘弁だな。＞
世の中、不思議な人はいるもので、目的地の直前にある橋についても
お客様；『その橋にもお婆さんがいるよ。』
などと解説。
締めて約￥４Ｋ円で完結して帰ろうとすると、

お客様；『気をつけて帰ってくださいね。』

と、怖さの駄目押し

私；＜おいおい。＞

そして、
私；『なんだかなぁ。』
と、深夜４時前には完璧に人が途絶えて熟睡モードに突入。

ところが、朝７時前頃に意外な配車がきた。
配車担当；『ジャンボタクシー。』完璧に私ではないと思っていたので、
私；『こんな日には、有り難いね。』
そして、セダンからジャンボタクシーに乗り換えて、予約時間に向けて目的地に出発。
その後、特に支障もなく完結。
締めて感謝の約￥９Ｋ円也。

そんなこんなの感謝の帰庫。

　本日の売上；ノルマの９６％